ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価
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最初から違和感
東野圭吾さんの作品で期待しすぎてしまったのがあると思いますが、あ...
ストーリーに色々と破綻があると思い始めるのは全部観た後だったレベル...
オシャレ演出で誤魔化そうとしている愚作
主要キャスト8人のうち7人はよく知っている俳優で、主演の重岡大毅だ...
雅美喚きすぎが聞いてられなかったです🥲
なんかこねくり回した割に、オチが。
女優陣、旬な方ばかりなのに、普段の練習の時のような設定だからかノーメイクであった為、いつも観るお顔より老けて見えた。雅美役森川葵さんなんかキャスト欄で見る迄わからなかった。表情がキツかったせいか?
『そして誰もいなくなった』を意識しての作品なんだろうな。
前半、温子と由梨江がいなくなること以外、退屈だった。
雨宮もいなくなり、残された者は本当の殺人か❓
となったところで、久我が種明かし。
いなくなっていた3人も生きて登場。
どこに隠れていたんだろう?
出て来たときに3人皆雅美に謝るのだが、
雅美の家に行ったことは謝る必要あるのか⁉️
温子が雅美に電話中に事故に遭ったからといって、
温子の落ち度なんだろうか?
嘘をついたのは良くないが。
雅美が3人を殺したい、って雅美異常としか。
自分、お芝居について素人ですが、
森川葵さんの演技には嫌気がさしました。
なぜあんなに力入れて喋るのか❓
評価されているらしいですが、
ひとっつも上手いとは思うどころか、
他の方の自然な言い回しの方が、ずっと良かったです。
ドキドキしない風変わりなサスペンス
2024年公開、配給はハピネットファントム・スタジオ。
【監督】:飯塚健
【脚本】:加藤良太、飯塚健
【原作】:東野圭吾〜『ある閉ざされた雪の山荘で』
主な配役
【探偵役・久我和幸】:重岡大毅
【中西貴子】:中条あやみ
【田所義雄】:岡山天音
【殺され役②・元村由梨江】:西野七瀬
【殺され役①・笠原温子】:堀田真由
【殺され役③・雨宮恭介】:戸塚純貴
【麻倉雅美】:森川葵
【本多雄一】:間宮祥太朗
1.キャストありき
最初に宣言しておくが、
私は本作の出演者は、みな好きな俳優ばかりだ。
だから、観た。
だが、好きな俳優たちの熱演が、作品の出来栄えと噛み合わず、なんかもどかしい気持ちになった。
なにかが違う気がする。
私は、「原作は原作、映画は映画」と割り切って楽しむことに決めており、原作から離れても映画として楽しければ良いと思っている。
東野圭吾の原作は、登場人物たちの、役者としての技量や器量の良し悪しをキャラクターのパラメーターに使っていたが、
それがタネ明かしの際の「3重構造」を強く支えていた。
映画では、皆さん演技がうまくイケメン&美女揃いで、キャラクターにエッジが効いてない。
原作へのリスペクトや愛が、いまいち感じられなかったのは気のせいか。。。
2.工夫は感じたが。
◆屋敷を真俯瞰で見せる
◆監視カメラ越しの粗い映像を見せる
密室劇に動きを持たせる工夫、観客を飽きさせない工夫は感じた。
だが、いかんせん、間宮祥太朗の存在感が大きすぎて、原作を知らずとも展開が先読みできてしまうのだ。
3.まとめ
事前に設計されたトリッキーなオーディション?
オーディションに見せかけた密室殺人?
ハラハラドキドキがあまりない、風変わりなサスペンスだった。
☆2.0
ドキドキしないサスペンス。
最後気になる
せっかく面白いのに
まさかの〇〇構造とおもいきや…
まさかの三重構造とおもいきや…四重構造!?
小説では三重構造となっておりましたがその後のラストで4重目の「すべては舞台の上でした」という締めくくりは見事でした!
見ている途中からでもこれ映画だから現実世界では四重だよねー🤔とか考えてたので、この締めくくりは私はすきです。あっ、でも舞台が4重目で本当は映画だから五重って事に…?笑
なんて、バカな感想ですみません
映画の始まり方や文字が天井に映し出される演出などがシャレてましたね〜
小説だと主人公目線で進むのですが映画だと主人公すら容疑者のように見えて犯人探しにワクワク出来そう!と思いましたが推理する余白なくトントンと進みすぎて、急に主人公がキレッキレに探偵役としてしゃしゃり出るのが何か不自然…
と思ったら舞台だった。
それでピンときました、これは小説の後のアナザーストリーなのだと。
あの小説の出来事の後、主人公があの事件を再現した脚本を作り麻倉雅美に花を持たせる演出にした
小説だと麻倉雅美は本当に殺していない事を見抜いていたし、そんな本多を責める事もなかった。そして役者の道も諦めたまま終わる
あの後、また役者の道に戻った麻倉雅美、ハッピーエンド
これはこれで、素晴らしい。
私は小説のドロドロした部分、どうしようも無い所、麻倉雅美の悪い部分がしっかり描かれているなどが好きなので、ご都合ハッピーエンドっぽくて何となく…腑に落ちないが、これはこれで良いまとめ方だったと思う
まとめると「小説を読んだ方が楽しめる」かもしれませんね
凡作映画の教訓が、そこかしこに散りばめられている作品
東野圭吾のネームバリューで期待させ、豪華若手俳優陣を配しながら、
ハリボテ脚本で、映画史に残るズッコケぶりを披露した作品。
どうしたんだ、飯塚健?と叫びたくなるほど。嫁のパフパフ、しすぎたんじゃないのかと、疑いたくなる。
サスペンス映画の緊張感が全くなく、かつ、ミステリーの深みもないし、謎解き系にしては浅い。
1月公開映画には、凡作も混じっているから警戒しなければいけない、とまで教訓を残したし、
俳優の顔写真が選挙ポスターのように、
配列されてるポスター映画にも期待し過ぎてはいけない、という教訓も残した。
そういう意味では、学ぶべき所が数多ある作品だった。
出演した俳優たちは、俳優キャリアに大きな傷を残しかねない危険さがあり、一番ダメージを食らったのは主役の重岡大毅で、
1年後に「35年目のラブレター」で汚名挽回できて、本当に良かったと心から思うが、
間宮祥太朗に至っては、その後も作品運に恵まれず苦しんでいるから、本当に誰か救いの手を差し伸べて欲しい。
事務所のマネージメント担当の陰謀を疑う。
ミステリー映画なのに、疑ってばかりだ。
役者は割と有名で題材も面白そうで素材は揃っているはずなのに なんか...
