僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクストのレビュー・感想・評価
全72件中、41~60件目を表示
盛り上がりに水を差す映画感想文
A組がちゃんとヒーロー活動してたのが嬉しかった。
出番は人気キャラ三人と比べれば全然ないけど、それはもうお約束なので諦めている。デクの成長が目に見えてわかる演出は良かったかな。オープニングもカッコよかった。
デクとジュリオの掛け合いの小気味よさ。
オリジナルキャラなので、かなり警戒してたけど、そこは本職の方なので特に気にすることなく観られたのが良かった。ただちょこちょこ、え?デクそういうこと言うんだ?と思うところはあった。
夢のシーンは知ってる人には少々エグい演出だった。あり得ない過去、でもあったかもしれない未来というのは悲しくて寂しいな。
ダークマイトの小物感は嫌いじゃない。
声優さんのおかげでオールマイトとの対比がよく出来ていた。
むしろ問題はその配下にある気がする。
最終戦前に出てくる敵にしてはショボすぎる。序盤からボスの小物臭が酷かったので配下にはある程度期待してたのに。映画だから仕方ないかもしれないけど、この作品ってヒーローとヴィランの対比が非常に重要なので、もっとこう…なんとかならなかったのかな。期待し過ぎたのかな。
人気キャラ二人の共闘の蛇足感。
あのショボい敵に対してこの二人をあてるの?という感想。能力被ってるし、過剰戦力じゃない?信頼とか熱い思いとか全然伝わってこなかったけど、人気キャラだし好評なのかな?まあ制作者側にこの二人が好きな人でもいるんでしょう。特典にこじつけエピソードあったけど、なおさらなんでこの敵にこの二人やねん!とツッコミどころ満載。敵に魅力がないので、それと一生懸命戦ってる二人が滑稽に思えて残念だった。地頭が良い設定が全く活かせてない。ついで感のある轟の扱いも相変わらず酷いし。出せばいいってもんじゃない。前作の一対一の戦いのほうがまだマシだった。
アクションはすごい。
相変わらずアクションに力を入れてる。これぞヒロアカ、これぞボンズ。最終場面では、なんか色々あって敵を勢いでやっつけました!感がすごかったけど、アニメーションの力って凄い。まあいっか、戦闘凄かったしな〜って誤魔化されてしまった。
ジュリオとアンナのための映画。
ストーリー面で唯一評価出来たのがこの二人の話。普通にロマンス映画みたいだった。二人だけで完結させているところが映画キャラとしては評価出来る。ロミジュリオマージュは意外と良かったんじゃないかな。ゲスト声優に関してだけど、私は特に気にならなかった。これは好みの問題だと思う。
これ原作追ってる人は皆思ってる気がするんだけど、何で公開時期が今なの?
