ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価
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違和感だらけの設定
タイトルと原作東野圭吾に釣られて観賞してみました。
そんなオーディションなんてある?
違和感だらけの設定でずっとつまらなかったので☆1個にしようかと思ったくらいですが、最後の最後での四重構造目でなんとか☆2個になりました。
原作未読ですがこれは映像化は難しくて、小説で読んだらもう少し面白かったんじゃないかなと予想します。
山荘のほぼワンシチュエーションですから、映像的にも面白味がないです。
舞台劇なら評価できたかも
劇団の最終オーディションという舞台設定で繰り広げられるミステリーですが、あまり映画向けではなかったかもですね。
劇中の様々なカラクリよりも、久我がなぜあの場にいたのか? 久我が感動したはずの雅美がなぜ三次オーディションで落ちたのか? と言った根本的な疑問が何も解決しておらず、ラストシーンを見ると四重構造と解釈するのが自然なのでしょうが、そうすると雅美が事故で下半身付随となったこともウソ? となると、盛り上がりにかけた2時間がなんだったの? ということになります。
まあ、大仰な演技も四重構造と解釈すれば、舞台的になるので理解できなくもないです。
冒頭のアイマスクの存在意義や海を見て驚くセリフなど、初っ端からダメな演出の芝居を見せられたのも、大きいかもしれません。
舞台劇なら気にならないディティールを作り込みすぎたが故に不自然な映画になったのかもしれません。
とりあえず怪しいところ探したけど全然違った
最初に言います。怪しいと思った箇所は整理整頓されて玄関の靴でした。まったく関係なかったです。
とほほ…
全く原作読まずに観ましたが、映画でみると壮大な感じに思えませんでした。凝縮するとそうなっちゃうんでしょうな。話の展開はすごく面白かった。
次、図書館で借りてきたいと思います
とりあえず、観る前に原作を読んでいる方の期待度を見ようとXで検索かけたら、あのトリックをどう再現するのか気になるとか実現できるのか?!みたいな事があってすこし期待しすぎてしまいました。
X見なければもっと楽しめた可能性大です
話のなかであまり良くないなぁって思ったのがわざわざ地元に帰った子に会いに行った3人が嫌すぎる…
あれはいけないわ。
最後もあれはとうごう先生の本当のオーディションだったのか、とうごう先生でないから謎のまま。
最後が丸く収まったように見えてとうごう先生問題が出てきます。
あと、よくある入場特典。ネタバレあり視聴後にめくってとありましたが、私たちも騙されたってことですよね…めくれなかった…これはこれで面白い
ある閉ざされた雪の山荘で
演者は嘘がうますぎる
演技か、事件か。現実か、舞台か。
原作を読まずに映画を観ました。細かい部分に違和感を感じていたので、結末を知って納得しました。
確かに映画っぽい壮大なストーリーではないのかもしれないけど個人的には面白かったです。
優しい嘘だったなかな。
そして、映画の結末が分かった上で、原作を読みました。原作を読んでから改めて映画を振り返ると映画の本編は果たして現実で起きたことだったのか、舞台の上のお話しを見せられていただけなのか、1番原作と映画とキャラクターが異なる久我和幸はただの実直な青年だったのか。。。色んなことを疑いたくなりました。
行間を読まなければならない部分が多いからこそ、人によって様々な感想が出てくる映画かなと思います。でも、先生の声が明らかに声優さんの声?なのが先生が実際に登場したりしないのが明白でネタバレ感あったのはちょっと残念だった。
流石東野圭吾さんの作品!!
30年以上前の東野圭吾さん原作の作品
良いミステリー作品やったと思う。
最後までだれることなく観れたし
観ていて騙された!とも思えた。
あと映画観た後知ったんやけど原作が
30年以上前の作品と知ってびっくりした。
映画は2024年設定やったしそれが全然違和感
なかったしね。監督が凄いのかな?
