僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクストのレビュー・感想・評価
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ヒロアカっぽくなければ突き抜けろ!
前作が良かったので期待してたのですが個人的には残念でした。
ストーリーは薄っぺらいの一言につきます。原作最終決戦前で非常に難しいタイミングなので仕方ないかもしれませんが。いっそのこと過去や異世界に飛ばしてしまったほうが脚本の自由度が増したかもしれません。
作画は非常に良くて一見の価値はあり。ただし、とにかく戦闘が大規模でメリハリが少く、上手く見せ場がつくれていなかった印象があります。
味方側のオリジナルキャラクターは私には刺さりませんでしたが、若者にはウけそうな感じでした。ウけてるよね…?
敵側のオリジナルキャラクターであるダークマイトは一貫して解釈違いオールマイトを貫いていていいキャラでした。幹部たちもいいキャラだったのですが、個性がわりとチート寄りで戦闘面での駆け引きが少いのが残念。ドレインスポット(遅延)の突破がデクのゴリ押しだったのは笑えたし、ジュリオくんのブレインリモート(幻影)対策も笑えたのは良かった。
まとめ
ストーリーが薄いのは仕方がないがそれならお祭り作品らしくもっともーっとはっちゃけてもよかったのでないかと思います。特に敵側。ダークマイトは過去なんか描かずにただただ解釈違いのオールマイトファンにして、もっと濃く、もっともーっと薄っぺらくしてデクたちに「お前は違う!」「何もわかってない!」とぶっ飛ばされたらもっと笑えて爽快感はあったかもしれないですね。他の幹部たちもダークマイトに負けず劣らずぶっ飛んだキャラにしておけば「こんなときに、なんたんだこいつら!」感がでて笑えたかもしれません。まあ、ヒロアカっぽくはありませんが。
なんとなく中途半端な感じがして見終わったあとのモヤモヤが酷かったのでいてもたってもいられずレビューしてしまいました。皆さんはいかがでしたでしょうか?
ジュリオが身勝手すぎる
ヒーローに協力を仰ぐでも突き放すでもなくただウダウダと付かず離れずの距離感を貫き続けて一体何がしたかったのでしょうか…。中盤あたりで「何も知らないくせに!!」ってデクにブチギレてるシーンがありましたが、そもそもあの時点でアンナの個性の詳細や敵と戦うために必要な情報が何一つとしてジュリオの口から明かされていないのだから何も知らなくて当たり前だろうと。
その後も一緒に戦ってくれたヒーロー達に対する感謝や謝罪の言葉は何一つとして無く、ひたすらアンナにだけ執心し続けてそのままEND。いくら何でも自分勝手すぎやしませんか。ただ都合よくヒーローを利用していただけですよね、この人。自分が守りたいもののためだけに戦う、そのためなら手段は選ばないというスタンスは前作のロディも同じでしたが、あちらにはきちんと自身の弱さを受け入れてヒーローたちに歩み寄る姿勢がありました。また、デクとの交流の中でヒーローに対する猜疑心が信頼へと変化する過程もしっかりと描かれてました。尺の都合もあったのでしょうが、今作はそういった心情描写が一切端折られてしまっているのでただただジュリオが身勝手な男にしか見えません。同じゲストキャラクターでも劇場版1作目のメリッサや前作のロディはすごく魅力的だったので、とても残念です。
あ、ちなみにバトルシーンの作画は素晴らしかったです。ヒロアカの劇場版の中では間違いなく過去一の仕上がりでしょう。脚本については賛否両論あるようですが、個人的には嫌いじゃないかな。ただ、先述した通りジュリオのキャラクターだけはいただけないです。せめて最後に、「一緒に戦ってくれてありがとう」の一言ぐらいは言ってほしかった。
オリジナルキャラやアクションがめちゃくちゃよかった
オリジナルキャラの女の子(アンナだっけ?)の声優についてのマイナス意見がありますが、個人的には映画の邪魔、ストーリーの邪魔をしている訳ではなかったので、全然良かったです。
ジュリオと共にデザインがめちゃくちゃ良くて、特に最後のハグは「ええやん( ᵕ̩̩ ᵕ )」ってなりました。
ただ微妙なのが、原作でもずっ〜〜〜と思っているんですが、戦闘方法とクラスの仲間と敵と味方プロヒーローですかね。
・学生のヒーロー活動に先生1人くらい付けてもいいんじゃ…ってまず思いました。3つのグループに分けて、それぞれリーダーを立てる意味があるので、先生は邪魔になりますが…
・クラスの皆が相変わらず多いです。今作は今までの作品と比べたら、それぞれの活躍は削ってる方だと思いますが、まだ多いです。正直どうでもいいと感じる子も居ます。
・敵がダサいです。
ヨーロッパ最大のマフィアと言っていたと思うのですが、そういう荒くれ集団にあるような1本筋の通った軸のような強さや信念がなく、ボスが恐怖で従えているだけの雑魚でした。
・これは仕方ないんですが、戦闘方法がやっぱり単純です。分かりやすい"変身"がないので、他の能力といつもの体術を使うのですが、戦闘の表現やエフェクトに既視感があり驚きはなかったです。
・そんでプロヒーローは本当にプロなの?
