東京国際映画祭でベッソン最新作がワールドプレミア
2003年9月23日 12:00
渋谷のBunkamuraを中心に、11月1日~9日まで開催される第16回東京国際映画祭(TIFF)の第2回プレス会見が、9月17日、キャピトル東急ホテル(東京・赤坂)にて行われ、角川歴彦ゼネラル・プロデューサー(GP)より、リュック・ベッソン製作・脚本の最新作「ミシェル・ヴァイヨン」(アスミック・エース配給、12月20日公開)がワールドプレミアを行う旨が発表された。同作は、45年の歴史を誇り、全64巻、2000万部を超えるセールスを記録するヨーロッパで人気のフレンチ・コミックが原作で、ル・マン24時間レースを目指す男女を描くスペクタクル・レーシング・ロマン大作。11月19日の全仏公開より早く、11月8日のTIFFでワールドプレミア上映を行い、リュック・ベッソン以下、キャストやスタッフも来日予定。TIFFでワールドプレミアが行われるのは、97年(第10回TIFF)の「タイタニック」以来になる。
この他、コンペティション部門全15作品や、特別招待作品での新企画として“オープニング・ナイト上映”を実施し、初日の夜、中井貴一主演の中国映画「ヘブン・アンド・アース」(SPE配給)が上映されることも発表。また、今年は初のレッドカーペットも実現する予定で、東急百貨店前から約100mの赤絨毯を曳いて著名人らを迎え、さらに各種イベントを六本木ヒルズへブロードバンド配信するなどの新機軸も打ち出した。