TALK TO ME トーク・トゥ・ミーのレビュー・感想・評価
全62件中、1~20件目を表示
まったく怖くはない。けどちょいグロい
終わり方は“そう来たかー!”という感じでなかなかいいエンディングだったと思う。
あの“手”を通じて降りてくる霊達は、ずっと出口のない暗闇をウロウロしててあのロウソクの光に導かれて生きてる人間と繋がるのかー!!
最終的に主人公のミアが降霊される側になるとは何とも皮肉。
設定と結末はなかなかよかった!
なのに……
終始、ずっとイライラした。
海外の子ども達ってなんであんなにモラルがなく、適当な生き方なのだろうと。
ミアが降霊術をしたいという友達の弟にOKしたのも謎。
いくら駄々をこねられようと、実の姉がNOと言ってるんだからダメでしょう。
そんで、その弟に憑依したのが自分の母親だからって制限時間オーバーさせてまで話しかけるという、なんとも身勝手な。
その結果、大惨事になって結局自分が取り込まれるという始末。
あの母親の霊もおそらくミアの弱いところにつけ込んだ悪霊だろうし、もう少し冷静になればあんな事にはならなかったろうに。
それに、あの友人の母親もなんか口煩くて嫌な感じ。
元カレもなんやかんや自分からミアの部屋に泊まったくせに、ミアの立場が悪くなるような発言するし。
まぁ確かに寝起きに自分の足の指を舐められてたら驚くと思うけど裏切るんだーて思った。
でもそもそも1人になりたくないからって元カレ泊まらせるってどういう神経なのかと。。
そもそも降霊術を遊びにするって趣味悪い。
降霊会に参加してた子ども達もみんな性格悪そうだったし、この作品に出てくる登場人物みんなちょっとイラっとする。
唯一まともだったのはミアの友達の女の子だと思う。
想像してたよりしっかり怖い
ストーリーもわかりやすく、長さもちょうどよい。何より結構リアルにグロい。
あのお母さんは本当にお母さんなのか(途中から、妙に主人公を罠にはめようとするような言動をするので、母親をかたどった悪霊としか思えない)、主人公の中に入った霊の意味は?(足なめるくらいしかしてないし。普通に部屋の隅っこから出てきたら怖いけど)など、所々ハッキリしないままに終わってしまった点はある。
ただ、ラストは「なるほどね!」という感じで、とても流れのいい終わり方。最初はこっち側で、終わる時はあっち側からの目線でこの降霊術を映している。私は好きです。
若気の至り。
どう考えても危ないってわかる事にハマってしまう人は一定数いますよねー…。特に若い時はありがちと言うか。
しかも周りの茶化す感じとか、本当にヤバい事にならないと事の重大さに気付けない感じとか…うわー嫌だなーと思いながら見てました。
主人公ミアの母親の件は可哀想とは思いつつも、友達を巻き込んだのは擁護できない。
友達も「やめよう」と言いつつ、楽しんじゃってるシーンもあったり何とも言えないけど。
ミアの最後は自業自得。私はこの主人公にあんまり共感できなかったので悲しいとか辛いって気持ちにはならなかった…。
でも、あの手を持ってきた2人に何も酷いことが起こってないのがモヤりました。
目を背けたくなるグロシーンもあり、けっこう怖かったし、面白かったです。
面白ホラー設定×心理スリラー
呪いの(面白)アイテムで手軽に降霊術をキメられる90秒憑依チャレンジ!
