「浅いかな」フェラーリ トシさんの映画レビュー(感想・評価)
浅いかな
まず、レーシング風景や当時のマシンの緊迫感には引き込まれました。アダムドライバーも大好きな俳優でよかった。イタリア人は女性が強いなぁも印象的でした。作品自体については1950年台後半に焦点をあててある事から今の一般的な観客が生まれる前の話が主となります。フェラーリの歴史の中では重要な位置付けとはわかりますが、今までの名車にもっと焦点を当てて偉大なフェラーリの系譜を描いて欲しかった。後年のエンツォはもっともっとカリスマ性が高まってたと思います。フェラーリの誕生から今日の栄光までもっと観たかったです。日本にも本田宗一郎さんが居ました。世界に誇る偉人を日本でも映画化できないものでしょうか?日本人による日本語の作品をね。今作で気になったのが何でイタリア語じゃないの?でした。是非イタリアでイタリア語の作品を作って下さい。
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