ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価
全425件中、1~20件目を表示
ある意味で貴重な作品
謎解きがメインのミステリー小説を映像化するのは危険というお手本のような作品。
だいたいに於いて、謎解き小説は物語に彩りを与えてくれる人物描写が希薄になりがちで、心理描写もあくまで必要な情報文しか描かれない。どこまでも謎解きを楽しむ為の物語となっている。
それでも本で読むと楽しめるけれど、映像化してしまうとそのスカスカ具合が露呈してしまう。
そんな代表作として、すべての映画づくりに関わる人に反面教師として残してほしい。
あれ?面白かったけどなぁ、、
WEST.重岡くんの演技は教場Ⅱで見たことがあって、そのときもいい演技をするなぁと思っていたが今回も好演していた。
田所に急に当たりが強くなるところは毎回笑えたし、関西人だけあってシリアスとコメディの使い分けが上手い。
間宮祥太朗に戸塚純喜、岡山天音と実力派たちが脇を固め、三者三様のヒロインたちが華を添えていてバランスも良かった。
森川葵の演技がどうしても浮いてしまった印象だが、役どころ的にセーフか。
雅美の話が出た時点で、その子が何らかの事情で亡くなったか演技をやめることになったかで、その原因となった人物を殺すために審査を装って集められたのだろうなと推測はできた。
彼氏か片想いか、いずれにしても首謀者は男だろうからその時点で容疑者は4人。
あの手この手で審査という部分に信憑性を持たせて山荘から誰も出て行かないように誘導していた本多が一番怪しいが、嘘のない人に見えたので信じたい気持ちが強かった。
二日目のアリバイで容疑者から消えたことでホッとしてしまったが、これがミスリードだった。
結局私の推察は近からず遠からずだったが、本多の告白のあとの展開は予想外だった。
真の首謀者は雅美本人であったこと、殺人はフェイクだったこと。
雅美のセリフ運びがあまりにも舞台調でキツイな…と思ったところで舞台上の場面に切り替わり、あぁそういうことかと納得させる演出はよかった。
最後まで疑問だったのは、結局久我が選ばれた理由はなんだったのか。雅美が覚えてたと言っていたので、光るものがあったのか…
久我がその場にいる違和感が終始拭えなかったので、いっそのこと雅美の演技に感化されて才能が開花し、その場にいる全員に強烈な印象を残していたぐらいの設定が欲しかった。
それともう一つ、8人はどうやってこの脚本を劇団で舞台化するところまで持ち込んだのだろうか、と考えてしまった。
先生にはどこまで真実を話したのだろうか。
有名な劇団で無名の脚本家と未経験の演出家の舞台をやれるのかな…等と関係のない方向に疑問が浮かんでしまった。
原作では舞台のくだりはないと知って納得した。
多少の疑問は残りつつ、映画としては最後まで面白く観れたので、低評価の嵐に少し驚いている。
サブスクだから観た
観てみたら面白いはず・・と思って鑑賞。俳優は良し、東野圭吾なお良し・・
途中までは引き込まれましたが展開が読めてきたしなんか全体的に軽いし重岡(嫌いではない)がなんかうざいやつに。森川葵がこんなちょい役なんだーと思ったらガッツリ嫌な役で出てきましたね。
この方の演技あんま好きじゃないわー。
映画館で観ていたら暴れていたかも❓
超低予算(推定)で、スカッとするくらいつまらない映画。問題は原作(東野圭吾らしいが知らなかった)なのか、脚本なのか、俳優陣なのか分からないが、そんなことはどうでもよくなるほどつまらなかった。何よりも交通事故に遭った女優役の頭の中身が理解できない。映画館で観ていたら暴れていたかも❓
まずもって主演俳優が酷い
ホントに東野圭吾の原作なのか??
なんだか先が読めてしまう
序盤からすでに
殺人事件が起こるのだろうな、そしてこれ、実は誰も死んでないんだろうな
そして、蒲田行進曲みたいなオチになるんだろうな
と、なんとなく読めてしまう
蒲田行進曲が世に出てしまったから
もうこの展開は、使えないと思った方がいいのでは。。
この映画をなんとか、映画として成立させるために
間宮祥太朗と岡本天音をチョイスしたのは賢明。
重岡も心配だったが、なんとか頑張ってた。
エンディング曲がWESTだったのが。旧ジャニーズ映画の手法を感じる。
ターゲットが10代なら、確かにこの展開は新鮮に驚けるかも。
演技は良いが、話がつまらなかった!!
タイトルから、往年の「かまいたちの夜」みたいなものを期待すると、全然違います。演技や演出は悪くないと思いますが、話が面白くないです。大塚明夫さんだけ何かアトラクション感が出て浮いていますし、人狼ゲームみたいな知能戦が観たかったのでです。
「クローズドサークル」の説得力
最終オーディションとして山奥の山荘に集まった劇団員達。次々と失踪する劇団員の謎に挑む主人公達の物語。
東野圭吾原作のサスペンスですね。原作未読です。
恐らく、クリスティの「そして誰もいなくなった」のオマージュ作品なのでしょうが、完全な失敗です。
サスペンスとしてまったく面白くありません。
幾つかの動機は、全て理解不能ですし、ラストの展開も意味不明です。
そもそも「クローズドサークル」描写が不十分で、当初より物語の説得力に欠けているのが致命的。
私的評価は、極めて厳しめです。
青春映画として秀逸
物語は3重構造だけど、違う。これは4重構造。
この多重構造の映画を通じて若い役者をとことん揉んでやるぞという監督の気概と、揉まれている役者の懸命さ(≒青春)が画面に映り込んでいる。
あの場に若い役者たちを呼び出した演出家こそ監督こと飯塚健氏だったのでは無いだろうか。
青春映画として久々に当たりな作品だった。
最初から違和感
東野圭吾さんの作品で期待しすぎてしまったのがあると思いますが、あ...
ストーリーに色々と破綻があると思い始めるのは全部観た後だったレベル...
オシャレ演出で誤魔化そうとしている愚作
主要キャスト8人のうち7人はよく知っている俳優で、主演の重岡大毅だ...
全425件中、1~20件目を表示