カンヌのオープニングを飾った「宮廷料理人ヴァテール」監督来日
2000年9月26日 12:00

今年のカンヌ国際映画祭のオープニングを飾った「宮廷料理人ヴァテール」のプロモーションのため、ローランド・ジョフィ監督が来日。9月25日、渋谷・Bunkamuraにて記者会見が行われた。
本作は、フランス国王ルイ14世を招いて催された歴史に残る3日間の大饗宴とその裏に渦巻く人間ドラマを、クレーム・シャンティイ (ホイップクリーム) の考案者として知られる実在の料理人ヴァテールを中心に描いた作品。
「キリング・フィールド」(84)「ミッション」(86) といった社会派ドラマで知られるジョフィ監督は、日本のリストラ問題を例に出し、「国王は家族や家柄の責任がある。そんな中で雇用者に対してどこまで責任を持つのか。この映画は現代の企業家にも共通する問題を描いている」と話した。3800万ドル (約40億円) をかけて再現した料理や氷の彫刻、花火など豪華なシーンが話題だが「衣装は日本の着物を参考にした。色彩や絹など着物は宮廷の華やかさを象徴していると思う」と語る。「『食べる』ということだけでなく、人間がお互いに食い争う様を描いている。観客の皆さんには、宴会に招待された客人のように一日一日を生きてほしい」と語った。11月4日、渋谷・Bunkamura ル・シネマほかにてロードショー。
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