さっさと来いや。ノロノロ作戦会議して、唯一の突破方法がプロミネンスバーンプロミネンスバーンプロミネンスバーンプロミネンスバーンってバカなの?
オールマイトはなにもしないの???相手がダークマイト名乗ってんのに液晶の前で凄むだけですか。
あの3人に託したから、終わりってことか。
面白いが盛り込みすぎ感は否めない
この作品が現在、低評価に陥っているのは単純に最終決戦の直前の話で、盛り込む要素が多すぎたから。
最終決戦直前でダツゴク達が蔓延る情勢の中、デク達がヒーロー活動に邁進するのはいい話。
だが、ここからの設定が多すぎる。
個性強化&個性抑制キャラ
ダークマイトの個性:錬金
部下たちの個性のありふれ感
念動力:瞬間移動:個性発現抑止フィールド:洗脳:モンスター作成おじさん?
何故かイタリアのマフィア
何故かイタリアの貴族
何故か舞台は日本
ヒロイン、どうやってマフィア達から逃げてきた?
執事、どうやってそのバイクと共に日本来た?
マフィア達、お前らもどうやって?
という謎が謎を呼ぶ状況でした。
そしてここで1つ言えるのは、個性強化の個性をAFOが見逃すか?という疑問。
世界を飛び回っていたAFOならマフィアに漏れるぐらいの情報なら掴んでいてもおかしくない。
という疑問点も残す作品ではありました。
ただ、この中で良かったのはデク達の戦闘方法の進化と確立が存分に発揮されていたこと。
特に映像表現は流石ボンズでした。
エウレカやハガレンで培われた戦闘アクションは凄まじいものでした。
ストーリーも1人のヒロインと執事の笑顔を取り戻す為の戦い、オールマイトの信条を守る戦い、次世代として繋いでいく戦いをきっちり描いてくれていました。
「次は、君だ」
このセリフが本誌に載ったとき
「あっ、これはヴィラン側で勘違いする奴が出てくるだろうなぁ」
と、うっすら思っていた物をカタチにしてくれてスッキリしました。
最後に私が思うのは、これは最終決戦後の後日談として描くのが良かったのでは、と思ってしまいます。
復興の最中に起きるヴィラン事件と災害、そしてダークマイトのマフィアによる事件。
デクは残り火で残り少ない超パワーだけの個性を温存しつつ、仲間と共に苦難を乗り越え、最終決戦でダークマイトにみんなの個性をOFAの様に使い(瀬吕・常闇・障子:黒鞭、麗日・蛙水:浮遊、峰田?上鳴?耳郎口田:危機感知、飯田・尾白・砂糖・切島:発勁、八百万:煙幕、爆豪・轟・芦戸:変速。+援護で青山&葉隠)、最後の一撃にだけ超パワーヒロインの能力と共に使い勝利を収める。
という流れにすれば良かったと鑑賞後思いました。
どうした?