仲間内で楽しくガンギマリするだけの筈が、案の定やべーの降ろしちゃって大変な事になるお話。
序盤3分こそ、このプロット通りワーキャー楽しめるホラーですが、途中からはホラーを土台にしたヒューマンドラマ、心理スリラーへと変貌します。
幽霊パニックを期待すると大きく肩透かしを食らい、更に物語の芯は主人公が堕ちていく陰鬱系なので、そこが刺さらない人には徹底的に刺さらない所以だと思います。
個人的にはストーリーや設定、主人公の演技力がよく、程よく抉られて楽しめました
特に秀逸だと感じたのは設定の妙と、それらが交錯した時に起きる事件への動線ですね。
①憑依チャレンジ
誰でも簡単に憑依体験でき、しかも本人は薬のようにキメられるお楽しみアイテム「手」。但し、どの幽霊が降りるかは分からず(恐らく周辺から?)、90秒以上続けると危険らしい
②主人公ミア
仲の良かった母を睡眠薬による自殺で失い、普段は気丈でも心の底では「助けられなかった自責感」「なぜ自殺したのか、そもそも自殺だと信じたくない気持ち」に苦しみ続けている
そして親友の弟(中学生?)が憑依チャレンジでミアの母を降ろしてしまった事で、①と②が最悪な形で交わり本編が始まります。
ミアは母の真意をどうしても知りたかったのでしょうね…。次があるかも分からないこの機会を失いたくなくて、90秒経とうが儀式を強行。
到底許容はできませんが、その気持ちは痛い程共感できます
直後のミアの演技も見事でした。取り返しのつかない事をした罪悪感と、抱えていた闇を払えるかもしれない希望が同居する複雑な表情。ガンギマリ時の狂演も良かったですが、こういう心情表現もできるのかと素直に感心
以下【ネタバレ】含む感想
そこからはどんどんミアが降霊術に取り憑かれていくので、見ていて辛かったですね…。
なぜミアだけ儀式外でも幽霊が見えるようになったのかは、恐らく初体験時に既に90秒超えしていたからでしょう。しかも弟をロックオンしたヤバめの悪霊。
数日後のパーティでも何度も憑依した事で、(元彼の言う通り)心や記憶を読まれたのだと思います
なので、そもそもあれは母の霊ではないと思います。母の自殺の真相を探るミステリー路線へのミスリードで、終盤に父が見せた遺書が真実でしょう。
「自殺じゃなかったのよ。今でも愛してる。あの子(弟)を救って」など、ミアが聞きたかった言葉だけを伝えて巧妙にコントロールし、邪魔者排除と本命の獲物(弟)を狙わせる様は完全に悪魔。
ここでも母の死に悩むミアの心情が活きています。辛い…
そして思わずおおっと思ったのが、序盤に出てきた瀕死カンガルーのフラグ回収。
ミアは車に轢かれた瀕死のカンガルーを楽にしてあげる事ができませんでした。
これがラスト、結局弟を“苦しみから救う(=殺す)”事ができなかった理由ですね。
父を襲ったのは(彼女にとっては)本能的な正当防衛であり、本来は自ら他者の命を直接奪う事ができない性格なのです。
結果、寸前で我に返り弟を庇った事で自らが死に、今度は自分が降霊される側になるという素晴らしい終幕。
(途中トンズラした諸悪の根源2人組がラストの「する側」にしれっと紛れてたら、SNS社会への皮肉が効いててもっと良かったのに。笑)
総括
主人公が悪にコロコロされる陰鬱系は本来苦手なんですが、とにかく設定が最後まで活き続けるシナリオには終始感心できて最後まで楽しめました。
私がよく観るB級ホラーでは、時間かけて紹介したキャラ設定をド忘れしたり、メインテーマが行方不明になったりする作品なんてざらにあるのですが(それはそれで楽しんでますw)、今作は最後まで「呪いの手」「母の死」「ミアのキャラ設定」がブレずに物語を牽引しているので好感しかないですね
ただ、視覚的なホラー・グロ描写は一部ある程度で後半はほぼなし(☆‐1)と絵面はおとなしめ。
降霊パニックでキメたかった層には、やはり物足りないと思われるのは致し方ないでしょう…
でも、物悲しくも納得感のある悲劇が好きな人にはぜひオススメしたい。そんな映画でした
オチが素晴らしい
youtubeで幽霊を体に憑依させる遊びが流行っていて主人公たちもそれをやってみて酷いことになるというお話。
途中まではよくあるエクソシストみたいな映画だなと思っていましたが、オチが凄く良かったです。
主人公は呼び出されたのですね…
主人公の「ひっ」という声で映画が終るのも素晴らしい…
感想メモ
talk to me 、 let you in 、で霊を憑依させる、憑依中は別人格に乗っ取られてある種のトリップ状態
ハマってしまって仲間内で何回かやる内に友達の弟に死んだ母親の霊が憑依して…
この遊びタイムキーパーが重要すぎる、どこから90秒計測か明記してくれ、腕に書いてあるのか?
