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ラモーンズのギタリスト、ガンで死去

2004年9月21日 12:00

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ジョニー・ラモーン
ジョニー・ラモーン
ニューヨーク・パンクを代表するバンド「ラモーンズ」のギタリストで、リーダー的存在だったジョニー・ラモーン(本名ジョン・カミングス)が、15日、ロサンゼルスの自宅で死去した。享年55歳。ジョニーは、5年前から前立腺ガンとの闘病生活を送っていた。臨終には妻リンダをはじめ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズジョン・フルシアンテパール・ジャムエディ・ベダーリサ・マリー・プレスリービンセント・ギャロらが立ち会ったという。
12日には、バンド誕生30周年を記念し、ロサンゼルスでガン研究の基金を集めるコンサートが開催されたばかり。コンサートでは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズセックス・ピストルズパール・ジャムのメンバー、バッド・レリジョンらが演奏を披露。ジョニーは、観客に向けて電話でメッセージを寄せていた。
74年に結成されたラモーンズは、「ブリッツクリーグ・バップ」「アイ・ウォナ・ビー・シディテッド」などのヒット曲を残しながらも、メインストリームでの成功には恵まれなかった。バンドは96年に解散したが、02年にはロックの殿堂入りを果たしている。ラモーンズのメンバーは、01年にボーカルのジョーイ・ラモーンがリンパ腺ガンで、02年にはベースのディー・ディー・ラモーンが薬物の過剰摂取で亡くなっていた。
11月下旬には、音楽やメンバー、そしてバンド内の確執について、彼ら自身が語ったドキュメンタリー「END OF THE CENTURY」が日本公開される予定。

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