「レースシーンとペネロペ・クルスの迫力に圧倒される」フェラーリ 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
レースシーンとペネロペ・クルスの迫力に圧倒される
映像も音楽も演技も超一級。充分堪能できた。
それでも胸に迫ってくるものがないのはなぜだろう。
エンツォ・フェラーリの一代期ではなく、波乱の一時期に焦点をあてた作品。
フェラーリが好きかどうか、レースが好きかどうか。関心があるかどうかで、楽しめるかどうかが分かれる。
(関心のない人は観に行かないか。フェラーリ好きの芸能人にプロモーションさせたのは失敗だと思う)
「グッチ」に続いてイタリア舞台の英語劇。
イタリアの人はどう思うんでしょう。イタリア人はイタリア人俳優が演じなければ、なんて言ってたら「キングダム」どうするんだって話しになるけど。
ハリウッドの作品をずっと観せられてきたからあまり気にはならない。
公開される作品が少ないからわかんないけど、最近のイタリアやフランス映画、俳優さんパッとしない人ばっかりだから仕方ないのかなぁ。(以前のように、フランコ・ネロ、ジャンカルロ・ジャンニーニやアラン・ドロン、フィリップ・ノワレ、ジャン・レノみたいに華のある魅力的な俳優さんががいない気がする)
コメントする
talismanさんのコメント
2024年7月17日
フェラーリを心から愛するフェラーリ・オーナーにはこの映画、高評価だそうです。私はフェラーリ・オーナーでもなんでもありませんが、アダム・ドライバーとペネロペに同じく圧倒されました!