弟くんの自傷シーンは中々に見応えあり、目をくり抜こうとした時は思わず顔をそらした
友達のお母さんがパーティーやるなとか、娘の彼氏にうちの子のヴァギナは禁猟区よ!などと言ったり、厳しく大切に我が子を育ててきた描写があっただけに病院のシーンはつらい
主人公がちょっと嫌い寄りの性格
友達の今カレで自分の元カレを家にあげるか?
結果足ペロペロ
終わり方は綺麗で好き
幻影か?現実か?
今話してるのは本物の人間か?
惑わされて引き込まれた!
ラスト15分新しい展開が始まって、どういう終わり方になるのか、これちゃんと終わるよね?って心配になったけど、ちゃんと終わった!
バットエンドの胸糞よりで、後を引く感じがこの世界にどっぷり浸かれて楽しかった✨
付き合う人間は考えた方がいい😢
モアだけが悪いみたいになって可哀想になっちゃった
霊の力?
そもそも霊の存在自体を信じていないのに、観てしまった
怖いもの見たさの勝利!
降霊もナンセンスなんだけど、手を握ると憑依するという手法は斬新‼️
元彼ダニエルの手を握ったとか、ミアの手が大きかったとか、母は手を差し伸べたかったのかもとか、手にまつわるワードが満載
霊が憑依すると快感で止められなくなるというのは、他のコメントにも書いてたけど、ドラッグのメタファーだという意見に賛同する
死んだ奴が生きてる人を死なせる力があるとは、到底思えないんだけど、それは横に置いておいて……出てくる霊の多くは顔も体もキモすぎるよ
特殊メイクには拍手を送るけどさ
まともな死に方をした人(仏教的には成仏した人)は綺麗な相をしていて、この世に未練はないから霊にもならないってことかしら
さて、最初に自殺したダケット(手の持ち主)は、憑依した後に友達に「手」を渡したってこと?
何秒握ってたのかも分からないけど
次回作には残りの右手も出てくるのかな
めちゃ若いライリーの素晴らしい演技に拍手
終わり方もそう来たかって思ったのでPOINT追加しました
因みにTalk to meを英語ではなく日本語で言うと憑依されないんだよね
クッキーベロベロ
大絶賛作品だったそうで
オーストラリア産のYouTuber制作の作品なのか〜とびっくり。
YouTuberが幽霊屋敷探索映画とかゴロゴロしてるけど、ついに映画を撮ってしまい絶賛されるのね。
なるほど、わからん。中年には無理ゲー世界。
海外の若者達はだいたいパーリーやってドラッグ、酒、セックス三昧暮らしが鉄板なのだが、本作はそれらではなく「降霊術」
どこからきたのか謎の手の石膏。手には謎の文字がびっしり
彼らは、これは強力な霊媒師の手をエンバーミングしたものだと語る
蝋燭を灯しその手を握り唱える「トークトゥミー」
唱えた本人にのみ霊が見え語りかけてくる
チャレンジする人はいるか?!
そこでノリノリで手を挙げるのが主人公のミア
彼女は少し周りから疎まれている存在。本人も浮き気味の空気を察して乗ってみたのだろう。
から元気が痛々しい…
灯る蝋燭の火を見ながら手を握り唱える
不気味な霊が現れて絶叫するミア
そこで周りは囃し立てる、唱えろ!!
「レットユーイン」
霊は肉体へ入り込む
時間は90秒だけ。
それを超えると乗り移られる
ミアは謎の感覚を覚える。
ぐるぐる回るカメラ
笑いはしゃぎ、スマホを向けながら次々と霊との90秒の降霊をハイになりながら続ける彼ら。さながらドラッグのよう。
散々楽しみ、解散となったパーティの帰り道ミアは親友ジェイドの弟ライリーはどんな感じだったか興味深げにとう。
「助手席に座っているような感じ」
おいおい、それは手放しで霊に精神を掴まれてるんじゃないか。
そして2度目の降霊会が開かれる。
そこで、弟のライリーがチャレンジしたいと。
まだ幼さの残る彼に姉のジェイドは猛反対
「50秒だけなら?」とミアの謎の説得
お開きムードだったが再び湧き上がる空気。
ライリーが呼び寄せた霊は…
固まる彼の顔…
でも呼び込んでしまう
霊は涙を流しつぶやく「ミー」
それは亡き母のミアを呼ぶ愛称。
ミアは母を1年前に亡くしており、それは自殺。
寝ていた父親のドアに持たれて絶命したのでドアは開かなかった。
それをミアは受け入れ難く父親との関係も悪くなっていたのだ。
母だ!!!!
