リドリー・スコット、ジョシュ・ハートネットらが来日。それぞれの戦争観
2002年2月19日 12:00

最新作「ブラックホーク・ダウン」の公開を前に、リドリー・スコット監督、主演のジョシュ・ハートネット、プロデューサーであるジェリー・ブラッカイマーが来日。18日、東京・新宿にあるパークハイアットにて会見を行った。
「ブラックホーク・ダウン」は、ソマリア国内の部族間紛争に米軍が介入したことで始まった戦闘を描いた衝撃作。「映画的な脚色を一切排し、事実のみを正確に、ジャーナリスティックに描いた」というスコット監督の言葉通り、本編の大半が市街での凄まじい銃撃戦の描写に費やされている。「93年に起きた出来事の映画化と思っていたが、図らずも今日的な映画になってしまった」と語った監督は、「戦争映画には何らかのメッセージがあると思われがちだが、この映画にそんなものはない。善悪の判断もない。あるのはただ、当事国間の内紛に外国が介入すべきか否か、という問いかけのみだ」とコメント。ブラッカイマーは「9月11日の悲劇以来、人々の関心が軍事に集まっている。だが、実際に戦場で何が起きているかなんて、CNNくらいでしか分からない。アフガニスタンでは、今この瞬間にもさまざまな悲劇が起こっているはず。我々が普段見聞きしていることの裏にどういう事実があるのか、まずはそれを知るべきだ」と語った。
「パール・ハーバー」、そしてこの「ブラックホーク・ダウン」と2作続けて戦争映画に出演したハートネットはこれまで、軍人に対して「ダサくて恐い奴ら」というイメージしかなかったそうだが、実際の米兵たちに接するうちに「彼らも僕と何ら変わらない普通の人」と気づいたという。「彼らは一度戦場に出てしまうと、信念を曲げて何の恨みもない人たちと戦わなくてはならない。そうしなければ自分や友が殺されるんだ。僕には彼らのような行動はとても出来ないが、それが真実ならば伝えなければと思った」と率直な意見を述べた。
本作は3月30日より、日劇1ほか全国東宝洋画系にて公開される。
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