ジャック・ブラック、ハードロック・カフェで吠える
2004年3月30日 12:00
全米で予想外の大ヒットを記録し、年季の入ったマスコミからの大絶賛を浴びているロック映画が「スクール・オブ・ロック」だ。そしてこのほど、本作のPRのため、主演のジャック・ブラック、脚本・出演を兼ねたマイク・ホワイト、天才子役ミュージシャンのジョーイ・ゲイドス・Jr.、レベッカ・ブラウンらが来日し、3月29日、東京・六本木のハードロック・カフェにて会見を行った。
会見でジャック・ブラックは「今まで観た中で最高のロック映画は?」と聞かれ、「基本的にロックというものを映像として捕まえることは不可能なので1つもないが、強いてあげるとすれば、『スパイナル・タップ』、ビートルズの『イエロー・サブマリン』、それから、この『スクール・オブ・ロック』だろう。そして、最低最悪なのは、断然マーク・ウォルバーグの『ロックスター』だ」と豪快にコメント。また、「映画のように“ロックン・ロール”を学校で教えるべきか?」との質問には、「そんなことは絶対にありえない。というのも、ロックの本質は基本的に反体制・反抗ということであり、それを学校で教えるということは、その本質に反する」と語り、映画はあくまで映画であるということを強調した。「スクール・オブ・ロック」は4月29日公開。