早くも映倫チェックが心配?「天使の牙」は撮影快調!
2003年3月25日 12:00

東芝、ワーナー、日本テレビの出資による映画製作会社トワーニの最新作「天使の牙」の製作発表会見が、3月13日、本作を撮影中の日活撮影所(東京・調布)で行われた。
本作は直木賞作家・大沢在昌のベストセラーが原作。主人公の恋人である女刑事が事件で重症を負い、他人の身体に脳を移植することよって一命を取り留め、それまでとは違う自分として生きていくというサスペンスアクション。撮影の合間をぬって行われた会見には、主演の大沢たかお、佐田真由美のほか、萩原健一、黒谷友香、豊原功補、永井大、嶋田久作、佐野史郎、監督の西村了が出席した。大沢は「とにかくかっこいい映画で、毎日どきどきしながら撮影しています」とし、本作が映画初出演となる佐田は「初めてなのにアクションもあり、心の葛藤もあり、本当に大変ですが、アクションは2カ月みっちり練習したぶん、見所もたくさんあると思うので楽しみにしてください」と本作への抱負を語った。また、2年ぶりの映画出演になる“ショーケン”こと萩原は、「徹底した悪役ぶりを発揮しようと思って楽しい」と言いながら、佐田との絡みのシーンが「映倫にひっかかるんじゃないかな。それはもう、いやらしい台詞とか言っちゃってるんで(笑)」と笑いを誘った。本作は間もなくクランクアップを迎え、8月、渋谷東急系にて公開予定。
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