アニメ七期始まる前にやるやつじゃない?アニメで爆豪死んでるのに?最終話前にやること?公開時期で評価が変わりそうなので勿体ないと思った。時系列的にデクと爆豪の和解後って聞いてたけど、爆豪はデクのこと名前で呼ばないし、これはあえて?他は呼んでたから気になった。まあヒーロースーツ着てるからセーフかな?連載中のアニメや映画は難しいね。
色々と言ったけど、映画の総評としては、良くも悪くも夏休みの映画という感じ。
作品ファンの中でも評価は割れそう。デクファンには嬉しい演出は多いと思うけど、解釈違いを起こす可能性も否めない。これもいつものことか。準公式として割り切りましょう。
親が子供と一緒に安心して観られる映画として☆3つ。
原作より勧善懲悪で分かりやすいんじゃないかな。
感想は以上。
最終回、楽しみですね。
最近見た映画の中で1番つまらなかった
本誌で体育祭編やってた頃から追っており、映画も全部見に行っています。そんな自分ですが、今までのヒロアカ映画の中で最もつまらなく、そして最近見た映画の中でもトップクラスに退屈だと感じました。SNSやYouTubeで「最高傑作」、「めっちゃ面白かった」と言ってる方が多く、「正気!!?!!?」と思ってしまいました。ただここのサイトには批判意見も多く、少し安心しました。
公開初日に都心で見ましたが、前〜中までの座席がガラガラ。この時点で少し嫌な予感がしました。この嫌な予感が当たってしまい、開始10分くらいから「駄作臭」がすごく、わけがわからないまま話が進んでいきます。
1時間半くらいの映画という枠組みで話を詰めなきゃいけないのは理解できますが、それにしてもご都合展開が多すぎる気がしました。ジュリオとアンナの個性、弱すぎるダークマイト、ミリオの意味不明なハンドサインを都合よく解釈するホークス… 他にもありますが省きます。
戦闘シーンが多いのは良いけど、「いつもの3人」以外の1-Aメンバーの扱いが酷いです。喋る割にこれといった活躍がない葉隠ちゃん、 終盤1人で雑魚処理させられる常闇くん、そして「生き物がいない空間」という設定のせいで個性使うことすら許されない口田くんはかなり不遇だと思いました。製作陣は口田くんになにか恨みでもあるんでしょうか… また時系列的に仕方ないとはいえ、青山くんは出ません。別にこれらのファンというわけではないけど、1-A全員の活躍が見られないのは残念でした。
ただ作画は良いし、敵の女が使った個性による夢の世界?(話に興味がないので覚えてません)での轟くん、飯田くん、そして障子くんはかなり良かった… あれはずるい。
総じて夏休みにありがちな、子供向け映画みたいな出来でした。脳死で戦闘シーンを見たい人、宮野真守ファンの方は面白いと感じるんじゃないでしょうか。ジュリオとアンナの関係性に共感・感動出来た人が太鼓判を押してる、そんな感じです。私はアンナの演技酷すぎて感情移入出来ませんでした。
夏休み映画はこれくらいが丁度よい
ストーリーはオーソドックスですが常に戦いまくるので見ていてダレる事はあまりなかったし、その戦いぶりも過去最高の派手さなので非常に楽しめました
敵役であるダークマイトが丁度よい小物で鑑賞後は印象が残らなかったのはこれからの原作を考えるても非常に良かった
少年漫画の夏休み映画はこういうので良いのだ
あとやっぱ堀越先生のキャラデザは良いね
時期的にどうしてもA組やヒーロー達に無理させられないっていう縛りがあったのとヒロインの声だけがちょっと勿体無かった
個人的には前作よりも楽しめたので◎です
やることが……やることが多い!
A組全員動かしたい、オールマイトワナビーのやたら強い敵も出したい、プロヒーローも動かしたい……と全部詰め込んだ結果110分の尺が全く足りておらず、概ね薄味なものの詰め合わせになってしまった印象。ストーリーも切り詰めるだけ詰められており予告編を見てこんな話だろうなぁと予想した流れがほぼそのままお出しされる。
