ハリーは死亡!ロンは悪魔に!?「ハリポタ」の不吉なラスト予想
2004年6月1日 12:00
5月27日、イギリスで「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」の記者会見が行われ、ハリー役のダニエル・ラドクリフ、ロン役のルパート・グリント、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンらが出席した。現在、マイク・ニューウェル監督のもとで第4弾「炎のゴブレット」を撮影中の3人は、まだ原作者のJ・K・ローリングしか知らない「ハリー・ポッター」の結末について、それぞれの予想を明かした。ラドクリフの予想は、ハリーとヴォルデモート卿が相打ちになって、ともに死ぬというもの。「僕は、いつもハリーが死ぬんじゃないかと思ってる。ヴォルデモートが死ぬためには、ハリーも死ななきゃだめだと思うんだ」と述べた。グリントは、自身が演じるロンが悪魔になると予想。理由は「悪者を一度演じてみたいから」。なぜか不吉な予想ばかりする出演陣のなかで、エマ・ワトソンだけは「ハーマイオニーには愛しているものと一緒になってほしいわ。彼女が幸せなら、ロンと一緒になるとかね」とハッピーエンドを予想した。
同シリーズは全7作で完結する予定だが、登場人物も1作ごとに1歳ずつ成長していく。映画製作のペース次第では、身体的な成長によって役柄の年齢とかけ離れていく恐れがあるが、子役たちは最後まで演じ続けたいと希望しているという。第3弾の監督を務めたアルフォンソ・キュアロンも、「シリーズ最後まで同じ子供たちで作れば、すごく特別なものになる」と語っている。「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」は世界各国で6月4日から公開される。日本公開は6月26日。
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