アカデミー賞審査用ビデオ配布禁止で、独立系映画が危機に
2003年10月7日 12:00
米映画協会(MPAA)は9月30日、アカデミー賞の候補作品を見てもらうため、同賞審査員に、作品のビデオやDVDを送るという長年の慣行を禁止する、と発表した。MPAAには主要な映画製作会社が加盟しているが、未加盟の会社もこの方針に同意したという。映画界では海賊版の流出が大きな問題となっており、今回の措置も、02年から頻繁に起こっている、アジア諸国での違法コピーの販売や、インターネット上への流出に対するもの。
しかし、インディペンデント系映画会社のグループIFPは2日、突然の規則変更に対応することはほぼ不可能であるとコメント、上映館数が少ないインディペンデント系の作品は、審査員全員に見てもらうことが困難なため、同賞受賞の可能性も少なくなるとして、禁止の方針に異議を唱えている。
MPAAは、ビデオやDVDの送付を禁じる代わりに、劇場での上映回数を倍増する対策などを検討しているという。
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