本当に間に合うの? 「千と千尋の神隠し」製作報告会
2001年3月27日 12:00

3月26日、ジブリアニメ最新作「千と千尋の神隠し」の製作報告会が、本作の舞台設定に大きな影響を与えたという江戸東京たてもの園で行われた。出席者は、千尋役の柊瑠美、宮崎駿監督、鈴木敏夫プロデューサーら。会見の中で監督は「これまでの僕の作品では、かわいくて元気な女の子が登場して来ましたが、今回の千尋はかわいくありません(笑)。今までにない作品で、非常に時間がかっています」とコメント。その一方で鈴木プロデューサーは「製作は順調に、遅れています。最初に製作状況を聞いたとき、『もののけ姫』の時と比べて、半分くらいしかできていなかった。前代未聞の遅れで、本気で『前編と後編を夏と冬で公開しよう』と提案しました」と打ち明けた。
本作は、スタジオジブリ作品として2年ぶり、宮崎駿監督作品としては4年ぶり の新作となる。国内興行成績の記録を打ち立てた「もののけ姫」の次の宮崎作品ということで、配給の東宝ほか関係各社も相当の体制で公開の準備に当たっており、すでにスカラ座チェーンを初めとする300館以上が公開劇場として決定している。
「興行収入の目標は?」と聞かれた鈴木プロデューサーは「徳間康快(徳間書店)社長が生きていれば、トップ(『もののけ姫』の後、国内興行収入記録を塗り替えた『タイタニック』のこと)を取れと言ったでしょうね。まあ、そういうことです」と、明言は避けたものの自信ありげなコメントを残した。
本作は、7月、スカラ座ほか全国東宝洋画系にて公開される、はずだ。
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