役者は割と有名で題材も面白そうで素材は揃っているはずなのに
なんかあまり面白かったという印象が残らなかった。
原作を読んでいないけど東野さんだしもう少し面白いのではと思った。
(映画ももっと面白くできた?かも)
そして誰もいなくならなかった
雪で閉ざされた山荘に集った若い数人の男女。殺人が起こり、一人一人…。
ミステリーの常套手段である“クローズド・サークル”。若い出演者や劇団員の設定が『金田一少年の事件簿』や『名探偵コナン』を彷彿。実際にそんな“事件”もあった。
しかし、東野圭吾がそんなよくあるミステリーを書くだろうか…? 一捻りあり。
山荘に集った若い劇団員たち。
ここで行われるのは殺人事件ではなく、次回公演の最終オーディション。
そのオーディション内容というのが…
山荘が雪で閉ざされ、外部とは一切遮断。その中で殺人事件が起こり、犯人を探し出せ…という設定。
実際は雪など降っていない。オーディション中、敷地外へ出る事やスマホなどで外部と連絡取るのも禁止。違反者はその時点で落選。
設定も事件も架空だが、即興(リアル)で演じ続けながら、謎を解く。
題して、“ある閉ざされた雪の山荘で”。
殺人ミステリーによくある設定を、本当に“設定”にしたのがユニーク。
劇団“水滸”の団員。
雨宮。リーダー格。
本多。看板俳優。
田所。少々卑屈な性格。
温子。姉御肌。
貴子。優等生風。
由梨江。劇団出資者の娘。
と、もう一人。久我。外部の者で、水滸に憧れ、オーディションで最終選考の中から見事選ばれ、最終オーディションに参加。
皆、一癖二癖あり。堂々と口調のキツい温子や読めない言動の田所は勿論、新参者の久我も、真面目な本多も貴子も、何か陰あり。
久我以外、苦楽を共にした仲間であり、ライバル。
何気ないやり取りの中にも、火花が散る…。
このまま若き劇団員たちの群像劇でもいいが、本作は東野ミステリー。“何か”起きる事を期待してしまう。
あくまでもそういう“設定”で、何も起きないと思っていたら…。
一人が居なくなる。設定か、それとも…?
また一人居なくなる。血糊…? いや、本物の血痕が…。
これはオーディションじゃないのか…?
絶えず山荘内には演出家の状況設定を告げる声。
また一人居なくなる。
皆で一斉に嘘を演じ続けている“舞台”なのか、本当に殺人事件が起きたのか…?
設定を逆手に取って真偽が分からぬ事件が起きる…という二重構造。
思わぬ人物が探偵の才を見せ、推理し、遂に犯人に辿り着く。
ミステリーあるある、犯人独白タイム。二重構造ではなく、三重構造であった。
いなくなった3人には共通点あり。
水滸にはもう一人団員がいた。実力トップの雅美。が、このオーディションには参加せず。以前の別のオーディションで落ち、不正を感じ嫌になり、辞めた。さらにその事で3人と揉め、その時…。
芝居か、本当の事件か。この“ある閉ざされた雪の山荘で”の全貌は…
第一の構造。“殺人事件”という設定。
第二の構造。本当に事件が起きる。実行役と黒幕が。
第三の構造。ここが全ての真相。本当に殺人は起きていなかった。実行役と3人が裏で…。全ては元仲間への…。
ミステリーの常套手法をなぞりつつ、ユニークな設定・構成で。
演技に懸ける若き団員たちのドラマや友情も織り込む。
だけど、今一つ物足りなかったかなぁ…。
三重構造はそれなりにミステリーの醍醐味あるが、結果的に殺人が起きない殺人ミステリー。ハラハラドキドキはない。
“雪に閉ざされた山荘”も設定なだけであって実際は雪など降っておらず、孤立感も閉塞感もナシ。
重岡大毅、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗…。今をときめく若手の豪華アンサンブルは魅力だが、劇中さながら皮肉と言うか、演技力に差が…。岡山・堀田・戸塚は個性を放ち、間宮も存在感発揮するが…。憑依型と呼ばれる森川は今回はちとオーバー気味。“主演”はもうちょっと…。美女たちの目の保養には良し。
何か全体的にとっても薄味。
最後はいい話で終わるが、東野印本格ミステリーを期待すると…。
だって、“そして誰もいなくならなかった”。
期待以上だったけど…
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