生きているものの武器は"いのち"
ホラーをあまり観なくなったのは、怖いのが苦手ってのもあるんですが、なにそれっていう感じの終わり方、スッキリしない後味の悪い、訳のわからない作品(後味の悪いのはそれはそれでいいんです、よく出来ていれば)が増えたから。
今作は、最初からわかりやすく普通に怖いし、一転して笑えるし、サユリがなぜ、のところは泣けるし、観終わった後に元気を貰える稀有な作品です。こういうの好き。
アンソニー・ホプキンス... 続きを見る
韓国の現代史を学べる優れた社会派映画がまた1本
韓国の1970年代後半から四半世紀にわたる政治経済と民主化運動の激動期を題材にした社会派の劇映画が、ここ10年ほどコンスタントに製作され日本でも公開されている。もともと韓国史に関心を持ち続けているとか大学で専攻したとかの一部は別として、私も含む大半の日本人観客にとってはほとんど知られていなかった壮絶な権力闘争や社会的大事件を、サスペンスやアクションなどの娯楽作を通じて学べるのはありがたい。
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竜巻スペクタクルシーンのつるべ打ち
ふと気が付いてみれば、「久々の」デザスター・スペクタクル映画である。竜巻シーンのつるべ打ちで、毎回同種のスペクタクルなのに、その迫力に、毎回手に汗を握ってしまった。
トルネード・ハンターたちの競争やラブストーリーも、王道の安定感。映画館で見てこその満足感が味わえる大作だった。 続きを見る
余命で泣かす映画じゃない
ただの悲しい映画では全くなかった。予想を裏切りラストのラストで予想外の展開で心が満たされた。最後がイマイチな映画が多い中、綺麗に終わりとても満足感があった。主演以外の演者も好きな方ばかりで美しく、音楽も映像も最高でした。 続きを見る
緊張の前半、語り聞かせる後半
最近の父シャマランと違って、最後まで楽しませてくれる。ヤツらの姿が見えない前半のホラー演出は巧みで、何度もゾクゾクする。
カラスの群れが大きな生き物のようにうねり、去っていく。群れが消えると得体の知れないヤツらの気配が感じられ、張り詰めた空気に包まれる。
前半をほぼ満点で折り返すが、ヤツらの姿を視覚で捉えることができるようになると、ちょっとずつ失速。ここは親子ですね。
失速はするも... 続きを見る
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