劇場公開日 2024年7月5日

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「エンツォ・フェラーリの愛する人と車作り」フェラーリ りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5エンツォ・フェラーリの愛する人と車作り

2024年7月7日
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鑑賞方法:映画館

1957年。エンツォ・フェラーリは息子ディーノを前年に病気で亡くし、会社の共同経営者の妻ラウラとの関係は冷え切っていた。そんな時、エンツォは愛人リナとその息子ピエロの事を妻に知られてしまった。さらに会社は業績不振によって破産寸前に陥り、他社からの買収の危機に瀕していた。再起を誓ったエンツォは、イタリア全土1000マイルを走破する過酷なロードレース・ミッレミリアでの勝利に挑み・・・さてどうなる、という話。

エンツォ・フェラーリと言えば、2002年に発表された同名の車の開発にほんの一部だけど関与したこともあり、親近感があった。レースをするために車を売っている、というのはフェラーリの仕事をしていた20年前頃もそう言われていて、他の自動車メーカーとは全く発想の違う対応をされ、相撲のタニマチみたいだと戸惑ったのが懐かしい。
ミッレミリアを調べてみると、第二次世界大戦後の1947年に再開されて以降、9年間で7回もフェラーリが優勝していたことを知った。エンツォは優秀なレーシングカーを作っていたのだとわかった。
1957年の事故でミッレミリアが中止となったのは残念だけど、F1への情熱を注いだエンツォはやはり偉大な功績を残したと思う。
エンツォを演じたアダム・ドライバーは長身で本人の雰囲気有ったし、妻ラウラ役のペネロペ・クルスはなかなか強いイタリア女性、という感じで好演だった。
愛人リナ役のシャイリーン・ウッドリーは綺麗だった。

りあの
活動写真愛好家さんのコメント
2024年7月7日

やはり映画もビジネスですからね‼️そういえば、トム・クルーズも「ワルキューレ」でドイツ人演じてましたもんね

活動写真愛好家
トミーさんのコメント
2024年7月7日

共感ありがとうございます。
小切手を現金化してタフな経営者の顔の後、弱さと胸の谷間をチラ見せする奥さんに萌〜。

トミー
トミーさんのコメント
2024年7月7日

この火だるまの大ピンチを乗り越えたから、現在が有るんですね。

トミー