フェラーリのレビュー・感想・評価
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ぶっちゃけ期待値以下だった。流暢なイタリア語聞きたかった… よー分...
ぶっちゃけ期待値以下だった。流暢なイタリア語聞きたかった…
よー分からん細かい箇所が多かった。しかしアダム・ドライバーとペネロペ・クルスの芝居、実車の迫力は凄い。
エンツォ・フェラーリさん、俗に言うサイコパス気質なのかしら…自分には理解できない。凄い人なのは間違いないけど。
しかしクラッシュシーンとかもう…
深い映画へと導いてくれた
マイケル・マン監督によるエンツォ・フェラーリの物語
アダム・ドライバーがエンツォの強さを上手く演じてました。
レースの迫力シーンもさることながら
人間関係の繋がりがこの映画の主となって
深い映画へと導いてくれました。
息子のディーノが亡くなっていなかったら
どんなフェラーリになっていたのだろう。
衝撃のシーンはきつかった・・・
クラシックFerrariと美しいエンジン
車好きなら誰もが憧れるFerrari
BMWならトランスポーター
タクシーといばプジョー
最近だとミッションインポッシブルでFiat
ワイスピやベイビードライバー、グラントリノと
好きな車映画を挙げるときりがないです笑
そんなカーアクションを期待してましたが違った意味でいろいろ面白かったです。
数多くの名車を生み出してきたFerrariですが、
ミッレミリアのレースを中心とした熱いレースの情熱と複雑な家族関係、経営難とFerrariの闇を知れた映画でした。
シャイリーン・ウッドリーどこかで見たな〜と思い出せず
ダムマネーだと速攻ぐぐりました。
好みのタイプです。笑
「ここが良かった」が、ない
フェラーリの会社経営の苦境、妻との冷え切った関係、浮気相手の子供の認知問題など、実生活で直面したとすれば、頭を抱える話ばかりだ。
テスト走行や公道レースのシーンはさすがの迫力だが、順位が分かるわけでもなく、ときめきは無し。
強いて良いところをあげれば、アダム・ドライバー、ペネロペ・クルスの演技くらいだろうか。
この男にしてフェラーリ有り
過去数年のカーレース題材映画は、“ラッシュ/プライドと友情”、“フォードvsフェラーリ”、“グランツーリスモ”いずれも大好き。いくつになっても車、特にスポーツタイプ車が好きという嗜好の性もあるかも知れないが、ボクシングとカーレースは漏れなく魂を揺さぶる題材というのが俺の持論。 さらに、外車を買いたいとは思わない俺だが、フェラーリだけは憧れてしまう俺なので、本作にはすごく興味が湧いた。
【物語】
若い頃はレーシングドライバーとして速さを追求したエンツォ・フェラーリ(アダム・ドライヴァー)。2次大戦後間もない1947年に妻ラウラ(ペネロペ・クルス)とフェラーリ社を立ち上げ、それから10年が経過していた。
フェラーリ社はイタリア屈指の自動車メーカーにまで成長してはいたが、業績は思わしくなく出資者からはフォード車等大手自動車メーカーの傘下に入ることを求められていた。プライベートでも1年前に息子ディーノを亡くし、妻との関係は冷えていた。ひそかに愛し合うリナ・ラルディ(シャイリーン・ウッドリー)には彼女との間に生まれた息子ピエロの認知を迫られていた。
会社経営と私生活の両方で精神的に追い込まれる中、エンツォは、フェラーリ社の生き残りのため、公道レース「ミッレミリア」に勝利し、フェラ―リの名を轟かすことに全てを懸ける。
【感想】
なぜフェラーリ社がレースに拘り、スポーツカーに拘り続けているのか、エンツォ・フェラーリの半生を知って納得。レーシングドライバー上がりの創業社長だったとは。思えば“ラッシュ/プライドと友情”も“フォードvsフェラーリ”もライバルの一方はフェラーリだったことに今さら気付く。レーシング・シーンにやはりフェラーリは欠かせないということのようだ。
エンツォが劇中で言う「奴らは車を売るためにレースで勝とうとするが、俺はレースで勝つために車を売るんだ」的なことを言うが、それがフェラーリ魂の全てを表しているのだと思う。
そして、レーサーが如何に命懸けの職業なのかも改めて思い知らされる。前述“ラッシュ/プライドと友情”も“フォードvsフェラーリ”も大事故抜きでは語れない物語だった。劇中でエンツォがドライバー達に命懸けでと言うより、「死ぬことを恐れるな」的なことを言う。現代でこれを言ったら完全にアウトだと思うけれど、きっと自分もレーサー時代にそう思って走っていたのだろう。そう思って走らなければ勝てないというのも真実なんだと思う。 一般人を事故に巻き込んでしまった後にエンツォが「一般人は彼らと違う」と悼むシーンで、逆に「レーサーはいつも死を覚悟して走っている」という意識が強く感じられた。
一方映画なので、最後は“大成功”で終わる方が気持ち良いし、そういうフェラーリ史の切り取り方も出来たはずだが、そうしなかったのはやはり、レースという世界が栄光と死がいつもとなり合わせにあることを描きたかったのだろうか。
もう1つ言っておくと、この時代もフェラーリの車は美しい。エンツォは「機能を突き詰めたものは外観も美しくなる」的なことを息子に話すのだが、これもまたフェラーリのポリシーであり、今につながる文化なのだろう。
やっぱりフェラーリはカッコイイ。
アダムドライバーの熱演!+やはり女は強かった!
