「パール・ハーバー」にバッシングの嵐
2001年6月5日 12:00
そのあからさまな愛国精神と上映時間の長さで、「パール・ハーバー」はアメリカのマスコミから批判を受けている。ワシントン・ポスト紙は、真珠湾攻撃を扱った過去の戦争映画「トラ!トラ!トラ!」にかけて、「ボア、ボア、ボア(退屈で退屈で退屈)」と読者に警告を発しているほどだ。批判が集中しているのは、「パール・ハーバー」の歴史的描写の不正確さ。エンターテインメント・ウィークリー誌では、「パール・ハーバー」における9つの疑問点を歴史学者とともに解説している。たとえば、子供たちが野球をしている頭上を零戦が飛んでいくシーンがあるが、歴史学者によれば「爆撃が始まったのは日曜日の午前7時55分で、そんな朝っぱらからリトルリーグをやっているはずがない」。また、ベン・アフレックの演じるキャラクターは折り紙が得意という設定だが、当時のアメリカ人に折り紙を知る由はなかったとか。単なる娯楽映画に対してはかなり手厳しい批判だが、それもスタジオ側が「パール・ハーバー」を「歴史ドラマ」として売り込んだため。自業自得というところか?
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