色々とってつけたごちゃ混ぜ感満載の映画でした。
設定や作画は素晴らしいですが、話がとびとびすぎるのと、悲劇感を出すためのジュリオとお嬢様の約束とやり取りが寒すぎる。
ジュリオが過去を語るシーンで、その他の人達が起き上がってみんな静かに聞いてるのも、勝手にやってくれ感あるし、変にジュリオが取り乱して泣くところもなんか変だった…
後ジュリオがアンナとの約束だから殺さなきゃってなってるところが、まず殺すんじゃなくて、最後にジュリオがやった適合者かどうかを試してからの方が流れとして自然かなって思ってしまったし、最後に適合者か試すところを持って来ちゃったからご都合主義感満載になってしまったのが更に残念。
後ダークマイトとか他ヴィランがバフ貰ってる癖に弱すぎだし、急にポンコツになったりしすぎて冷めてしまった…
ジュリオとアンナさんのキャラや設定は魅力的だし作中キャラも沢山出てきて嬉しかったのにストーリー展開がつまらなさすぎて勿体ないのでもう一回丁寧に作り直して欲しい。
今での3作が良かったのに、今回本当にどうしちゃったの?って感じでした。
ヒロアカは本当に好きな作品なので、次回もあると信じてます。
気軽に見れるお祭り映画もあって良いのだ。何より神作画。
最初から最後まで作画が良いのですが、特に戦闘シーンの作画がとても良いです。中村豊作画を見られるだけでも、自分は元とれたなと思いました。
冒頭の車ヴィランが逃げるシーンから、デク登場、ハッチオープン、浮遊、地面ダン!地面割れる!までがかなりかっこいい。ワクワクします。
ジュリオとアンナも素晴らしい。この2人にハマった方は、ぜひ小説版も読んで欲しい。
ラストのオリジン組共闘シーンは感激です。素晴らしい映像と音響でした。中村さん…ホント凄い方です。
ストーリーに関してはややテンポの遅さや展開に都合よく動くキャラのことが気にならないわけではないです。しかし、良いシーン面白いシーンも沢山ありますし、一部の方がボロクソにこき下ろす程では絶対に無いです。
また、映画1作品めの時から、映画は原作の時系列に沿った映画を、というのは漫画原作側からの希望です。今回はあの荒廃した日本で、しかし映画らしい舞台で派手なシーンも作り、原作ほどシリアスにならず、A組も活躍させて、更にストーリーがほぼ出来た後に堀越先生から「ダークマイト」を出されたとなると、本当に脚本が大変だっただろうな…と思います。さまざまな条件の中、よくまとめたな…と思いました。
キャラが多すぎと言う意見がありますが、3作目のWHMの後、もっとA組を出して欲しい、プロヒーローも活躍させて欲しい、などの声がまあまあの数あり、そういったファンの声も配慮してくださった結果かなと考えています。ダークマイトがいなかったら、ゴリーニファミリーやアンナのことがもう少し深掘りされていたかもしれません。でも個人的にはあの小物感ただよう、意外と強いダクマイが良い味出してて好きなので良かったです。これは完全な好みですが。何よりも、三宅さんの演じ分けが素晴らしい。同じ声なのに、何故あんなにムカつくのか。声優さんすごい。
プロヒーローやオリジン組の動きに、やや違和感があるところもあるのですが、平成のアニオリお祭り映画で育った方は「まあ、映画だし、ストーリーの進行上仕方ねぇか!」と思える範疇です。
また、4DXは超アトラクションで、ぜひ一回は体験して欲しいと思います。せっかくプラスでお金払ったのに…みたいな気持ちには全くなりません。色んな映画の4DXを体験してきましたが、ヒロアカが1番動く。
注意事項としては、空腹だと酔いやすいと思うので、満腹にはならない程度に軽く何かお腹に入れておいたほうがいいです。ジュースは買うな。服が終わります。
内容が不安な方もいると思います。そんな時は、原作で見せてもらえた最高の最終回、あれを最高のアニメーションにしてもらうために、TOHOとボンズに金を落とすんだ!あわよくば第五弾の映画も作ってもらうんだ!という気持ちで見てみてください。
個人的には1回目より2回目の方が面白かったので、ムビチケ余らせて2回目迷ってる方も気が向いたらもう一回見てみてほしいです。
3作目は超えられず、、、、。
闇堕ちしたデクを1-Aで回収した後の時系列っぽい。
相手も良かったけど、バクゴーと轟の相手とかはしょぼく、3作目の方がスケールも含めて楽しめました!
