「カイロレンの老けメイク演技やペネロペクルスの演技は達者だなと思うけれど・・・」フェラーリ idwebさんの映画レビュー(感想・評価)
カイロレンの老けメイク演技やペネロペクルスの演技は達者だなと思うけれど・・・
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フェラーリには興味はありませんでしたが
2019年の「フォードvsフェラーリ」が面白かった事と
マイケル・マン監督作という理由で
「フェラーリ」字幕版を鑑賞してきました。
以下ネタバレ
「フォードvsフェラーリ」のような
レースシーンが盛り上がる映画かと期待しましたが、
「フェラーリ」のレースシーンは何度も見たいレース映画ではなく、
ドラマパートも金持ちの不倫に興味がないため、
カイロレンの老けメイク演技やペネロペクルスの高齢演技も
役者は達者だなと思うけれど、
「フォードvsフェラーリ」のような
レースシーンのテンションを上げるためのドラマ展開ではなく、
ちょっと期待外れな映画でした。
イタリアファッションや
1957年の金持ちのライフスタイル描写は
映像としては、見どころがありましたが、
「フォードvsフェラーリ」のような
エンジン音と音楽でテンションを上げたかった観客としては、
あまり楽しい映画ではなく、
マイケル・マン監督の「ヒート」の銃撃戦のような
静寂な緊張感のあるレースが見たかったな・・・と思う映画でした。
「ハウス・オブ・グッチ」を見たときにも思いましたが、
イメージで金儲けしているブランドならば、
経営者をモデルにした映画は、フェラーリのイメージ向上にはならないのでは・・・と
いらぬ心配をしたりする映画でもありました。
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