事実上主役扱いのデク、爆豪、轟君のアクションシーンは非常に力が入っており、その他のシーンも劇場版だけあって高めの水準を保ち続けているため単なるファンムービーとしては十分な出来ではあると思います。
話の中心に関わらない状態でいきなり活躍するキャラクターが多い事や作品固有の要素の説明が最低限のものすらなく、敵であるダークマイトの薄っぺらさ故の味やそれに対するデク達のリアクションといった要素が「ボロボロになりながらも平和の象徴として時代の中心を走り抜いたオールマイト」という偉大な人物の存在を下敷きに成立しているにも関わらず本作のオールマイトは後方で心配そうにしているガリガリのおじさんでしか無いなど、完全に原作を履修している事を前提にした作品なのでそれ以外の方にはオススメしません。
特典のインタビューで原作の堀越耕平氏が「毎年(原作から外れたオリジナルストーリーの)ドラゴンボールの劇場版を観ていた」といった話をされていましたが、良くも悪くもそんな感じ
蛇足
タレント声優さんにレベルの高い演技をしろとは言わないんですが、専門じゃないし。滑舌が怪しいレベルなのはちょっと勘弁してほしかった。「これで対等だね」といった感じのセリフが「ダイドー」に聴こえて、一瞬だけ脳内が自動販売機のイメージに支配されました
3作目の吉沢亮氏がかなり自然な演技をされていたのと比べると大分残念な気持ち。
ヒロアカ映画最低作品
まず最初に言います
この映画はオリキャラの執事とオリキャラのお嬢様のラブロマンスがメインで、A組は脇役です
お茶子のヒロインとしての出番なんてありません
予告の出番が全てです
出番があるのは緑谷と爆豪と轟だけで、彼らのダークマイトとの神作画の戦闘シーンだけが評価点です。
まず自分はヒロアカにオリキャラ同士の恋愛模様なんて求めてませんでしたし、A組のそれぞれのメンバーに最後かもしれない映画で見せ場が欲しいと思っていました。
叶いませんでした。全員敵の催眠キャラに雑にやられて後はモブと戦ってるだけです
原作ファン、A組ファンはヒーローズライジングを観ましょう。
不当な評価と言われてるみたいですが、客観的に見た評価でしょうよ。
これが最終作なのはあまりにも悲しすぎるので、5作目の堀越先生監修の傑作を期待したいです。
うーん
個人的には、がっかり感と言いたいです。
ダークマイトの迫力がなく、オールマイトと対比にもなりづらい。オールマイトがカッコ良すぎるんだろうね。
もっと、梅干し感が欲しかったな。
三宅さんがやられているから、オールマイトとダークマイトの掛け合いがもう少し見たかったです。
ただアニメーターの作画がすごいですね。
迫力ある動きには圧巻でした。
あと、あの悪の軍団は、大好き❤
悪はああでないとね
スターアンドストライプが可哀想
ただただスターが可哀想な映画だった。
俺は何を見せられてんだとなる作品。
第二次決戦とか言う最終章の前にこんな茶番があったなんて。スターが稼いだ時間はこんなめんどくさい「ダークマイト」に取られてしまうのか。と感じた。アンナとジュリオにも感情移入出来なかった。如何にも
HAPPY ENDって感じになってるけど
本来なら市民が怒るだろ
勝己もあんなこと言わないだろ
フットマンの扱いひどいだろ
そして何よりも、今じゃない。
荒廃後のコスチューム見せたかっただけだと感じる。スターもたまったもんじゃないと思うだろう。
今後に期待して0.5
つまらない訳じゃないけど、今じゃない
あ、思ってたのと違う…
なんかもっとテーマ性のある映画かと思ってたんだけど、平成初期のアニメ映画みたいな、ペラペラな設定のアニオリ敵アニオリ個性を謎時空で倒す話だった。。
これはこれで良いんだけど、今じゃないなぁ。
最高潮の盛り上がりだった41巻が発売して、来週には原作が完結するというタイミング。