時系列にこだわらないで、映画作った方がいいと思いました。
せっかくデクが最強キャラのタイミングなのに、舐めプしてるようにしか見えない、、、、。
もうちょっとやり方はあったかなーって気がしてならない。
次回作は最終回後の話で、ぜひデクのOFAの残り火が消えた話を堀越先生監修でお願いします。
普通に評判通りの内容
低評価に騙されないで、みたいなレビュー見かけますけどそれだけつまらないと思われる内容だったって事じゃないでしょうか。
仮にアンチが書いていたとしても、本当に面白かったらこんな評価になってないと思います。
自分は原作は本誌とコミック両方読んで、アニメも毎週見るぐらいにはヒロアカ好きですが今回のは歴代でも1番つまらなかったです。
全体的に脚本が先行し過ぎてキャラ達もそのための舞台装置になってるような印象でした。
原作勢からするとそんな事言うか?みたいな言動が見られ、特にデクはヒーローの本質のおせっかいを通り越して終始ジュリオの邪魔にしかなってなかったのが見ててイライラしました。
1番笑ったのはエンデヴァーで、アニメ本編ではAFOとの決戦時にプロミネンスはそう何度も撃てる技じゃないって言ってたのに何故か映画では連発してました。
おまけにビームのように撃てるようにもなってて、それができたらわざわざ本編でAFOを弱体化させてしがみついて決死のプロミネンス食らわせたのがなんだったのかってなりませんかね。
そしてあまりに弱過ぎる幹部勢にガッカリでした。
アッサリ倒すので今までのような緊張感もないし爆豪と轟のタッグ組んでわざわざ倒すほどの敵でもなかったのでオーバーキル過ぎて逆に相手が可哀想でした。
そしてヒロインがピーチ姫かよってぐらい毎回さらわれてて笑いました。
最後に暴走した時もなんでダークマイトの方がパワーアップするのか謎で中盤のジュリオの言う通り速くコイツ殺した方がよくねってなりました。
今回の映画は総じて中途半端で、オールマイトの意志を歪んで受け継ごうとするヴィランとの戦いも、ヒロアカにしては珍しい恋愛模様も結局まとまってなかった感じでした。
正直ジュリオとアンナを無しにして、ファミリー勢ともっとガチンコで戦って欲しかったです。
デクがジュリオとアンナを笑わせてみせますとか豪語してましたが、最後に2人が良い感じにくっついて微笑んでいるのを見ていたデクが「気づいてますか?今笑ってますよ」的なことを呟いてましたけど、助けたのはデクとは言え笑顔にはしてないやろってツッコミが芽生えるぐらいにはチグハグでした。
せめて主人公が言った事ぐらいちゃんと回収してくれとは思いましたね。
そしてエンドロールの最後に死柄木が目覚めようとする描写で終わりましたが、そのシーンいるか?となりました。
公開初日の前の放送で爆豪の心臓止めるくらいには絶賛活躍中だったのになんでこれから目覚めようとする描写まで入れたのかわかりません。
一応今回の話が最終決戦前とは言え、もう既に本編の放送始まってるので緊張感も期待感もない演出でした。
散々言われてますが、公開するタイミングをせめて変えられなかったのかと思います。
放送が始まる前に公開しておけばエンドロール後の演出も意味があったと思うし、なにより連載が完結するタイミングでこの駄作の公開は水を差すだけだったような気がします。
とにかくツッコミどころしかなく、原作ファンであればあるほど違和感しかない内容でした。
詰め込みすぎちゃったのかも
漫画は全巻ではないですがちょこちょこ読んでおり、アニメもぽつぽつ視聴、映画は1作目以外映画館で見てます。常闇くん(黒い鳥のキャラ)が好きで見てる感じです。
他の映画で見た予告編で常闇くんのシーンがあったので見に来ました。それ以上の期待はしてません。見たヒロアカ映画の中では1番出番は多めに感じたのでその点は満足です。道中離脱とはいえボス討伐チームに入れてもらえるなんて…!
オープニングがあるのはなんだか珍しい感じがしました。正直その尺を他のシーン付け足しに使って欲しいとは思いましたが…
曲がホムンクルスだったのでなんで?と思ったところ、敵の能力が「錬金」なのでそれ繋がりの様子?作中にホムンクルスはいなかったと思います。
特に前振りとかはなく、脱走した犯罪者を主人公たちが手分けして撃破、確保していくシーンから始まります。説明が欲しいところですが、特に挟まれず展開は進んでいくので、考えるより感じろというスタンスで進んでいきます。
ちなみに入場特典冊子の最初にあらすじがあります。視聴前には見るなと記載はありますが…
そこは読むようにしておいても良かったのかも。
敵はマフィアで、他の人の能力を爆アゲする力(相性のいいごく一部の人限定)を持ってるヒロインを利用して、なんか全世界的に有名な人になりたい様子です。手始めにそのアゲ適正のある人を探して仲間を増やして?いくご様子。
ともあれ、敵ボスのダークマイトを倒して、ヒロインとアゲ確認用に捕まった人達の救助が目的。比較的シンプルで分かりやすくはありますが、色々荒さや不自然さが気になります。
ヒロインの能力を相殺できる執事が、自分の力が使えなくなった事で、もう殺すしかないと判断するのが早い気がします。自分自身の存在が解決策としてあったのだから、また別の方法を探せばいいはずなのに1番楽な方法を選んだのはせっかちすぎです。力の暴走を危惧したのかもですが…
また、執事が何故ヒーロー達に助けを求めなかったのかが不思議です…自分の体を機械化するのは多分誰かに依頼したのでは無いかと思うのですが…相談さえしていれば、前述の能力を抑える方法も芋づる式に見つかりそうなのに。
ヒロインが攫われる際に執事が騒いでいたのにダークマイト達が彼を始末しなかったのも謎ですが、これは敵が脳筋っぽいので仕様かなと思いました。執事はアゲ適正である事が終盤で判明しますが、さらった時点ではヒロインの能力についてまだ把握できてなかったから…で良さそうですかね…
爆豪、轟の2人を道中で使ったのも、攻略方法を理解しているような的確っぷりで違和感がありました。常闇くんは雑魚とはいえ多勢を1人で受け持ったのに…なぜ大小コンビ相手に2人で対応を…?
