レイニー ブルー

劇場公開日:2025年7月18日

解説・あらすじ

「メンドウな人々」「テクノブラザーズ」などの俳優・柳明日菜が初めて監督・脚本・主演を務め、自身の出身地である熊本県玉名郡玉東町を舞台に、同郷の名優・笠智衆に憧れる17歳の少女の不安定な日常を丁寧に紡いだ青春群像劇。撮影当時は現役高校生だった柳監督が、学校に行けなかった時期の実体験をもとにつづった。

高校の映画同好会に所属する、たったひとりの部員である中山蒼は、同郷の映画人・笠智衆を敬愛している。夏の日の放課後、彼女は部室でボロボロになった脚本を発見し、そこから妄想を膨らませていく。高校卒業後の進路について周囲からあれこれ言われるのが億劫で、憂鬱な日々を過ごす蒼。そんな中、歌手・徳永英明の名曲「レイニーブルー」がラジオから流れてきて……。

共演には「横道世之介」の高良健吾、「蔵のある街」の中島瑠菜、「少女 an adolescent」の小沢まゆら、熊本県出身の俳優陣に加え、笠智衆の孫である笠兼三が出演。

2025年製作/107分/日本
配給:桃
劇場公開日:2025年7月18日

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映画レビュー

3.5 現役女子高生が監督・脚本・主演、すごい

2025年9月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

女子高生の中山蒼は映画同好会のたった1人の部員で、敬愛する人は同郷で高校の大先輩の笠智衆だった。
夏の日の放課後、蒼は部室でボロボロの脚本を見つけ、この脚本は何?誰がどんな気持ちで書いたんだろう?と妄想を膨らませていった。
高校卒業後の進路を周りからとやかく言われ憂鬱な日々の蒼は、ラジオから流れてきた徳永英明の曲レイニーブルーを聴き、私は何やってるんだろう?と考えるようになった。
ぎくしゃくする父との関係、味方か敵かよくわからない学校の先生、癖のあるクラスメイトたち。
笠智衆生誕の地である玉名で、17歳の蒼の日常、そして感情の揺れを描いた作品。

現役女子高生が監督・脚本・主演を務めた、というだけで興味津々。
画面が突如飛び、何だったんだ、と思うシーンが多くて考えさせられた。高校生の頃って明るい未来も見えるし、そうはいかないとも思えて、思考があっちへ飛び、こっちに飛び、となるよなぁ、と思って観てた。
監督補の人と揉めてて、撮影した映像を提供してもらえなかったとのプロデューサー側のコメントが有ったり、逆の意見も有ったりで詳細は不明。もしかしたら、もっと違う映像を挟みたかったのかもしれないとも思ったが、それも不明。
いずれにせよ、劇中で映画監督の過激なセリフなど、素晴らしいところも有った。
そして、高校生の時しか書けない脚本だったかもしれない。
そう考えると、細切れシーンも演出なのかも、とも思えた。
また、高良健吾、中島瑠菜、など有名な俳優も出演してるし、笠智衆の孫の笠兼三にも出てもらってるし、凄いなぁと思った。
俳優としても美人じゃないが気になる、感じで良い演技だったと思う。
柳明日菜、注目していきたい。
それと、熊本のDenkikan、行ってみたいと思った。

25/9/19レビュー修正

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共感した! 2件)
りあの

1.5 手放しで褒める作品では無い。

2025年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

カワイイ

よく有る若い人の人生お悩み映画でジジイからすると結構どうでも良い話。全体に色々とっちらかってて言いたい事が良くわからない。。撮影も照明も技術パートは素人作業。全然誰も新人監督助けて無い。でも柳明日菜は頭が良いのはわかった。

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Dragon

2.0 ポスターに惹かれて・・・

Mさん
2025年8月12日
Androidアプリから投稿

笠智衆とは全く関係なかった。
高校生が文化祭で作ったような観念的な映画。
ただ、映像はとても綺麗で、魅力的だった。

追記
ホントに現役高校生が作った映画だということだった。ビックリすると同時に、とても納得。

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共感した! 3件)
M

3.5 その年代にしか描けない映画

2025年8月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

製作当時現役高校生だった柳明日菜さんが監督主演している為、初々しく、稚拙な部分もあるけど、憧れる笠智衆さんや小津安二郎監督に影響を受けた映像とのアンバランスさが、妙な魅力になって、目が離せない作品だった。
生々しさと懐かしさの相交わる作品でした。
#映画三昧
#レイニーブルー

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naichin