フェラーリのレビュー・感想・評価
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エンツォ・フェラーリのドキュメンタリー的映画
世界中の人に最も愛される車『フェラーリ』。その創業者『ジャガーは売るために走るが、私は走るために売る』エンツォ・フェラーリのドキュメンタリー的映画。共同経営者の猛妻『ラウラ』、死と隣りあわせの世界に癒しの愛人『リナ』。天才創業者の孤独と過去の闇、そしてドラマは15人死者を出すイタリア公道1,600㎞を疾走する『ミッレミリア』の悲劇へ
まさかこういう話だったとは…
私が好きな監督、「ヒート」のマイケル・マン監督作ということで楽しみにしておりました。
がしかし、エンツォ・フェラーリという人物を描くことに主眼を置いた作品となっており、冷え切った夫婦関係、浮気相手のリナ・ラルディとその息子ピエロの認知問題など、あまり興味のない女性関係に多くの時間が割かれていたのでちょっと肩透かしを食らいました。
期待していたレースシーン、ロードレース“ミッレミリア”は迫力ありましたが、まさかの大惨事に…ここの描写は怖いくらいでした。
そして窮地に陥ったエンツォに妻ラウラが意外にも助けの手を差し伸べる。。。
なんだか中途半端なまま終わった感があり、その後のことはナレーションでの説明となる。
エンツォ・フェラーリという実在の人物を扱った話であり、彼に様々な問題が降りかかった時期にスポットが当てられた作品なのだが、骨太で胸熱な映画を期待してしまった自分にとっては物足りない映画となってしまいました。マニアックな映画です。間違ってもカーレースを楽しむ映画と思ってはいけません。監督、早く次回作にとりかかってください(ヒートの前日譚)非常に楽しみにしております。
フェラーリはポンコツです‼️❓
うちわパタパタやめて下さい!
レースは期待しない
人物像の過去をポイントで知る感じ?
こういう
苦悩系伝記映画 時々カーレース
イタリアのクルマ愛に近づける映画
思っていたよりおもちろかった!
何故、不倫話に時間を割くのかと不思議に思っていたら、そういうことだったのか・・・
マセラティと覇権を争っていた1950年代後半のフェラーリが、当時、倒産の危機にあったのは知りませんでした。その頃から既に大変な状況だったわけですね。
レースで勝つことが目的のフェラーリが、その社運を賭けて、大レースに臨む話と並行して、エンツォさんの不倫騒動が結構、時間を割いて描かれており、この映画って、どっちがメインの話?と疑問に思いながら、鑑賞していましたが、最後につながりました。
大事故を引き起こし、運にも見放されたフェラーリの危機を救ったのは、旦那の隠し子を知って激怒になっていた奥様だったわけですね。お金は無条件で貸すけれど・・・と話し始めたペネロペ・クルスさんが、格好良かったです。
減点する理由の一点目は事故の場面。アメリカ映画に映るレース事故の場面というと、こんな感じに、すごく悲惨に描写されることが多い気がします。実際にそうだったとしても、強調されちゃうと、ドン引きします。ドライバーに死ぬ気で走れと平気で言うエンツォさんが、観客の死には、ひどくショックを感じていたことを伝えるにしても、やりすぎと思いました。
二点目は、イタリアが舞台なのに、英語で会話してること。これは大きく減点です。これも、アメリカ映画だから仕方ないでしょうけれど、違和感が半端なかったです。イタリア人の俳優さんを集めて、リメイクして欲しいかも・・・
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