原作のテンションと映画の内容が連動していなすぎてイマイチ気持ちが乗らない。
今回、敵の目的・オリキャラの行動動機を中盤まで引っ張ってしまって、ストーリーが分かりづらかった…
敵もショボいし、オリキャラも浅い。
A組を沢山描こうとしたのは伝わったけど…(青山くんは不在)
オールマイトを模倣した敵なのに、オールマイトがストーリーに全然絡まないのが不満。
うーん…
オールマイトに憧れたダークマイトなら代わりにAFO倒してくれよ??と思ってしまった
なんでおもっきりヴィランやっとんだ。
オープニングまでワクワクしたけど、設定がガバガバすぎてツッコミどころが多かった
ジュリオはカッコよくていいキャラだったけど、アンナの声で現実に引き戻される。
普通に女性声優を使えばよかったのに…
微妙すぎる
最近ヒロアカにハマって映画がやると聞いて初日に観に行きましたが。
なんというか、夏休みだから観客入るだろうで作ったのかもしれないけどそれにしても本当にひどい。
曲も映画と合ってないし、ゲスト声優の女性は棒読みすぎて聞くに耐えない。
ダークマイト(敵)が次のオールマイトは俺だと宣い、それを否定しダークマイトと戦う出久たちですが、ダークマイトがあまりに無敵なのに最後の方は呆気なく倒れるしいろいろ設定が無茶苦茶すぎて...。
どれだけヒロアカ好きでも2度目はないかな。値段払ってみる作品じゃないしなんならテレビでやってても観ないレベルには酷かった。原作が好きだからで期待しすぎたのかもしれないけど、もう次からヒロアカ映画観るのやめようかなと思うレベルには酷かった。
正直期待外れ
まだ見ていない人はサブスクに配信されてから見たほうが良いかも。
良かった点
・轟と爆轟の共闘が見れた
悪かった点
・敵キャラがいろいろ頼りなかった。
戸愚呂兄弟みたいな2人組も大したことなかったし、遅延を使えるおじ様も登場時がピークでアッサリやられたし、洗脳できるお姉様も戦闘能力が低い。アリクイみたいなやつは終始よくわからなかった。一番最初に出てきたサザンドラみたいなやつが一番インパクトあった。
・ダークマイトが肩透かし過ぎる。
次のオールマイトを名乗るにしてはダークマイトが戦闘力、カリスマ性など全てにおいて魅力が無かった。本作最強キャラ・オールマイトを継承したいという威勢ばかりが先走りして、結局はそれに追いつけなかった印象。シガラキやオールフォーワンの足元にも及ばそうな感じ。
・ジュリオの個性にモヤモヤ
ジュリオの個性があまりにメタすぎる。あまりにご都合主義というか安直すぎる個性にゲンナリ。もう少しこの辺りの設定を凝っても良かったと思う。
・ジュリオの急なキャラ変
ラストに急にタメ口になって違和感。アンナを突き放すという優しさを見せるジュリオ、にしたかったのだろう。ただ、ここまで執事キャラで来ていたから最後まで丁寧な口調でいてほしかった。
・全登場人物の活躍が中途半端
ストーリーが進んで生徒だけではなくプロヒーローも多く登場したため、すべての登場人物に活躍の場を設ける必要があったのかもしれない。ただ、結局のところ全員中途半端な活躍になり、見せ場らしい見せ場がなかった。
・BGMがなんかくどかった
映画館で見たからかもしれない。
いまいち
MX4D で鑑賞しました。
ドカバカとアクションにマッチしており
不自然な揺れ、機会音、風音が珍しく気にならない仕上がりで楽しめました。
ストーリーがいまいちなので4D動きでなんとか楽しめた状態。
クラスメイト、プロヒーローそれぞれ活躍しておりアクションは楽しめますがストーリーは平凡です。割りきってキャラクターと動きを楽しむとよいかと。
オリジナルキャラクターデザインはヴィラン共に悪くないですがメイン2人がどうも。。
ジュリオのギザ歯がダサい。
カッコいいキャラなので余計目立ちます。