エンディングが原作と違う映画オリジナルの
エンディングらしいけど僕はこのオチ
好きやわ。というかこのオチが一番
奇麗だと思う。
全体的な感想として良い意味で予想外れた。
裏切られたと思えたしこの作品を観れて
良かったと思えた。
ただ、洋画みたいにど派手なアクションとか
ものすごい爆発とかはないんで
別に映画館で観なくてもよくね?とは
ちょっと思った。面白い作品なんだけどねー
映像化する作品ではない。
題名のとおり、閉ざされた場所で起こる殺人事件です。ミステリでは古典的な設定です。東野圭吾はそれを踏まえ、古典的設定を逆手に展開した小説です。しかし、これを映像化するとなるとかなり困難です。まずは、本格ミステリぽく重々しい雰囲気で引き込まなければなりません。いわくありげな登場人物、歴史ある建物となりますが、そうなるとあまりにも現実感がなくなります。そうなると今時の若者という登場となります。重圧はなくなり軽い始まりとなります。そして「そして誰もいなくなった」のように屋敷で主催者の声が流れます。これをわかりやすくする為に、壁に文字が映し出されます。そして声はどこかのアニメで聴いた事のある声優。これで雰囲気はテレビドラマレベルに落ち緊張感がありません。そして殺人が起こります。ここも映像化により不自然さがあからさまです。更には第2、第3の殺人シーンでは犯人がまるわかりの映像です。ラストは舞台のシーンとなりますが、原作未読者はなんでこうなるの?となります。原作をもっとアレンジすべきでした。
最後まで楽しめた
始まりは何てことないミステリーの映画。7人の演者と貸し別荘という限られた空間で過ごす4日間の中で起こる事件について描かれています。
正直、全ての真相が分かった時に「こんなものか」と思いました。しかし最後にステージ上で輝く8人を見た時にこの物語は最初から最後までが舞台の演目ではないかと思った瞬間とても面白く、今までの演出が全く違ったように見えました。
とても面白かったです。
先生の設定も禁止事項も聞く割に先生のお題は無視……
原作未読。
予告がスーパー面白そうだったので時間を見つけてすぐに鑑賞したが、肩透かし。
ミステリー目当てで見に行ったけど、個人的に『面白ければ』そうじゃなくても満足するタイプだったんだけど……大分モヤモヤ。
特に『舞台設定!』(大塚さん特有のイケボ)
って先生がわざわざ言ってるのに誰も(あの4人は仕方ないにしても)演技しないのはなんなん?
それを見られて主役決まるって事理解してる?
しないなら帰ればいいのに……。
あと一人消えたからと言って『毎晩一人づつ消える』
みたいなふんわりとした流れもなんなん?
殺人と決まった訳でもないのに手にロープ結んで『アリバイ』作ろうとするし……。
せめて法則性を先生が言うとか、2日目以降の話では……?
あと井戸の蓋開けて皆で『うわぁ……』って……。
『うわぁ……』じゃなくてさ、何らかの方法で下まで照らすかして覗きなよ!
あといきなり外様の人がなんか探偵に覚醒するし……。
あと最後のアリバイ立証もビデオテープって……。
ビデオテープで証拠を確認して推理を組み立てていくんならわかるけど……。
それが決めてってちょっと……。
あとイヤホンが抜けてなかったから違和感って……いや、だからなんやねんって感じ。
死体も無いのに無理くり絞殺されたとは言い切れないでしょ……。
某コナンみたいに眠らされたのかもしれないし……。
先生のそういう設定も注意も聞く癖に先生のお題は無視……なんなん?
そういう話の導線がいちいち杜撰だったのが気になった感。
ただ、先生と寝て、役を横取りしたようではなかったようなので☆1.5!
繊細な心理描写と雑なタネ明かし
原作は未履修です。
冒頭主人公たちがお互いに疑いあったり、思い思いに動き合う部分は、瞳の動きやちょっとした軽口からその背景が垣間見えるように描かれていてとても面白かった。
起きる事件の数々も、不気味なシーンが描かれていて(特に花瓶の血)丁寧に丁寧にミステリーを描いているのが伝わり、没頭することが出来た。この繊細さは最近の邦画には無いものと言えるだろう。
しかし、犯人の独白が始まってから突然背景の説明説明、ある種自分語りタイムに突然入ってしまってそこから拍子抜けしてしまった。
あの繊細さはどこへ…と言った気持ちである。
邦画の稚拙さが無くてとても期待できたのに…惜しかった。
もう少しやり合うのかと
原作未読です。
楽しめたし、面白かったのだけれど。
全体的になんか薄味。
ストーリーは予告はもう少し殺し合うのかと思っていたがそうでもなく、少し物足りない。個人的にはやり合った上で犯人を捕まえるのが好み。
ラストの解釈が2パターンあるのかと思う。
「山荘の話も全て劇だったパターン」か「最後だけ劇のパターン」、普通に考えれば後者なのかなと。
だとすると、山荘内の話がイマイチ過ぎる。
まず動機が弱すぎるで、下半身不随の事故はどう解釈しても全責任が電話だけではないし、あれで殺す殺す殺すとなるか?