あまり深く考えなければ普通に楽しめると思います。アクション作画もかなり魅力的だと思います。ますが…
正直今回の映画は苦手です。入場特典を見てパウロくん(鼻先がくちばしみたいに尖ってる子)が気になっていたのですが、作中で可哀想な目に合っていました(パンフの表現)。
ヒロアカは全体的に仲間や民間人は救助の対象になるのですが、敵はほぼ無関心なので怖いです。ヒーローというより警察のような印象で…
自分の考えるヒーロー感は、誰もが救えないような相手でも救う力(意志)を持っている人…なので、悪人とはいえ救助の対象から省くこの世界のヒーローが怖いです。外伝作品のヴィジランテの主人公なら助けてくれそうですが…
入場特典の冊子を帰宅時の大雨で水濡れさせてしまったのでおかわりしてもいいのですが、またパウロくんの涙を見るのはつらいです…
ラストの共闘良い。
3作目はタイミングが合わず気がつけば上映が終わっていたなと思いつつ、原作も完結したし…と観に行きました。コミックスは買ってるけど最終決戦くらい?から積読してる。飽きたのではなく読む気力が今ないだけで好きな気持ちはあります。なので知識はそこ止まり。
2作目のボスキャラ、ナインが魅力的だったのはとても覚えていたのですが、今回のボスキャラはうっすいなぁという印象。わざとそういう(上辺しか見ていない)キャラにしたようですが、ナインが魅力的だっただけに、なんか残念。オールフォーワンとの差別化?
上映時間2時間もないのにそんな…四天王みたいな敵キャラ出して大丈夫?折角のバトルなのにワンパンじゃない?と思ってたらもうどんどん倒されていって、ほら〜!と思った。
1Aを全員出したいのは分かる。その為には敵を作らないといけないとも思う。だけど、一作の映画でそれするの大変じゃない〜?と思う。仕方ない、皆愛されてるから仕方ないけども。
ところでこの時相澤先生どうしてたっけ…いや登場したら話即終わるんだろうけど。
以下、好きなポイント
・1Aの指揮系統がしっかりしてる描写に満足。ちゃんとしてる。
・デクかっちゃんショートの共闘シーンはとても良かった。
ラストの共闘、デクが目覚めてからの台詞のない一部始終が特に良かった。とても良かった。格好いい。
・デクがショートのフォローをするけどかっちゃんにはしないのも面白い。いやかっちゃんには必要ないだろうしもしフォローしてもキレるんだろうけども。
・上鳴がウェイ!ってない!成長してる!!
・プロヒーローの大人がちゃんと子供たち(1A)を助けにいって敵を圧倒していく様は観ていて本当にスッキリした。子供が戦うばかりで、大人が太刀打ちできないっていう構図はどうしても納得できないので…いや少年漫画に何野暮なこと言ってんだって話ですが。
ヒーローの卵(ほぼ孵化済み)も、プロヒーローが来てくれた時に安堵の表情を浮かべていて良かった。子供らしさはそのままであってくれ。
・バトルシーン全部格好良かった〜静と動、緩急、視点どれも良かった〜。
・クシャナ殿下なヤオモモ、一瞬だけでしたがもうクシャナ殿下に見えてとても良かったです。
・ジュリオとアンナお幸せに^^^^^^^^なんて可愛らしい二人なんだ。そういう関係すごい好きです。最後にジュリオが離れようとしたのは謎ですけど。あのhappy end(筆記体)は大好きなので満足はしてます。
驚いた点
・めるる?!??!??!??!?
