「圧倒的にベロチュー良いなと思ってしまう下世話なわたし」市子 sasakiさんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒的にベロチュー良いなと思ってしまう下世話なわたし
「市子、大人一枚」と映画館でチケットを購入し
杉咲花さんが市子なんだろうなと映画館で鑑賞
見ている中で、昔派遣で工場勤務してた頃、失踪後偽名とわかったけど行方わからなくなった人や
借金まみれで逃げてきていつも車中泊してる方、家出少年、わけあって追われてる人、原稿を落として逃走中の作家など、私の生活の中で今までにいない人達と出会った頃を思い出しながら映画の行く末をおいました。
高校の夏に一緒にアイス食べて、別れ際あんな笑顔で手を振られたら、そりゃ好きになっちゃいますよ北くんがストーカーばりに執着するのも仕方がない気もします
本人は気がないかもしれないが、花火が好きや浴衣ええなぁなんて言われたら
叶えてあげたいと思うに決まってますやん。
普通の生活というのは言葉にすればに簡単なようで、現実なかなかの奇跡である
普通を求めた市子がようやく普通を手に入れる時やはり過去の精算が待ってます
とても残酷だとしても償えばいつかはと思うが、市子は消えた
嘘は嘘じゃないと隠せないや、この映画にさまざまな呪言のようなセリフが
あらゆる登場人物を縛っているようで言霊というのは恐ろしいなと思いました。
パンフレットにのってる市子の年表が映画にも描かれていない時系列の心情が触れられていてよかった
でもやっぱりベロチューはずるいって思っちゃいましたね
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