フランスの公的資金援助を受けた日本映画がカンヌへ
2002年5月7日 12:00
5月7日には、カンヌ映画を独占ライブ放送するCSN1ムービーチャンネルの記者会見が東京・広尾のフランス大使館で行われ、吉田監督と岡田茉莉子がゲストとして出席、作品について語った。広島で被爆した老婦人・娘・孫の3人の女性を通して戦争を描いた本作について、来年で70歳を迎える吉田監督は「20世紀は“戦争”の世紀。気力がある間にこのテーマを撮りたかった」と語り、「数年来の友人であるフランス人プロデューサーの尽力」と、CNCの助成を受けるに至った経緯を明かした。
「鏡の女たち」のカンヌ上映は今月25日。日本では10月に公開される予定だ。