ヒーローアニメらしさが出ていた
ヒーロー物ってこうだよね。が詰め込まれた感じ。
冒頭からデクのアクションがかなり出来が良かった。
要塞を探索するのは面白かったけれど、ネームドの敵と戦うのはデク、ダイナイト、ショートだけなのが物足りなかった。
残りは土人形みたいなのをひたすら壊すだけ。みたいな展開でガッカリ。
できれば敵の幹部を何人か増やして、複数人のコンビネーションで倒すっていう展開が見たかったな。
ゲストキャラのジュリオとアンナはいかにもって感じのキャラ立ちで、ヒロアカには珍しく恋愛っぽさを感じさせてくれたのも映画ならではでよかった。
またダークマイトも敵なんだけど微妙にズレたキャラで面白かった。
個性もすごく強くて、AFOと戦う前だからってこともありデクが最大の強さを出さないので途中まで全然勝てる気がしなかった。
基本的にヒロアカは原作の合間に映画のストーリーがそのまま繋がるっていう設定になっているので、今回の全面戦争直前というので敵の設定を作るのがかなり難しかったのではと思いました。
象徴の消長
ヒロアカは後追いなので劇場鑑賞は初。
過去作もすべて観てるが、正直どれもいまいち印象に残らないんですよね…
本作も、悪くはないけど全体としてメリハリに欠けた。
序盤でいきなり会敵して、そっからずっと要塞の攻略。
様々なエリアを上手く使えればよかったのだけど、面白くなりそうな爆豪組ルートすら秒で終わらせる始末。
というか敵の幹部が弱すぎだし、どう見ても量産兵の物量攻撃の方が苦戦してるじゃないですか。
ダークマイトについても、何故マフィアが象徴になろうとしたのかが最後まで不明。
それどころか結局何がしたいのかもよく分からん。
総じて、やはりキャラの多さが最大のネックか。
それぞれにファンもいるから出さないわけにいかないし、出したからには何かさせなくてはならない。
それ故に個々の活躍は薄くなり、ヴィランやゲストの背景が描ききれない。
今回は特に調査や支援などもなく、戦闘と避難誘導のみのため個性もあまり活かされない。
そして最後は意外性もなく轟、爆豪、デクだし。
アンナ役は、相方がマモちゃんなので余計に演技の拙さが際立つ上に声質も合ってない。
(途中から上田麗奈に変換し直して観てた)
俳優でも吉沢亮レベルなら文句はないが、せめて神木隆之介、芦田愛菜、吉岡里帆くらいの実力がほしい。
本編との絡みもあるため作劇は難しいかもしれないが、毎度薄味なのは残念です。
だったらバトルに拘らず、文化祭みたいな話が観たい。
作画は凄かったけど、暴走からの巨大化はサスガにしつこかったなぁ。
総監修でしたか!
だいぶ前から良し悪しにかかわらず、原作者(漫画家)が映画に監修することがアニメ作品ですとよくあることになりつつあるのは、オリジナル脚本でも世界観を壊して欲しくないという意思で参加しているのでしょう。
ダークマイトは個性錬金でアンナの個性過剰変容を洗脳による発動により、ダークマイトの個性を増強暴走させるという力を利用して出久たちヒーローの前に立ちはだかるという設定はよく出来てる。そしてアンナの家の執事のジュリオの個性因子相殺がアンナの個性を止めるということで執事として仕えている設定も面白いです。
ジュリオが最後は発動条件の右手が義手で使えない状態を覆し、全身で個性を発動させてアンナさんを助ける件は涙を誘います。
ダークマイトに大した背景はない(オールマイトへの執着とか)ので死んでもせいせいしたというかアンナとジュリオに対する対比でって感じで、ゴリーニファミリー全体キャラが話の中で薄い印象で映画終わったらダークマイトしか覚えていなかったわ。
ヒーローは主役3人共闘やA組分割行動でみんなが出て来る劇場版ならではの豪華仕様で子供たちには受けたんじゃないかな?
