「フリーク…じゃないんで」ある閉ざされた雪の山荘で Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
フリーク…じゃないんで
劇団水滸の新作舞台の主役オーディションで集まった7人の役者が次々と姿を消すサスペンスミステリー。
招待状を受け取って海沿いの地のコテージにやってきた劇団水滸のメンバー6人とフリーの役者が、「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件の謎を解き、解けた人が主役の座を得るという流れになって行くけれど…それって演技関係なくないか?
そもそも路線バスに乗って指定のバス停で降りるのに目隠しする意味も解らないし、そんなんで覚えられるかよっ!な取ってつけた様な登場人物紹介から始まったところで萎え気味だったけど。
いよいよメンバーが消えて、演出家による状況説明のナレーションとテロップが入り…あのー謎解きしようとしている様子はそれだけですか?
そして又メンバーが消えて、これは本当の事件!?って雰囲気だけど、だとしたら…とか、なんでもうちょい調べない?とかツッコミどころが多過ぎて、これっぽっちも本当の事件とは感じられず。
ある意味意外な結末ではあったけれど、それはそれで無理があるからそりゃあ意外だわという感じ?からの最終的にやっぱりそうなるよね。
原作は知らないけれど、なんかず〜っと上っ面だけなぞっている感じがして、脚本が残念過ぎたという印象。
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