ライリーを離さないミア
そしてついに90秒を超えてしまう。
意識を乗っ取られ自傷行為を行うライリー。
それからというもの霊は度々ミアに姿を見せ続けて異様な行動を取らせる。
元カレにも「霊はその人の中に入り情報を引き出すんだ!あれは母ではない!」
和解し合えたかにみえたミア達父娘をあれは嘘だ!と母親の形をした霊は叫ぶ。
何を信じればいいか分からなくなるミア。
ライリーを楽にしなければ。
ミアは地獄に取り込まれているであろう彼を車道際まで連れてくる。
車が轢いたのはミア。
序盤で轢かれたカンガルーが横たわる道を通る。
まだ息はある
楽にしてあげないの?その問いに次に通った人が轢くわとそれを避けて走り出すミア。
1台目の車は避けて2台目の車に轢かれたのはミアだった。
目覚めたミア。
遠くに小さな光が見える
そこでは異国の言葉を話す人々が賑やかに唱える
「レットユーイン」
彼女は何を語るのか
とても良くできて飽きさせずに観れた作品。
ミアの心の葛藤やそこに付け入る霊達の恐ろしさ
降霊術なんてジメっとしたものを明るい舞台に持ち上げる手腕
カメラワークや音楽などもとても良かった
あまり怖くはないが、斬新な設定でティーンホラーとしては上場。
私のフェチである、タイトルロゴは素敵。
もう片方の手が気になるところ。
降霊会
最近そんなシーンをいくつかの映画で見たが、結構簡単にやっちゃうものなのかな〜と。
というか、できちゃうものなのか?
誰でも簡単に霊を呼び、let him in してしまう。
霊媒師要らないじゃん。
あの「手」があれば?
パーティーで家の中をぐちゃぐちゃにするより、こっちの方が数十倍危険かと。
家を留守にする親は気をつけましょう。
ライリーが大怪我するシーンは本当に恐ろしかった。
かわいそうなライリー。
肝試しじゃないんだから、やっちゃダメだよ〜。
母親の言葉を信じるミア。
父親は本物か?偽物か?
悲しい結末が待っていた。
や、結末ではなかった。
始まりだった。
ミヤに振り回された周りの人達
なんだか、主人公のミヤに振り回された周りの人達という感じでした。母親への思いと自分の好奇心でここまでなった気がする。ライリーの憑依チャレンジを許して、50秒以上させたのもミヤだし。。。
結局、ミヤのお母さんは自殺だったのでしょうか?そこがちょっと分かりにくいが、ラストを見る限り自殺して死後の世界で苦しんでいる感じか?
ライリーに憑いたのが母親としたら、あの行動を考えるとそうなるよね。だとしたら、父親は犠牲者か。
映画自体の面白さはまあまあと言ったところ。「90秒憑依チャレンジ」をSNSにあげるとこなんか。怖さはほとんど無しですねぇ。最初は良かったのですが、ドキッとする所もほぼ無かったので。
最後の展開も読めましたねー。
面白かった
オーストラリアンホラー。双子のユーチュバー監督のデビュー作だそうです。
スプラッターでも無く、CGが沢山でも無く、驚かせ系でも無く、此処まで怖がらせるのは凄い!