最終決戦前夜イベントとして軽すぎず、重すぎず及第イベントじゃないかな。
ホムンクルス
劇場版4作目、ヒロアカ映画は少し前のジャンプ映画の様式が備わってる感じのオリジナルストーリーが多く、2は結構楽しんだんですが3は少し首を傾げる出来になっていて、4はオールマイトのパチモン…これは大丈夫か?と思いながらも原作ファンだから観に行くしかないよなと思い感情。
特典は小冊子でした。うれし〜。
んー懸念していたところが全部ドバッと出ていた感じでした。
ストーリーのチグハグさだったり、ヴィランの魅力の無さだったり、キャラの扱い方だったりと色々と劇場版ならではの制約が悪い方向に向かっていっちゃったなーと楽しめはしたものの心残りのある作品でした。
ダークマイトによって別世界へ飛んでしまった雄英の面々が世界を支配しようとするヴィランと戦うというわりかしシンプルな題材はヒロアカとしては意外性もあったりして、今作はこういう切り口でいくんだと序盤は興味をそそられました。
作画のレベルはとんでもないところまで行っていて、まぁ駆け回る駆け回るアクションが素晴らしく、これを大画面で楽しめただけでも元は取れたよなとは思いました。
キャラ描写も原作が強くなりすぎてどう扱えばいいんだろうというのが前作でもあったのですが、今作ではちょっとヘタレなデクが見れて懐かしい〜となれましたし、パワーインフレも抑えつつ戦闘シーンはド派手にやってくれていたのでキャラ描写に関してはそこまで気になりませんでした。
ただ前作でも思った登場頻度の格差はやはりそのままでした。
チーム制で進んでいくのもあって割と役割振られるのかな?と思っていたらやはりデク・かっちゃん・轟がメインになり、そこそこ出番のあるヒーローが数人にあとはほぼモブ扱いってくらいの出番の差があったのは残念でした。
猿夫が活躍するんじゃ?と思ったところで絶叫の猿夫が出てきて思わず猿夫ー!って叫びそうになりました。
ダークマイトといういかにもオリジナルですよーと言わんばかりのヴィランが魅力的じゃなかったのも残念でした。
オールマイトに次代を託されたと勘違いしたところまではまだコイツ面白いなくらいには思えてたんですが、いざ大々的に登場してくると小物感が強すぎてヤバいわーと思ったテンションでそのまま行ってしまいました泣
ヴィランが素晴らしいからこそ活きてるヒロアカの世界でヴィランがあっという間にやられていくというより、個性の把握ができないままやられていくパターンが多すぎて、ダンジョン作ったヴィランなんか瞬殺でうそーんってなりました。
戸愚呂兄弟のパチモンみたいなのがいたのもなんだかなー、もっと独自性のあるヴィランって出せなかったのかなと思ってしまいました。
ヴィランが合体して出来上がったイソギンチャク、速攻で消えましたけどあれはなんだったんです?
オリキャラのジュリオはとても良い味を出していました。
守る人のために一心に動いていく姿はどこを切り取ってもカッコよかったですし、まもさんの声がこれまたクリーンヒットで本編にいても違和感のないキャラに仕上がっていてとても好きでした。
アンナの個性は他人の個性の強化という活用方法によっては良い悪いに極振りしてしまうような強い個性は魅力的で、ダークマイトによって悪用された今作のルートも面白いなと思いました。めるるも結構上手だなーって思いました。
前作の北斗の拳ラストよりかは良かったんですが、2の完成度の高いものを観てしまってるからか物足りなさはやはり残るところがありました。
丸く収まって良かったと思いつつ、しっかり本編へと繋げていったのでなんとかセーフかなと思いました。
原作は無事に大団円。10年間という時間をリアルタイムで追えれて本当に良かったです。
原作とはまた違うヒロアカだと思えばギリギリ楽しめる…かも?
鑑賞日 8/2
鑑賞時間 18:10〜20:15
座席 L-3
監督が変わったからか毛色が違う作品になった感じ
前3作がどれも最高だったので楽しみにしてたんですが、何だこれ…という感想でした。
日本が荒廃した時期にただ迷惑なオールマイトファンが来て荒らし回ったってだけでしたね。それならまだ前作後すぐって設定にしたほうがまだマシだった気がします。
ダークマイトがヒロインの個性でバフかけてイキってるだけの小物でつまらない。
ジュリオはかっこよかった。
ヒロアカなので無条件で星5で
ヒロアカアニメ勢です。
6期の途中まで観てます。
最後まで追ってなくてもちゃんと映画の内容は理解できました。
ヒロアカは絶望感の出し方が上手いので途中大丈夫かよ…となりますが、ちゃんと大丈夫でした^ ^
何となく『ハガレン』の雰囲気がありました。主題歌も『ホムンクルス』ですしね 笑
ラストも涙なしには観れませんでした。
最高の映画、ありがとうございました。
史上最低映画
オールマイトって平和の象徴、いや、ヒロアカの象徴なのですよ。
たかだかマフィアの部下をまとめ上げるためにオールマイトを着飾る必要ある?強さは置いといて、ほんとに学園祭編らへんでやって良いくらいの小物感、小物思想の敵だった。そして、終始オールマイトがヘリコプターかうろうろしてたのに特別物語には関わらずにおしまい。ほんとにオールマイトを着飾る必要あった?別の設定だったら文句はなかったかもしれない。
私は作中オールマイトが一番好きだからここまで評価を落としたが、他のキャラ推しならもっと評価は変わる…のか?
