トム・ハンクス夫婦プロデュースの映画が大ヒット!
2002年9月3日 12:00
「スター・ウォーズ エピソード2」「マイノリティ・レポート」「オースティンパワーズ/ゴールドメンバー」などの大作群に負けず劣らず、この夏の映画界で話題をさらったのが、「My Big Fat Greek Wedding」の予想外の大ヒット。製作費がたったの500万ドル(約6億円)と超低予算ながら、公開19週目の9月2日付ボックスオフィスで興収8120万ドル(約97億円)を達成、この週のランキングでは何と2位に食い込んで来ている。公開日の4月21日にはたったの108スクリーンでの上映だったが、その後週ごとに上映館を増やし、現在は全米1619スクリーンまで拡大。ちなみに同作は、異人種と恋に落ちたギリシャ人女性が結婚を成就させるまでの大奮闘を描いたラブコメディで、脚本に惚れ込んだトム・ハンクスとリタ・ウィルソン夫妻がプロデューサーを務めている。
ちなみに、この夏トム・ハンクスが主演した新作「ロード・トゥ・パーディション」の製作費は8000万ドルで、現在までの興収が9000万ドル。つまり、儲けはたったの1000万ドル(約12億円)。一方、「My Big Fat~」はすでに8000万ドル以上も稼いでいることを考えれば、その健闘ぶりが伺えるだろう。日本での公開が待たれるところだが、果たしてどこが配給することになるの?