山荘で2人目がいなくなったときに、本当の殺人があったかもとなったら死体探すと思うなどいろいろツメが甘い。
キャラクターは一人劇団外から呼ばれた主人公が事件を解決するが、なぜ解けたのか説得力がない。名探偵でもないし、なんだろう。
見やすさ◎
ストーリー○
キャラクター○
没入感◎
個人的好み○
久我和幸
東野圭吾さんの原作を映画に。
次回の劇団水滸の舞台作品の主演を
決める為に水滸劇団員+久我和幸が
閉ざされた山荘で起きる事件を解決していく
密室空間ミステリー。
全員、劇団員だから視聴者側も演技が本当か
嘘か分からなくなる。
演出家、東郷の課題に彼らの中であった過去
の内紛を紛れさせ揺さぶりをかけていく。
どんでん返しに次ぐ、どんでん返しの展開。
突っ込み処が多々あるが、森川葵さんの演技が
良かった。ブチキレる姿が。そこから一気に
加速した。
あとは、戸塚純貴さんが二人の争いに
巻き込まれるシーンも。
何故か笑ってしまうのは、あのベッドでの
ロープのハートマーク。
衝撃のラストでしたが、まさかこのように
纏めてくるとは思ってなかった。
この映画を観たくなる個性派8人の俳優さんの方々を鑑賞するのも、面白いと思います。
終わりに近づく程、面白くなっていく作品。
原作も読んでみたくなりました。
間延び感があります。演出上の課題かな?
原作は読んでいません。その上での視聴です。
それなりにストーリーは面白いです。狙ったようなどんでん返しあります。けど、ちょっと狙いすぎかな? 3重構造を解読・解説する第3者が現れなかったら、麻倉雅美(森川葵)さん と 本多雄一(間宮祥太朗)さんが、まったく救われませんね。そう考えると、ちょっと違和感がありました。
展開が間延びしている感が大です。緊張と緊張の間の時間が長すぎのような気がしました。90分ぐらいまで短縮させたら、もう少し展開にスピード感があって良かったかも。あと、シャウトな台詞が嘘くさいです。演出上に課題有りの気がしました。
余談
久我和幸(重岡大毅)さんが、どうしても、イノッチにしかみえなかったのですが、実はこの方は「ジャニーズWEST」のメンバーだったのですね。ちょっと寄せているのかな?
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
雰囲気はいいけど…
各所のレビューが低くて期待値低めに行ったからむしろ楽しめた
雰囲気はとてもよいが雰囲気だけだった()
そもそもなぜ久我が呼ばれたのか。これ重視しない人もいるのかもしれないけどただ脚本を進めるためだけの便利キャラになってしまってる感が否めない。
森川葵が恨むに至る経緯があまりにマヌケすぎるのもハマらなかった。(立ち止まったところに車ドーンって…)
あと、前半間宮祥太朗と戸塚純貴以外の演技が酷かった…
つまんない
設定が文章なら想像して成り立つのかな。
とにもかくにも沸き立つなんじゃそりゃ感。あの程度で3人も殺すかね森川さん。
重ちゃんの演技がさすがに精鋭揃いの役者の中では全く魅力がなかった。
キャラが良いだけにキャラに合った演技しかはまんないのかしら。
その他の6人はさすが。
それだけに脚本のへっぽこさが際立つ。
謎解きではなくあっと驚く仕掛けにしたかったのかもやけど死体も無いし死んでないんやろなーとあるいはみんなグルなんかなーとか。まあ死んでない時点でシリアスさも何もなくなってまさかの森川さん登場。
トイレどないしてたんや、、、、
原作
「ある閉ざされた雪の山荘で」
劇団の次回公演の主役オーディションの為
集められた劇団員とフリー俳優
4日間をペンションで過ごすことになる
通信機器は没収、外と遮断された密室で
事件が起きる
ストーリーは面白かったが
まだよく出来た感が残る
意味深なカメラショットと言いましょうか
真上からペンション撮ったり
分かりやすいのか
分かりずらいのか
観る人に寄って印象が違うのでしょう
ハート所も
若干滑り気味
無理に笑いを入れる必要はないと思う
キャストは見事です
全員知ってました
春日をやった人でしょ(ドラマは見てませんけど)
若手豪華な俳優のバチバチ演技合戦は
楽しかったです
そもそも劇団のシステムが理解出来ていなかった
常時団員は居ないってことかな?