私はヒロアカ史上ダントツ最下位エピソードと位置づけさせていただく。
悪くは無いと思う。ただ思ったよりあっさり感。
ダークマイトっていう大きな敵を前にA組が頑張って戦うってストーリーは良き。
ただ、メイン3人以外がまぁ分かるけどもうちょい活躍して欲しかった、、、。口田、、、
そして、なんたらファミリー。結構強そうな雰囲気できたのに苦戦はするものの倒される時は思ったよりあっという間で驚いた!遅くするやつとか割と強いと思うんだけど、倒され方よ、、、。ダンジョンのやつとか一瞬だし。
ダークマイトも能力的にはヤバいし凄い苦戦するのに、受け継いだ〜みたいなところから急にバフかかって倒すのがなんだかなぁって。熱いシーンだしバトルシーンも激しくていいとは思うんだけどご都合展開すぎる様な?
暴走のとこあたりは良かったのに、なんでまたダークマイトがラスボスみたいな立ち位置何だよってのが少し不満。暴走したらコイツ強化するのかよ的な、、、。
とりあえず、熱いシーンはあったけれどもうちょいストーリーや無理やり感が少なかったら良かったかな。他のキャラももうちょい活躍して欲しいな〜的な所も。次の世代へ!って言うのは伝わったのは良かった。あとハッピーエンドになったのは良かった!ジュリオ、アンナいいキャラだったぜ!
制約のある中頑張った!
原作も終わるタイミング、アニメも暗い激闘が続くタイミングの中で、アニメよりちょっと前の時系列を描き、登場人物などを成長させてもいけないという制約の中で、製作陣はうまく頑張ってたと思う。
6期から暗いトーンが続く中、夏休み映画としてのヒロアカを描けてたと思った。
また、作画も前2作よりしっかり描けてたと思う。
所々「ルパン三世カリオストロの城」のオマージュっぽいシーンがあって、やりたかったんだろうなぁと。
生見愛瑠はドラマの演技はうまいと思ってたけど声の仕事は、その個性的な声がノイジーに感じて、アンナのキャラとは合わなかった。
個人的にニセモノが出てくる系の作品が嫌いなので、そこはもうちょっと考えてほしかったが、「次は君だ」の負の影響という意味では、まあ、意味があるのかなと。
ヒーローが存在する事の明るい部分と暗い部分という意味では。
とにかく制約がある中製作陣は頑張ってくれたと思う。
ガッカリというかショック
何が描きたかったのか分からない。
オリキャラの恋愛が描きたかったの?
オールマイトに触発された狂人を描きたかったの?
A組の活躍を描きたかったの?
ヒロアカ映画過去作やアニメ、原作、スピンオフも何周も読んでいる人間からすれば本当にがっかり。内容があまりに薄い。聞けば堀越先生が脚本に介入したのは、ストーリーが出来上がってからだそうで。そらそうなりますよね。という感想。
前作のWHMは出すキャラを極限まで絞り、オリキャラのロディとオリジン組のタッグで文字通り世界を救う話として、ロディの個性や動く動機も共感できてよかったのに。
今作はアンナの個性もダークマイトやその下僕たちの個性もよく分からない。掘り下げるには出すキャラが多すぎて、ごちゃっとしてしまった感が否めない。
それが故に彼ら個人の心情描写や過去など、気持ち程度に見せられただけでなんの感情も湧かなかった。はっきり言って不要。
それとお茶子のセリフどうにかなりません?デクくんマシーンじゃん。
作画だけは本当に賞賛に値する。迫力もあって画面の使い方が上手かった。迫力の中で何を追えばいいか分かりやすいのは正直に凄い。
原作最終回をダークマイトに食われたくないから時間作って見に行ったけど、必死に見たのが滑稽に思えるくらい今回はガッカリでした。
堀越も余裕ができるだろうし次回作は堀越が手掛けてください。
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