最近の米国映画の様にお金を湯水の如く使っての撮影でない点がより好感が持てる。良いアイデアとストーリーがあれば面白い作品が出来る好例でもある。
ただ最後まで母親の死の謎が残った。あの霊は母親の霊では無かったのか?それともあれは人を不幸にする悪霊が母親に化けて主人公に取り憑いていたのか?その辺が最後迄わからなかった。
オーストラリアのノリは日本人には難しい
若者が集まってハイになるというノリは日本ではあまり理解しにくい。
海外ではこれが陽キャの王道なのかなと思うけど、
ハイになるパーティだぜイエーーーーイ!!!!と言われても
え…(引)と思う。
日本版で言うとこっくりさんなのかな。
やめとけ、やめとけ、としか思わない。
子供がなんかなる映画はちょっと苦手だな。子供にそんな思いさせないでほしい。
ザ、怖いシーン!驚かせちゃうぞ!みたいなシーンはないんです。
痛いシーンとか、うわあ(引)っていうシーンとか。
突然の大きな音やというのはない。
令和のホラーですね。好き。
パパが最後まで怪しかったので映像特典「カットされたシーン」からのパパのシーンを採用してもよかった気がした。
ラストはそう来るか。好きなラスト。
ちょっとホラー映画「スマイル」を思い出した。
斬新さや衝撃や面白さは保証付き。だけど敢えて言うなら、のめり込んではいけない
日本で言う所の“こっくりさん”。
こういう降霊術って世界中どの国にもあり、いつの世も若者たちの間で人気。
台の上に置いた手が勝手に動いて何かを示したり、何かが憑依して言動が豹変したり…。
説明の付かぬ現象にゾクゾクしつつワクワク。面白半分。度胸試し。SNS社会の今だとバズるから。
そのほとんどがお遊び感覚で、相手を驚かす為のヤラセだろう。
中には真偽が疑わしいものもあり、事件も。思い込みによる精神薄弱かもしれないが…。
でももし、本当に“何か”を呼び寄せてしまったら…?
SNSで流行の“90秒憑依チャレンジ”。
不気味な“手”の置物。曰く付きの呪物だというそれを握り、唱える。「トーク・トゥ・ミー(話したまえ)」。
すると、目の前に霊が…!
さらに唱える。「レット・ユー・イン(入るを許す)」。
霊が憑依。
怖さはあるけど、やったら最高のブッ飛び快感!
破ってはならないルールが一つ。憑依は90秒以内。
もし、90秒以上憑依したら…?
恐怖絡みの遊びに興じる若者たちのお約束。でないと話が始まらない。
霊の仕業か。自傷行為。
目玉を抉り出そうとしたり、顔や頭や身体を壁や机の角に激しく打ち付けたり…。
かなりの痛々しいグロ描写。
憑依した霊に付きまとわれる。
気が狂ったか、現実の悪夢か、その境も曖昧に。
気付いたら…。ミイラ取りがミイラになったような、なかなかの衝撃のオチであった。
何より恐ろしいのは、ある理由があるにせよ、のめり込んでしまう事。
主人公の女子高生ミア。
2年前に母親が自殺。そのショックから未だ癒えない。
友人と共に参加したホームパーティーで憑依体験にチャレンジ。
以来クセになり、また皆で集まって、何度も何度も。
ある時、友人の弟に憑依したのは…、ミアの母親。
ついつい亡き母親との対話で友人の弟は90秒以上憑依してしまい、酷い事に…。
責任を感じたのか、それともまた母親と話したかったからか、ミアはこっそり“手”を持ち出し、母親の霊を呼ぶ。それが思わぬ事態に…。
母親とまた話したい。その気持ちは分からんでもないが…。
ミアもまた90秒以上憑依。
ありがちだと“手”は一体何なのか?…という展開になるが、本作はそっちの方向に展開せず。謎のまま。
悲しみや愚かさから招いてしまった事態や恐怖が主軸。教訓めいたものも感じる。
“手”やのめり込んでいく様は自ずと彷彿させる。
薬物。
憑依チャレンジして、最高のブッ飛び快感に皆で大盛り上がり。
ドラッグを吸って、ハイになるのと何が違うと言えよう?
バカ騒ぎ、やり過ぎ、悲しみや辛い事から逃げる為…。
依存し、気付いたら身の破滅。
自分や周りの命が危険に…。
やはりそんな薬物依存がアイデアのになっているという。
一人がドラッグを吸って床で痙攣。周りの友人らはその様をスマホなどで撮りながらゲラゲラ大笑い。
そんな光景を目の当たりにし、衝撃と恐怖を…。
オーストラリアで双子YouTuberとして活躍。ダニーとマイケルのフィリッポウ兄弟。
斬新なアイデア、YouTuberならではのバズりそうなもの=視点、ホラー映画の見せ場をしっかり抑えたグロやショッキング描写(特殊メイクも強烈!)、それらに込めたメッセージ性…見事な鮮烈デビュー。
続編の製作も決まり、あの『ストリートファイター』の新たな映画化の監督にも抜擢。どちらも気になるぞ!
