「パール・ハーバー」会見、日本への配慮のコメント相次ぐ
2001年6月26日 12:00

「ラブ・ストーリーだとアピールしているにも関わらず、『パール・ハーバー』という戦争を連想させるタイトルをつけたのは何故か」という質問にブラッカイマーは、「もともとパール・ハーバーはとても美しい場所。恐ろしい戦争とロマンスという相反する2つのイメージを持たせたかった」とし、「今の若い人々は戦争をイメージしないと思う」と回答。ベイ監督は、「(この映画は)日本側の物語を描いたものではなく、真珠湾攻撃の朝にどういう人間ドラマがあったかを描いたもの。歴史の教科書になるようなものではない」と語った。アフレックも、「日本軍が真珠湾を攻撃したのは、米国が対日石油・鉄鋼禁輸をつきつけたからだと理解している」と日本の観客を意識したコメント。さらに、「戦争映画であることは確かだが、日本軍の描き方はとてもフェアなものだ」と強調した。しかし、日本で公開されるのは、日本向けに修正が加えられたもの。ブラッカイマーによると「私の作る映画には、海外向けに編集しなかったものはない。通常のプロセスを踏んだまでだ」ということだが、「文化的に侮辱になる部分を削除した」とも語っていることから、“フェア”だと主張する日本軍の描き方も、オリジナルのままでは日本のマーケット向けには不十分だと判断したようだ。この判断が正しかったかどうかは、7月14日の本作の公開で答えが出ることになる。

「パール・ハーバー」
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