前半はフェラーリのある1日にフォーカスしているのだが、フェラーリどんな1日過ごしてんだよ!と思うほど悲惨です。
やっぱりレーサーになるような人ってメンタル強いんですね。
ほんでレースのシーンが見づらいです。車の色変えてくれー!
そしてマイケル・マンも時代に適応してるなーと思いました。今回のメインはフェラーリはもちろんその奥さんにもかなりフォーカスされていました!
ラストは詳しくかきませんがやはり女は強かった!!という感じです。
フェラーリの栄光の陰
1957年頃のフェラーリの物語。と言っても、会社名でなく、創業者の一人であるエンツォ・フェラーリの物語です。知られざる私生活から人物像に迫った作品。
1947年、妻ラウラと共同名義でフェラーリを創業。それから10年が経った59歳が本編です。エンツォはレーサー上がりだけあって、挑戦的で情熱的な企業理念と経営方針を持っていました。それが元で経営が火の車だったりするのだけれど、スピードを求める姿勢は今のブランドにしっかりと根づいていますね。経営者タイプでなかった事があの時代に適していたのかも。
その上、私生活の火種も。「愛人」と言えば予想できてしまうのではないでしょうか。加えて、会社の半分を妻に握られている。女性に甘いイタリア人らしさなのか。ただ、そのあたり一言で語れないロマンスがありました。このあたりに時間が割かれすぎてタイトル詐欺と思う人も…。物語からして、タイトルは難しかったでしょうけど。
終盤、エンツォは会社の命運を賭けたビッグイベントに臨む。ミッレミリアで知られるイタリア半島1000マイル耐久レースですね。イタリアの美しい山々に木霊する甲高いエンジン音が素晴らしかった。それでいて、レース機であるフェラーリ315Sはどこか未来的。レース直前のレーサーたちの緊張感と高揚感は見終わると複雑でした。再現度はかなり高いと。
主人公のエンツォ演じるアダム・ドライバーは面影がない!白髪や小太り体型で初老に見せているのだろうけど、よく仕上げた。今ても続く大企業の創業者は難しい役どころでしょうけど、寡黙で情熱的で冷静なイタリア紳士的な演技が好印象だった。でも、ダークサイドに耐える感じと重なる。
本作も今だから理解できる作品でした。一方向だった昔では私生活のスキャンダルや勝利至上主義は隠すべきマイナスイメージだろうけど、双方向な現代なら。少なくとも、情熱は感じました。世代にもよるかも。でも、エンツォを支えた二人の女性がいなかったらフェラーリはどうなっていただろうと考えてしまいますね。
カッコよく見えたんだけどね
映画館で予告編を見ると、どんな映画でもいい作品に見える。
その本編をすべて見たとして、見てよかったと思えるのがどれだけあるか。
予告編を見て、こんなの見ないよ…と思いながら、解説記事を読んで思い直し、見て良かったのが、前にもレビューで高評価をつけた「ディア・ファミリー」だ。
本作「フェラーリ」もまったく描く世界は違うが、実在の人物についての実話を基にし、映画館で見た予告編がカッコよかった。フェラーリにもカーレースにもほとんど興味はないのだが、予告編に釣られる感じで見に行った…。
ハリウッド製の映画なので、当然全編がイタリアなまりの英語。それは当然だし、許容範囲。
フェラーリについての基本知識などはほぼない。イタリアの高級スポーツカー・メーカーということしか知らなかった。
てっきり、イタリア貴族の流れを組むような金持ちが道楽で始めたスポーツカー・メーカーで、その人物を描く内容、と思っていた。
大事故を起こすカーレース、妻との関係、経営危機、自身の子を亡くし外に家庭を作った男…とう描写があちこちにあり、フェラーリという人物を描く大河ドラマにしたかったのはわかる。
大事故をはさんでそれがうまく描かれたかどうか。観客の気持ちを揺さぶる内容であったか。
この点は、あれもこれも描こうとするために食い足りない。
主人公と妻(ペネロペ・クルス)のとってつけたようなセックスシーンもほとんど意味がない。中途半端。
大事故や夫婦関係などの危機をどう乗り越えたか―についてまで描くならまだしも、最後にそれを字幕で説明して終わりなのである。
作品全体に深みはない。車の疾走シーンなどは見るべきものはあるかもしれないが。
予告編はカッコよかったが、よほどのフェラーリ好きでもない限り、見るほどではない、と思う。
封切り翌日、都内下町のシネコンの入りは、3分の1くらい。まあ、それが映画ファンの評価だろう。
割と悪質な構成
夫婦関係に亀裂が入るフェラーリは、自身のメーカーの車でレースに優勝することを目指していて…。
アダム・ドライバー主演作。実在の人物を描いた作品とは言え、盛り上がりそうな部分で精神が盛り下がる構成はなかなかに悪質。本人のWikipediaは映画以上にヤバい人でした。
ちょっと退屈
