ソフィー・マルソーの復讐の矢
2022年製作/96分/フランス
原題または英題:Une femme de notre temps
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジャン=ポール・シベラック
- 脚本
- ジャン=ポール・シベラック
- 撮影
- ピエール=ユベール・マルタン
- 編集
- Louise Narboni
2022年製作/96分/フランス
原題または英題:Une femme de notre temps
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2024年4月9日WOWOWの “特集:ソフィー・マルソーが観たい!” にて。
説明らしいものが全くないまま進んでいくので、序盤はどういう物語なのか掴みにくい。
ソフィー・マルソーが演じる主人公は、警官(警視)であり推理作家でもあるようだ。郊外の豪邸に住んでいて、妹が旅先の東京で亡くなったショックを引きずっている。
妹の墓標に刻まれた没年が2016年で、5年目の命日だという台詞があるので、舞台は2021年。コロナ禍の緊張が解け、新たなウィルス蔓延を懸念する医師のコメントが車のラジオから流れていた。
警官の不正絡みで同僚が殺害され、別の同僚を勾留尋問する捜査が進んでいるが、ソフィーは報告を受ける立場であって直接操作はしない。
夫は何者かよく分からないが、なんとなく怪しげだ。
いったい何が起きて“復讐”に至るのか不明なまま20分ほど辛抱して観ていると、夫の裏切りが発覚する。
自宅の他に市街にマンションを持っているらしく、ソフィーはそのマンションで前夜の夫の不義の痕跡をみつけ、更にショッキングな場面へと展開する。
ここでソフィーの女優力が発揮される。
この映画は、世界的アイドルとしてキャリアをスタートし、舞台や歴史映画・文芸映画の主演、ボンド・ガールなどの経験を経て、50代半ばとなったソフィー・マルソーのスキルを私達にあらためて示してくれている。
夫のさらなる秘密に気づく場面、暴力男の一家の事件に巻き込まれる場面で、ソフィーは迫真の演技を見せる。
“復讐の矢”を放つ物語展開は強引な気がするが、妻が浮気をしたら殺すと言った夫のダブルスタンダードへの怒りと絶望、それを抑えるタガが暴力男を射殺したことで外れてしまったのか…。
そう考えれば、サスペンスとしての面白さはあった。
久しぶりにソフィー・マルソーの映画を観ました。
大好きだった女優はいい感じに歳を取っていました。
さて映画は・・・
これはいただけませんねー。
夫の裏切りを知るあたりまではいい感じにきてたのに
中盤からラストにかけてが何のこっちゃ。
40年ぐらい前、ファンクラブに入るほど大好きだったから
最後まで観られたけど、映画としては残念でした。