執事なのに隠せない粗暴の悪さを表現してるのでしょうが十分伝わるのでくどい。狙いすぎ。
アンナはモデルさんが演じているため声優と並ぶと浮いてしまいます。
ジブリキャラが混ざったような感じです。
特徴的な声なので悪くはないのですがキャラとはマッチしてませんでした。
ヴィランによって洗脳されている間の無感情感は合ってましたが。
原作完結に向けてもうちょっと頑張ってほしかったです。
「ダークマイト」という話題性を超えられなかった作品
全体を通して先の読める展開が続くので退屈に感じた。ゲストキャラの関係も予告編で推察できる以上のものはなく「ダークマイト」というキャラクターの話題性によって上がった期待値を超えるものでは無かったという印象。
アニメの時系列が最終決戦直前ということでいろいろと無理をさせられないのは理解できるが、わざわざその時系列でやって制約が出るくらいなら原作と同じ時系列(最終決戦終了後)で作った方が良かったのではないかと思う(ヒーローズ:ライジングの前例があるため不可能ではないはず)。
アニオリ映画にどこまで求めていいのか悩みどころではあるが、ストーリーはもう少しやりようがあったのではないかと思う。ジュリオとアンナの恋模様、ダークマイトや適合者幹部との戦闘、プロヒーローの活躍など詰め込みすぎて全て中途半端になっていると感じた。
特にダークマイトはジュリオとアンナの関係を描くために中身を描く尺を奪われたのではないかと思うくらいの何もなさ。過去にオールマイトと関りがあったとかでもなく、ぽっと出のイタリアンマフィアで、解像度の低い「平和の象徴像」を語ってみんなから総突っ込みされている始末。
なぜオールマイトが力だけで平和の象徴だと呼ばれていると解釈したのだろう。AFOを倒した動画を見てそう思ったのかもしれないが、イタリアではその動画しか配信されてないのか?オールマイトのデビュー動画は見たことがなかったのだろうか。
「次は君だ」を自分に向けられたものだと受け取った深い理由なども特にないので本当に変なやつでしかない。子供の頃に「僕もオールマイトみたいになります!」「そうか!頑張ってくれ!!」みたいなやり取りがあっただとかそういう一幕もない。
おそらく意図して中身がない憎たらしいだけのキャラクターを描いているのだろうが、子供だましもいいとこだ。ステイン並にオールマイトに狂っているようなキャラクターを期待していただけに(ステインと言うキャラがオールマイトをオリジンとする敵として完璧だったのもあって)ここは受け入れ難い部分だった。
幹部も雑に、しかも大半が意外性のないゴリ押しで倒されていくので存在の必要性を感じない。作画の迫力に任せすぎ(デボラ姐さんはえっちでよかったけどね)。幹部の人数をもう少し削ってダークマイトのバックボーンをもう少し肉付けして、せめて動機に納得させてくれればもう少し楽しめたと思う。
後は『「個性の無効化」だと強すぎるから「個性因子の相殺」にしたんだろうけど、そんなピンポイントな個性が個性因子を流し込む個性に対応するように生まれてるの都合よすぎるだろ』とか『何年も過ごしててなんで今更適合者になったんだよ』とか『尾白の見てる夢なんだこれ』とかいろいろ突っ込みどころはありますが全部放棄します。
総じて夏休みの子供向け映画だったな、という感じ。原作のようなストーリー、ヴィランのバックボーン等を期待していると楽しめない。作画は良質だったので映画館で見る価値はあると思うが、配信になってから見ると多分7割くらい魅力が減ると思う。
これまでのヒロアカ映画の中で最低レベル
敵のキャラ設定がガバガバな事が全体的なストーリーのつまらなさに繋がっている。
マフィアがなんでオールマイトの代わりを目指すの?
オールマイトの代わりをするとか言ってなんで悪事を重ねるの?
ヨーロッパのマフィアがわざわざ日本で旗揚げしにくる理由がオールマイトの故郷だからって無理ありすぎない?
