作者の傷口から今もまだ血が流れているような作品だった
家族のひとつのあり方に、誰も簡単な論評を加えて良いわけではないと自らを戒めた。
というのは、この映画はいとも簡単に、父親が,母親が、親族が、この弟が、医者が、世間がと、その不作為を責めることを簡単にできてしまうから。そして、その誰かを責めた瞬間に、この映画のもつ視点の総体が,失われてしまうから。
この映画の感想は第一に、なんともいえない、と重く口から言葉を漏らすことが正しい作法だと思う。そ... 続きを見る
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ストーリーに追いつけずも息を呑む逃走に最後まで見入ってしまった
まず顔の区別が難しい、誰がいい人なのか悪い人なのかわからない、どこが舞台なのかわからない、どうしてこうなったのかわからない、というどうしようもない理解力ながら、最後まで一気に見てしまうほどに逃走劇に迫力と緊迫感があり面白かった。不穏な街並み、人々、砂漠も臨場感溢れていて見入ってしまった。で、結局録画をもう一度見直してGoogleMAPで場所を確認し、誰が何の組織に属していて、敵対関係を一応は... 続きを見る
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