夢で逢えたら・・・に期待!
不条理と不快感と恐怖の詰め合わせを嫌というほど眼前に並べられるのはアリ・アスター×監督→◯関連作品においてはよくある光景です。その中で今作は恐怖度に関しては控えめだったでしょうか。映画の予告編以上に怖いシーンなかった様な・・・。
一方、人を不安にさせたり不快に思う小さな事象をひとつひとつ丁寧にほじくり返し、それらにきっちり伏線を張ってじわじわと増幅させた上で悪夢として具現化させていく手法が... 続きを見る
方舟に囚われた落伍者
思ったよりヘビーなストーリー展開、かつグロい映像。
ホラー、サスペンスに加えて虚実の混乱、深層心理の表出などが要素にあって
全体の構成に奥行きを与えている。
人間だれしも一歩間違えれば楽園(日常の世界)から追放され、
そこで目の前の現実を受け入れられないとき
自分の心の奥深くに逃げ込み、すべてを敵をみなして必死に防御しようとする。
まさに他人は地獄で、生き残るには戦って勝つしかない。
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ハリウッド映画くずれ…
楳図かずおの原作マンガは未見。
それで楳図氏は「映画化には口出しをしない」と言っておきながら
完成試写会で見た内容が、原作に余りにも違うと憤慨したと
言うが、それは後の祭りだ…
丁度、日本でハリウッド映画が「ぐーーん!」と人気が上昇する
時期で、舞台設定がインターナショナルスクールで、外国人俳優が
混じって登場するが、それも「ハリウッド映画ぽいの」を、作り
たかっただけではないのか… つまり... 続きを見る
原作を知らなくても楽しめるが
原作はこんなもんじゃないんすよ。狂気が足りない。スケールが小さい。非常にポップな仕上がり。ラブロマンス映画を撮りたかったのなら、無理に「嵐が丘」を原作にしなくても良かったのでは。まぁ、楽しめたので許す。
嘘。許せない部分はある。本当に「嵐が丘」を撮りたかったのであれば、原作の後半をごっそり削いだのはいただけない。こっからってとこよ!?こっから愛と憎しみのドロドロの復讐劇よ!?まぁ、なんとな... 続きを見る
昭和ハードボイルドの最高峰!
タイトルのハードボイルドだけでなく、松田優作の主演、角川映画
黄金期の最高峰と言っていい!!
今の男として好まれるのは「イケメン」「優しい」「安心感」という者だが、
かつてはハードボイルドの「強面」「危険」「冷徹」が好かれる時代が
あった… 今は、それらは好かれず拳銃をブッぱなす事にも
リアリティーが無い… よって、それらの映画やTVドラマが作れずに
石原事務所は倒産になったのだが…
時代錯... 続きを見る
結末がわかっているだけに辛い話です
花火のようにあっという間に輝いてそして消えてしまったエイミー・ワインハウス
彼女はその不器用さと頑なさと純粋さのため、とにかく愛する人にも自分の音楽にも真っ直ぐで一途です。それはずっと自分の心のスキマを埋め続けているようです
でも、決して埋め切ることのできない結果、彼女はどんどん酒とドラッグに溺れていきます
全編流れる彼女の曲が訳詞と共に流れてくるのですが、映画の内容と相まってとにかく身を削... 続きを見る
スケールは大きそうで小さい…
「踊る大捜査線」の本広克行監督との事で、ぜひ劇場に見に行きたい!と
思っていたが、紆余曲折あり大部時間が経ってからレンタルDVDで見る…
結果、高い入場料を払って劇場で観ずに、正解!!
映画じゃなく、バラエティー番組のコント・ドラマみたいに、安っぽい作り。
それに、本広監督の映画的に見せる方法は、バカの一つ覚えで
ヘリコプター飛ばすしか無いんでしょうか?
劇中劇アニメの「スペーストラベラーズ... 続きを見る
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