しかも日本語話してるし。
あと敵BOSSの能力とかお嬢の能力が分かりにくい。
もう???ばかりでただひたすら戦闘シーンを見させられて110分が長くて長くて苦痛でした。
過去作に比べると…
アクションシーンの作画は全く文句なし
ただシナリオの粗が目立っていてずっとモヤモヤしっぱなしでした。
色々言いたいことはありますが一番ツッコみたくなったのは、偽オールマイトを出しておきながら当のオールマイト本人がほぼ空気だったことですね。
戦闘にはもう参加出来ないのでそれは仕方ないのですが、ラストでガツンと言ってやるくらいの展開は欲しかった。
ヒロアカ映画は良くも悪くも夏休みの子供向けに作られてる印象ですが、それでも過去作は期待を超えてくるような熱量を持っていました。
TVアニメ本編のことを考えると尖ったストーリーにするのは厳しいのかもしれませんが、歴代で一番微妙な作品に感じました。
ファンムービーとしては楽しめますが…
結構酷評が多いですが、それなりに楽しめる、劇場映えする作品でした。
作画は素晴らしいですし爆豪、轟の共闘と、そこにデクを加えた共闘もあるので、かなり熱くなれました。
個人的には轟家の団欒と、常闇の師弟シーンが良かったです。
めるるはゲスト声優としては、それなりには聞けますが、周りが上手すぎてかなり浮きますね。
あと、ボスに小物感があるので、あまり魅力がなく、能力もワンピースのレゾーロとハガレンMIXみたいな感じで、既視感はありました。個性を強化されたにしても、ちょっとインフレしすぎな感じもありました。
ラストに使徒みたいになり、暴走しますが、おそらくギガントマキアより強いのではないでしょうか。それを3人で対処しきるのは、ちょっと原作と力の差がありすぎるようなとも思いました。前のヒロアカの映画でもあったような、デクのスローからの覚醒したラストには少し笑いました。割とそれまでは劣勢だったので、尚更気になりました。
あと、OPは最高です、本当に劇場で映像とここまでマッチして盛り上がれるかと驚きました。
だからこそ、EDの酷さが際立ちました。あの歌い出しを劇場では聞けません。ED後にも少し映像がありますので、我慢して聞いてください。
シナリオと細かいキャラ設定に違和感
戦闘描写は良かったがキャラ設定やシナリオは微妙。敵もヒーローも頭悪いし、なんでこれやらないんだ?使わないんだ?って感じがド〇えもん見てる気分だった。エンデヴァーが適当にMAX火力を船に打ってんの危なすぎるし、出久の立ち回り?キャラ設定?だったり、他にもプロヒーローの事とか色々違和感あった。口田君をダンショエリアに置いたのはなにか意味があったのかな?守られる側になってたけど。
バイク自立できるのに重そうに持ち上げ出たのは逆に面白い。
ヒロインと執事とデボラ姉さんのビジュは良かった。
ゲストキャラに魅力を感じない+α
とにかく映画の酷評を行うので、閲覧する際はご注意ください。
ヒロアカの映画を全て見返してから初日に見に行ったが、歴代の中でも圧倒的につまらない作品だった。
気になるところは大量にあるが、特にジュリオの設定が適当。魅力が感じられない。
・アンナに対して初めて出会った時から優しいのは何故?
何かアンナに思い入れがあるから優しいとかなら理解できるが、特にその描写は無い。
強いていうなら雇われたことでジュリオの生活の質が一気に向上したから感謝している、くらいの描写しかない。
治安の悪い所で育ったという設定があるなら、雇われたばかりのジュリオはもっと性格に難がある方がしっくりくるはず。
何故苦しんでまで個性を使いアンナを助けようとするのかが理解出来ず、感情移入ができなかった。
・ジュリオがアンナの個性適用者である事が今まで一回も判明しなかったのはなぜ?
適応者ならアンナに触れることで個性を変化させることが出来る設定だったはず。
今までの生活の中でアンナに触れることがなかったのか?
アンナに触れる時はジュリオも常に個性を使っていたのか?
