ソフィア・コッポラが里帰り来日会見
2004年3月16日 12:00

今年の賞レースを大いに賑わせ、アカデミー賞ではオリジナル脚本賞を受賞した「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラ監督が、プロデューサーのロス・カッツとともに来日し、3月10日、会見を開いた。
会場は多くのセレブが宿泊し、たびたび会見も開かれる新宿の高級ホテル、パークハイアット東京。ここは同作の撮影場所にもなっており、出席した2人は会見の冒頭で「映画の中に、まさにここで記者会見をするシーンがある。自分たちが映画を地で行っているようで変な気分です(笑)」と挨拶した。
ソフィアは「(パークハイアットは)私が大学を出て初めて来日したときに泊まった場所で、一歩外へ出ると都会の喧騒があるが、ここは空中の島のようで、その対比が面白かった。また、欧州なら言葉は違ってもアルファベットでなんとなく看板などが読めるのに、日本は本当に何もわからない。そして街はとても刺激的で映像的だった。そのときの印象を、いつか映画にしたいと思っていた」と説明。「その印象は私独特のもので、他のハリウッド映画が描く東京とは違う。また、ビル(・マーレイ)とスカーレット(・ヨハンソン)が演じる、初めて東京を訪れた人物の視点で描いている」と語った。ゴールデンウィーク、シネマライズほかにて公開予定。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント