「重厚なストーリーとドラマは映画玄人向け」フェラーリ びぃあぃじぃさんの映画レビュー(感想・評価)
重厚なストーリーとドラマは映画玄人向け
エンツォ・フェラーリの波乱万丈の生き様を描き、往年の名車のV12サウンドが身体を突き刺す重厚なドラマ。
レースに賭ける拘りはもはや狂気のレベル。
元レーサーだからか会社経営に追い詰められたからか、その真相は読み取れなかったが、彼がいなければ今日のフェラーリは存在していない。
しかし決して正しい道を歩んできたとは言えない。
それでも追い続ける野望と情熱、そして閉ざしてしまった心の闇と振り回される人々に胸が締め付けられます。
そして目を覆うような悲惨な史実に、今のレース界における安全性の重要性を改めて考えさせられました。
上記の通り内容はかなり玄人向け。
とりわけ車が好きな人にとっては評価が上がるとは思いますが、万人向けの映画ではない事は確か。
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