どちらもありえないと思う。
個性への解決方法にしては納得感がなかった。
・締めのシーンでジュリオがアンナから離れようとした理由が分からない
個性が無くなったことを全世界に公表する訳では無いから、アンナは今後も個性を狙われ、襲撃される可能性が高いはず。
アンナのことを思うなら、今後も仕えるor仕えずとも一緒にいてアンナを守ると発言するのが正しい。
突然アンナの事を見捨てた様に感じ、締めのシーンなのに非常に不快だった。
ジュリオ以外のキャラクターも酷い。
ダークマイトはただの小物。
そもそも目指す理想が分かりにくい。
前のボスを倒す描写もただ拳銃により発砲しただけというチープさ。もっと盛大に裏切っていてほしかった。
敵幹部のヴィランも妙に人数が多くて覚えきれない。ダンジョンを作るヴィランとかは絶対に不要だった。
デクが弱く描かれすぎ。
本編であれほど鍛えている描写があるのにパイプから直ぐに落下したのにはガッカリ。
個性が使えなくなった後、敵から襲われた時、「今個性使えないから…」と一緒に狙われているジュリオを守れない言い訳をする。
そこは個性を使えない状況でも助けるための行動を何かしら模索し、行動するのがヒーローじゃないのか。
オリジン組以外の1Aの描写の格差が強い。
常闇くんに至っては恐らく他1Aが全員で戦っていたのと同等の数のモンスターを相手していた。
常闇くんが強すぎるのか、他1Aが弱すぎるのか。
全体的にシナリオの雑さが目立つ印象だった。
期待していただけにとても残念。
今までの3部作と比較すると残念
以下、ネタバレ注意
やっぱり「僕のヒーローアカデミアの映画」というだけあって、アクション面はとてもよくド迫力の映画でした。
私は4DXで見たので臨場感がより強く、とても引き込まれたのを覚えています。
ストーリーに関しては、敵キャラ「デボラ・ゴリーニ」の個性によって作られた各キャラクターの幻影が、ファンだと刺さるものがありここの演出はとてもよかったです。
しかしながら過去の3部作と比較すると、人物の心理描写が少し荒かったように感じます。
察しろと言われればそうできない事はないですが、ほとんどがセリフのみで説明されるためジュリオとアンナの関係性や、なぜそこまでアンナの父親を尊敬しているのか説得力に欠ける部分がありました。
そのため、アンナの個性の対抗策としてジュリオが選ばれた理由にも、ご都合主義的なものを感じます。
この「心理描写が荒い」という点は、エンディングのシーンに悪い影響を及ぼしているように感じました。
特に中盤ジュリオが思い直す場面では、「あれ?デクくんそんな希望的観測のような言葉で説得しちゃうの?」「あれ!?ジュリオそんな説得で思い直しちゃうの!?今までの覚悟はなんだったの!?」と思ってしまいました。
ここは重箱の隅をつつくような部分ではありますが、その後の緑谷・爆豪・轟・常闇の4人でボスに突入するシーンで、いきなり常闇が瞬間移動し離れ離れになっておりとても困惑しました。(ただ単に私が見逃していた、または聞き逃していた可能性あり。)
映画終盤の対ダークマイトのシーンにおいては、
そのままの流れでダークマイトを「力に陶酔するボスキャラ」として徹底的に悪として描けばよかったものを、オーバーホールのオマージュのような「マフィアのボスとの衝突」という内容の過去回想を倒れる瞬間に流しており、正直その設定があるならもっとちゃんと本編で描いてほしかったです。
正直最後の最後で数十秒程度の内容で描かれたところで、逆に「力に陶酔する純粋な悪役」というダークマイトの魅力が下がりとても薄っぺらく感じてしまいます。
ちなみにアンナの声優に関しては期待はしてませんでしたが、良くも悪くも想像通り。
会話のシーンではジュリオ(cv.宮野真守)との掛け合いが多くなるため演技力の差がとても目立つのですが、叫んでいるシーンが大半なので良くもないが悪くもないといった感じですね。
次回また映画の声優として会話メインで出演する際は、もっと声優としての演技力を磨いてから出演してほしいと願ってなりません。
総括すると、アクションシーンは100点ですが、ストーリーは50点。通常の映画であれば75点ぐらいのところ、過去作のハードルを越えられず少し残念な映画でした。
全72件中、41~60件目を表示