個人的に史実をベースにしてるような映画が好きなので、車に興味はないけど鑑賞してみました。
予想してましたが、やっぱりレースシーンは退屈。
それよりフェラーリの共同経営者である社長夫婦の、冷え切った関係の行方のほうが気になってました。
この夫婦の息子が病死していなくても、夫婦で仲良く会社を運営するのは難しそう?とか、愛人との子は認知しないの?とか人間関係への疑問ばかり。
終わってみると私には無駄なシーンが長かったです。
でも車好きな人には楽しめると思います。
ゴールへのナビゲーションが不調でリタイア
フェラーリの創始者エンツォのレースへの執念を描くドラマです。監督は骨太アクションが得意なマイケル・マンなんで期待してたんだけど、お話しの内容が中途半端でガッカリでした。冒頭からエンツォの家族関係や家庭内の事情がやけに丁寧に説明され、肝心のレースシーンがなかなか出てきません。車やエンジン等のメカの説明もあまりなく、マン監督が製作した『フォードVSフェラーリ』のようなレースやマシンへの熱い高揚感が感じられず残念。後半の公道レース、ミッレミリアのシーンで盛り返すけど、耐久レースなのに時間や距離感がよくわからないので盛り上がりに欠けます。結局、エンツォの評伝なのか、レースやメカを主体にした企業ものなのか、ドラマの焦点がはっきりしないので、なんか消化不良な感じです。ついでに、クラッシュシーンのCGもショボかったです。役者では、アダム・ドライバーが新境地とも言える、なりきり演技で圧倒的な存在感でした。白髪のオールバックにサングラスやスーツの着こなしもきまった伊達男ぶりです。ペネロペ・クルスも気性の激しい鬼嫁役が際立っていて、愛人役で癒し系のシャイリー・ウッドリーと好対照でした。
フェラーリの歴史を学べた。
ペネロペは色気のある役者さんだけど,この作品ではそれが封印されていた。
個人的には残念だけど,そう言う設定では無いから仕方ない。
ヒューマンドラマの要素が強く,エンツォのパートナーとして良い役を演じているペネロペがとても印象的だった。
散漫な映画...が最近多い
マイケル・マンが自動車レースという映画にならない題材を扱うことに嫌な予感がしていたが、彼は本当にこれを撮りたかったのか疑問が残る。物語り方がかなり散漫な印象が強い。100分位でまとめて欲しかったな。
俳優の演技は素晴らしいと思うが、あまり感動は無い。
フェラーリの悪あがき部分しか見えなかったような…
同じ有名ブランドなグッチの強烈な内輪話と比べるとフェラーリの負け犬的な内容しか感じられなかったような。公道レースは確かに迫力があるけれど順位の表現がわかりづらいうえ、皆同じ顔に見えて区別がつかない。クルマもどれも似ててイマイチのめり込めない。この内容で130分はちょっと長すぎかも…。
エンツォ・フェラーリのドキュメンタリー的映画
世界中の人に最も愛される車『フェラーリ』。その創業者『ジャガーは売るために走るが、私は走るために売る』エンツォ・フェラーリのドキュメンタリー的映画。共同経営者の猛妻『ラウラ』、死と隣りあわせの世界に癒しの愛人『リナ』。天才創業者の孤独と過去の闇、そしてドラマは15人死者を出すイタリア公道1,600㎞を疾走する『ミッレミリア』の悲劇へ
最後のシーンの奥さんのセリフ、 かっこいいな!、と思ったら、 最後...
最後のシーンの奥さんのセリフ、
かっこいいな!、と思ったら、
最後の最後ではかわいかった
アネットのあの人が主役と知りびっくり
まさかこういう話だったとは…
私が好きな監督、「ヒート」のマイケル・マン監督作ということで楽しみにしておりました。
がしかし、エンツォ・フェラーリという人物を描くことに主眼を置いた作品となっており、冷え切った夫婦関係、浮気相手のリナ・ラルディとその息子ピエロの認知問題など、あまり興味のない女性関係に多くの時間が割かれていたのでちょっと肩透かしを食らいました。
期待していたレースシーン、ロードレース“ミッレミリア”は迫力ありましたが、まさかの大惨事に…ここの描写は怖いくらいでした。
そして窮地に陥ったエンツォに妻ラウラが意外にも助けの手を差し伸べる。。。
なんだか中途半端なまま終わった感があり、その後のことはナレーションでの説明となる。
エンツォ・フェラーリという実在の人物を扱った話であり、彼に様々な問題が降りかかった時期にスポットが当てられた作品なのだが、骨太で胸熱な映画を期待してしまった自分にとっては物足りない映画となってしまいました。マニアックな映画です。間違ってもカーレースを楽しむ映画と思ってはいけません。監督、早く次回作にとりかかってください(ヒートの前日譚)非常に楽しみにしております。
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