「どこへでも行ける」ギルバート・グレイプ やぎさんの映画レビュー(感想・評価)
どこへでも行ける
リバイバル上映で、劇場で鑑賞することができてとても感動しました。
終盤まで特に大きな出来事のないヒューマンドラマですが、全く眠くならない、圧巻の演技と映像美。
ギルバートが背負うもの多すぎて気の毒だったけれど、最後は少し肩の荷が降りてよかったのかな。家族のために何度も自由を諦めていたギルバートの口から出る、「望めばどこへでも行ける」という言葉の重み。自分の役割や使命、居場所を勝手に決めつけてとらわれることのないように気をつけたいものです。
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