劇場公開日 2022年8月5日

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ギルバート・グレイプのレビュー・感想・評価

全139件中、61~80件目を表示

2.5キャストの豪華さだけ。それも後付けの

2022年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

たまたま、のちの天才俳優と、時代のトリックスターが共演していたというだけの映画。やっていることは、太ったお母さんをどうにかして外に出すことと、障害のある弟を守ってあげる、心優しいお兄さんの日々の悩みを私小説風に綴ったファミリードラマで、そこに感動もなければ、見終わった後に考えさせられるような教訓もない。
ジョニー・デップが主役なのに、ディカプリオのほうが強烈な印象を残すという皮肉な作品。何とも重苦しい雰囲気で、彼ら家族に、いいことは一つも起きません。これを映画にする意味あったのかな。

2017.7.10

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うそつきカモメ

4.5考えてしまう

2022年1月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

難しい

およそ20年ぶりに再鑑賞。
年を取ってから見直すとまったく違った感想になるなぁ。
たしかこんなふうに見てはいなかった。

家族とは?

簡単に言うと、毒親による機能不全家族の犠牲になってきた、自分の人生を生きてこられなかった子どもたち、だった。

ギルバートは知的障害のある弟のアーニーの面倒を見つつ、夫を亡くしてから食べるだけになった『浜に打ち上げられた鯨』と化した母の食費を稼ぎ、その母と姉と妹と暮らしている。

これまで家族のためにだけ生きてきたと言っても過言ではない、自己主張をまったくしない青年。
ギルバートの察してあげちゃうところも悲しく見えてしまう。

そこへトレーラーハウスでギルバートの住む街に立ち寄ったベッキーがギルバートと知り合い、自然に惹かれ合う。

ベッキーとの自然なやりとりからギルバートは生まれて初めて自分のことを考えはじめるようになる。

移動するベッキーと一緒にいたくても家族を置いてはいけないギルバート。

これだけの機能不全家族でも家族の愛が強い。
というか、むしろ機能不全家族だからこその束縛の洗脳なのかもしれない。

自分を押さえつけてきて自我が芽生えはじめた反抗期の少年のように時々感情を爆発させてしまうギルバート。

この映画ではジョニデがほんとに普通の青年で、そうだ、ジョニデはかっこ良かったんだと思い出した。

知的障害の役を熱演というか好演というか、ディカプリオの演技はやはりスゴい。

ディカプリオ演じるアーニーの無邪気さとベッキーの美しさが、この物語の光のようなものだった。ホッとする何か。

他キャストも、ああこれにも出てたんだって人がいたりもして、もう一度見てよかったと思いました。

またふとしたときに見よう。

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映画鑑賞初級

3.5私たちの物語

2021年12月2日
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鑑賞方法:映画館

これは私たちの物語だと思いました。
なぜなら、我々はみんな、程度の差こそあれ、誰かをケアし、誰かにケアされる存在だからです。
ただ、それぞれの形が違うだけの話です。

こういう作品――「勝つ」「捕まえる」「やっつける」「逃げる」など、主人公にはっきりした目的のないストーリーを描いた作品――を、退屈させずに観せていくのは、なかなか難しいと思うのですが、とても魅力的な作品に仕上がっていました。
そう来たか、というような予想外の結末にはちょっと驚いたけれど、暗さや悲痛さは感じなかった。

「家族の絆」(陳腐な言葉で申し訳ないですが)をあたたかく描いた秀作。若きディカプリオの名演に胸打たれた。

この硬直した不寛容な時代に、多くの人に観てもらいたい作品です。

追記
どうでもいいことだけど、このサイトの写真(家族で車に乗っている写真)は左右反転の裏焼きになってるな。ジョニー・デップが右ハンドルを握っている。
どうしてこうなっちゃったのかな?

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peke

4.5受け継がれるは…

2021年11月17日
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因果

4.0ディカプリオの演技がマジですげえ。

Nさん
2021年7月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

ディカプリオの演技がマジですげえ。

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N

4.0初夏の風のような秀作。

2021年6月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

若きジョニー・デップとディカプリオ。
対照的でともに見事な演技。
ディカプリオに至っては上手すぎ。

古い価値観に縛られた田舎町で
現実に対処できない母親、知的障害の弟、
難しい家族と責任をかかえ
ただ確実に可能性を失っていく日々。
それでも良い人でいたいと
ぎりぎりで踏みとどまっている青年の憂いが切ない。

彼の世界を開けようとノックする
ベッキー役のジュリエット・ルイスが素晴らしく爽やか。
おおらかでキュートでふわりと母性まで感じさせる。

ただ希望へと向かっていくようなラスト。
胸のすくような青空をプレゼントされた気持ちになる。
秀作。

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さよ

4.0少年レオ様が可愛かった!

2021年6月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

レオ様の知的障害者さんの演技がとても上手かったです。流石レオ様と思いました。そして、レオ様がとても可愛いかったです。もう一度観たいな!

