「スパイダーマン」、勝訴。映画中の広告はオリジナルもOK
2002年8月13日 12:00

ニューヨークのビルボード(広告看板)や建物の所有者たちが、「スパイダーマン」が商標権を侵害しているとして、製作および配給を手がけるソニー・ピクチャーズエンタテイメントらを訴えていた裁判で、裁判官はその訴えを棄却した。映画「スパイダーマン」には、ニューヨークの実在の建物が多く登場するが、映画の中では、ビルボードの広告を実際の広告とは別のものに差し替えている。これに対し、ビルボードやビルの所有者たちは、映画の世界でも、自分たちの権利が守られるべきだと訴訟を起こしていた。裁判長は、映画作品におけるデジタル処理は、「言論の自由」で保護されていると判断し、原告の主張を退けた。最近の映画やテレビ番組では、「スパイダーマン」に限らず、実在の広告をデジタル処理で差し替えることが多くなっているが、この判決はその流れに拍車をかけることになりそうだ。
Spider-Man(R),Green Goblin(R),the Characters(R)&(C)2002 Marvel characters,Inc. All Rights Reserved.
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