「マトリックス」の監督兄弟の片割れが、離婚訴訟で資産凍結
2003年5月27日 12:00
「マトリックス」シリーズの兄弟監督の兄の方、ラリー・ウォシャウスキーが、離婚訴訟により資産を凍結されていたことがわかった。別居中の妻ティア・ブルームが、ラリー・ウォシャウスキーが資産隠しをしていると主張。離婚の際、財産分与の対象となるため、ロサンゼルス地裁がラリーの資産凍結を命じた。ラリー側の弁護士の手紙によれば、アンディとラリーは、「リローデッド」「レボリューションズ」の2作の脚本執筆および監督契約で、ワーナー・ブラザースから前金として1600万ドル(約19億円)を受け取っていた。さらに、ゲームやDVDなどの関連商品により、収入は今後も増える見込み。
また、ラリーには女装趣味があることも暴露された。ラリーがカンヌ国際映画祭の初日にエスコートしていたカレン・ウィンズローという女性の別居中の夫、ジェイク・ミラーが、英サンデー・メール紙に明かしたもの。ミラーは、ウィンズローと共にロサンゼルスでSMクラブを経営しており、ウィンズローはベテランのSMの女王様で、ミラー自身、性転換していることを告白。「彼は私から妻を奪った。ラリー・ウォシャウスキーは偽りの生活を送っている。彼の女装趣味は周知の事実。だが、ハリウッドは金がものを言う。『マトリックス』の監督なら何からでも逃れられる」とコメントした。ミラーによれば、ラリーはマリリン・モンロー狂で、ピンクのドレスとピンヒール、そしてブロンドのかつらをかぶって、ウィンズローに奴隷として扱われるのが好きなのだという。「妻と一緒にレッド・カーペットを歩いたとき、彼はスーツの下にブラジャーとパンティを身につけていたはずだ」とも語っている。ちなみに、ラリーの妻ブルームは、ラリーとの別居の原因を「彼のプライバシーに関わる」として、明らかにしていない。