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姫架

4.5少し希望の持てるラストが好き

2021年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ジョニーデップとレオナルドディカプリオが贅沢にも共演している作品。
デップ演じるギルバートは巨躯の母親と知的障害のある弟アーニー(デカプリオ)を抱え、小さな町の小さなお店で働きながら暮らしている。どこかのご婦人と愛人関係にあったりするが、何も楽しいことのない生活。その息苦しさに心が詰まる。それがあるきっかけで、最後に少しだけ希望が開ける。このラストが私は好きです。演技面ではデカプリオは素晴らしかったと思います。

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すみれ7878

4.0もはや古典

2020年12月18日
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もはや古典。

この一本が何十年も撮れぬ。

ジョニデ、地味で損な役だが数多の白塗り演り過ぎより断然イイ、そして以来30年不作。

絵に描いたような閉塞感を正面からブチ破るでもない落としどころの絶妙。

レオ、驚愕の名演、これ演れたら何でも演れる。

何度でも泣く。

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きねまっきい

3.5ディカプリオの演技に…

2020年12月12日
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ぷうちゃん

5.0ディカプリオの演技だけでも星5

2020年11月20日
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猫柴

4.5細かく細かく

2020年4月8日
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カサちん

4.5ディカプリオに圧倒されました

2020年1月31日
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障がいを持つ男の子が演技とは思えない熱演で、後でディカプリオと知りました。
深い愛が静かに描かれていて染みました。

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ルービックキューブ

4.0どこまでも、どこへでもゆけギルバート

2019年11月22日
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はあ、最高だったなあ。

まず、やっぱりディカプリオの演技力をまざまざと見せつけられました。あっぱれとしか言いようがない。あの若さであれだけの観察力ってすごい。顔だけじゃないんだなってことを初めて知りました。(失礼)笑い方から声がたまに裏声になっちゃう感じまですごくリアルだった。彼に支えられた映画だなあ。こういう演技をする人って思い出すのはショーン・ペンとかだよね。

そして、ジュリエットルイス。今の彼女を思うと、こんな役似合わないわい、とおもったけど、もう最後らへんはなんだか神々しかったよ、あのド田舎で、あの存在。この世のものではないね。

あのゆるくて穏やかだけど、いつまでも続いていく絶望って感覚を麻痺させるし、先が全く見えない(ある意味では見えている)んだよなあ。そんな役柄に影のあるジョニーデップがぴったりなんですわ…。もうどうしていいかわからん状態だったギルバートを最後ああいう形で救ってくれて本当によかった。
人生どこへでも行けるっていう証明のために映画ってのはあるんだよなあ。偉大だなあ。

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JYARI

4.5しがらみとまどろみの複雑な感情

2019年10月10日
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少し見方を変えれば、
いくらでも自分に当てはまる状況を、鮮やかに描いている。

憐憫の情を拭いされず、
先の見えない不透明な毎日をやり過ごしていく。

家族の絆が切ない束縛となる。。。

現代の映画にはなかなか見当たらない、
「答えを鑑賞者に委ねる」ような、
一概には言えないほど考え深い作品だった。

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0ZPacQ8kMy7gWAX

3.5自由になった葡萄の実

2019年9月16日
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everglaze

4.0ジョニデとディカプリオのフレッシュさ

2019年8月27日
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レオ様の初来日は本作のプロモだそうです。何と言ってもジョニデとディカプリオのフレッシュさが見所です。先ずディカプリオが知的障害を持つ少年アニーを、実に自然に演じていて驚かされます。こんな家庭環境だったら誰でも逃げ出したくなると思いますが、ジョニデ演じるギルバートが優しい兄で、一家の全てを支えていて本当に素晴らしい。一方両親がね...身勝手過ぎて💢。ラストの開放感は切なくとも安堵しました😌。

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サラ

4.5【ラッセ・ハルストレム監督のキャスティングの慧眼に平伏した作品。】

2019年7月2日
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知的

難しい

幸せ

- 若き日のジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオが、兄弟を演じる姿が素晴らしい。-

・今作が上映された頃から現在までトップクラスの位置を保っている俳優さんは一握りであろう。

・当時、二人の(特に知的障害を持つ役を演じたレオナルド・ディカプリオ)の俳優の資質を見出し、キャスティングした監督とスタッフの慧眼には驚く。

・当然、作品としての完成度は揺るぎないものである。

<ラッセ・ハルストレム監督らしい、優しい視点で、家族愛を描いた傑作である。>

<2018年1月29日 午前十時の映画祭にて鑑賞>

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NOBU

5.0ホントにホントに「号泣」しました…

2019年5月19日
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鑑賞方法:映画館

①パーソナルな事なので余り言いたくないが、当時の自分の境遇がギルバートによく似ていたので、映画の主人公に自分を重ね合わせて泣いた映画は恐らく人生でこれが初めて。家族(特に弟)から逃げようと一時考えて殆ど行動に移したギルバートの心情が正に当時の自分の気持ちと重なってジョニー・デップのファンだと思われる沢山の女子に囲まれた中で一人「号泣」しておりました。②

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もーさん

4.0心にしみるヒューマンドラマ

2019年4月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

心にしみるヒューマンドラマ。
若き日のレオナルド・ディカプリオとジョニー・デップの好演が光ります。

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光陽