ティム・ロビンスの反戦姿勢で映画イベントが中止
2003年4月15日 12:00

アメリカ野球殿堂は、26日と27日に予定していたケビン・コスナー主演の映画「さよならゲーム」の公開15周年記念イベントを中止した。行事のひとつであるパネル・ディスカッションに出席予定だった俳優ティム・ロビンスと、その妻である女優スーザン・サランドンの反戦思想がその理由。2人ともこの映画の出演者である。野球殿堂の会長を務めるペトロフスキー氏は、レーガン元大統領の側近を務めた経験を持つ人物。会長は書面でロビンスにイベント中止を伝えるとともに、ブッシュ大統領を支持する殿堂側の姿勢を明言したという。これに対する会長への書簡で、ロビンスは失望感を表明、「野球を共和党のスポーツに変えようとしている」と非難し「民主主義の存続には活発な議論が必要だと考えるアメリカ国民として、戦時中は自分の意見を慎むべきという会長の忠告には従えない」と述べた。共和党員であるケビン・コスナーでさえ「今回の判断は民主主義に反する」と語っているという。
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