公演ごとにオーディションなのかな?
大塚明夫さんの声はいいね。
ツッコミどころは多いですね。
皆さん書かれている冒頭のバス、主人公が居る理由、井戸の中を見たリアクションなどなど。
あと舞台挨拶中継付きだったので、好きな俳優さんの話を聞きたかったんだけど、主演が全員の話に入ってきて正直…。
普通
東野圭吾原作の本作、ちょっと期待してました。
しかし、なんで重岡さんってあの中に呼ばれたんだろう?ちゃんと鑑賞したつもりだが、最後までわかんなかったです。アリバイ崩しではなく、逆の発想だったのは面白かったが、特にどんでん返し感はなく、伏線が綺麗に決まっているわけでもない…ただ最後の舞台をやりたかったんだろうなぁーその為の映画だったんだろうなぁーって思った。リアルに環境が、クローズされてないので、緊張感も薄い。色々残念。
自分の耳の問題だと思うが、肝心のところが早口でよくわかんないとこありました。盗聴器見つけたら件とか…
FICTION
初日から3日間、異常なまでに混んでたので週末明けに鑑賞。それでも結構入っていました。原作は未読です。
設定的なものは「かまいたちの夜」みたいな作品なのかなと思っていましたが、ちょっと薄っぺらいミステリーだったなぁという感じの作品でした。
オーディションという名目で集められた役者7人が、雪の中の山荘で起こる事件に巻き込まれていくという設定をもとに演技をしていく中、徐々にフィクションがノンフィクションになっていき…みたいな感じの作品です。
全体的に殺人が起きるまでの過程がダラダラ進んでいくので、緊張感が感じられず、きっとどこかで生きてるんだろうなーというのがどこか漂っていて、その面でもあまりのめり込む事ができませんでした。
全体的に謎解き要素が多くないので、その辺も期待していたところから逸れていたなぁと思いました。
雅美が交通事故に遭ったというのも、温子が完璧に悪い(というかなぜあんな電話をしたのか)のに、また演技しようはちょっと綺麗事すぎないか?とモヤモヤしてしまいました。場合が場合ならナイフでブスっとは免れないのになぁと思いました。
オチでタイトル回収と共に、それに伴った舞台を7人と雅美とで完成させるというのもなんだか腑に落ちなくて、あれだけ憎悪撒き散らしてた雅美がそんなすんなり舞台出演を引き受けるのか?と思いましたし、ここまでの物語自体そこまで面白みを感じられなかったのに、あんな拍手喝采になるもんかね?と最後まで疑問符が付き纏っていました。
絶対殺してやるノートなんて漫画以外で見る機会が無いので、不謹慎ですが笑ってしまいました。
久我のキャラ自体は結構良くて、探偵ポジションでしっかり機能していて良かったと思います。なぜ合流できたのかとか、最後の舞台になぜ出れたのかとか、細かいことを気にし出したらあかんなと思って思い切って無視したらなんかスッキリしました笑
役者陣は全体的に良かったと思います。場数を踏んでるメンバーが多いので、その面でも基盤はしっかりしていたので、飽きることなく映画自体は完走できました。
個人的な問題なんですが、岡山天音さんの演技がどうしても苦手で…。こればっかりは好き嫌いの問題なのでらどうしようも無いんですが…。やはりどこか引っかかってしまいます。
大塚明夫さんの渋いナレーションは最高でした。
全体的に軽めの作風なので、サクッと観れるところは良かったです。ミステリーとしてはかなりパンチの弱い作品でした。
キャストのパワーでヒットしてるなーというのがひしひしと感じられました。
鑑賞日 1/15
鑑賞時間 18:20〜20:20
座席 H-27
魔術師・東野圭吾
三重構造だ、という四重構造で、見ているものからするとそれを包括しさらなる多重構造、というのがネタバレ。
結局この演出方法では誰が出演しても似たものになるだろうね。
役を演じさせているという部分も曖昧で、演じさせている中でそれぞれ人物の本質が浮かび上がる構造なら深みも出ただろうに、多重構造という部分に囚われてしまったのか、つまらない手品を見せられたよう。
原作はどんなだろう。
東野圭吾作品は映像はすぐに浮かぶけれどもいざ実現しようとするとかなり難しい。
制作、監督、脚本の方々が魔術師東野圭吾のマジックに見事に翻弄され騙されたと言えるかもしれない。
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