製作は絶好調のA24。自社製作でも優れたホラーを送り出しているが、こちらは北米配給権を獲得。同社ホラー最大のスマッシュヒットとなり、さすがの目利き!
『エクソシスト 信じる者』『オーメン:ザ・ファースト』『変な家』…。
最近見たホラー/スリラーは個人的に不発ばかり…。
ようやく、会心の一作!
救いがない ∞
ティーンズ映画です。
こういう【あの世のものを呼び込む】系の儀式は
それなりの覚悟が要ると聞きますが
主人公たちは…(視聴後)…そうだよね。。
後味悪くて皮肉を効かせたラストで
久々に凹みました。
途中から主人公が独善的になっちゃって
引いちゃいましたが
悪霊に取り憑かれた犠牲者という立場で見たら
気の毒になりました。
あと、生きてる親の言葉じゃなく
本当の親かわからないあの世の存在の言葉を
鵜呑みにしちゃうのが悲しかったですね。
心の隙間に入り込まれ、取り憑かれ、
取り込まれ、見事に持っていかれちゃいましたもんねーーー…。
そら交通量の多い車道を前にしても
余裕しゃくしゃくでニタニタ笑えますわな、
あのラスボス悪霊。
汚い、さすが悪霊、汚い(-_-;)
(降霊術を交えた度胸試しってあるんですね。
降霊術なら形を変えて時代を超えて
延々と続きそうです ∞)
霊、ヤバい、キモチいい。
原題
Talk to Me
感想
『ミッドサマー』『へレディタリー/継承』を超えて全米でA24ホラー史上最大のヒット!!
SNSで話題の「#90秒憑依チャレンジ」でハイになりのめり込んでいく若者たちが体験する想像を絶する‟恐怖”
上映時間95分はちょうどよく、飽きずに観れました。
ですがあんまり怖いとは思わなかったです。
幽霊はキモかったです。
ライリーが可哀想でした…あんな顔面になっちゃって…
ラストは好きな終わり方でした、ミアがあちら側に行くのはちょっと予想できて驚きはしなかったです!
1.手を握る
2.唱える
3.招き入れる
ただし、90秒を超えてはならない。
※何が憑くかはあなた次第
カンガルーの呪い?
オーストラリアの恐怖映画だけにやはりカンガルーの呪いがテーマ、かな?
あの時、主人公のミアが瀕死のカンガルーを楽にしてあげればこんなことにはならなかったのかも。奈良県民が奈良公園のシカを見殺しにするのと同じくらいオーストラリアでは罪深いとされる、らしい。
いわゆるこっくりさんのオーストラリア版。若者たちが降霊術でハイになってるうちに悪乗りしてえらいことになってしまう。
霊界との交信というよくあるネタをうまくまとめている。主人公が死んだら、最後は当然そういうオチになるでしょうな。ただ、物語にあまり深みはない。シャマランの「シックスセンス」みたいな切ない物語にもできただろうに。
どうせなら、ミアは中盤に死んで、ジェイドとあの「手」を使って交信し合って協力してライリーを救い出すという展開にしてもよかったんじゃないかな。そしてライリーを救いだし、ミアは母のもとに旅立つ、ジェイドとの切ない別れ、みたいな感じでもよかったのかも。
見てる最中は楽しめるけど、すぐ忘れてしまいそう。こういうの好きな人には受けるんだろうけど。制作費に対して記録的な興行収入をたたき出したとか。
ちなみに降霊術の主催者のヘイリーに最後までバチが当たらなかったのが残念。近年まれにみるうざいキャラだった。主人公のミアは魅力的だった。
痛い痛い!
この手の映画でハッピーエンドを観たことがない…観ていてすごく疲れる映画やった。
ミア悪いやつやないのになあ。不憫すぎる。出てきてるやつらは光の方向に向かっていってたのね。最初の90秒を超えてしまった時点でおしまいやったというわけか。無事にみえて実は…ってよくあるパターンやよね。ライリーが頭ぶつけてるところ痛すぎて直視できず。
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