「ラストの処理で」悪は存在しない またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストの処理で
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ドライブ・マイ・カーで国際的に売れた名前の効果も多少はあるのだろうか、本作も受賞歴が華々しい。しかしマタゾウのマタデミーにははなちゃん役の新人賞以外はノミネート無しだ。なぜか?「自分で考えてくれ」。
以下ラストの解釈。
a:発見時にはなちゃんは生きてたが映像外で高橋が大声で叫ぶなどして鹿が動転してはなちゃんにアタック、巧が怒って高橋を絞めた?
b:はなちゃんは大勢に探されているのに返事をしない子ではないはずなので、発見時にすでに倒れており、巧はマボロシのはなちゃんを見た。その後倒れているはなちゃんを直視し動転して絞めてしまった?
c:それ以外。
いずれにしても、だったらここまでの、丁寧な伏線や迷わせる演技、自然と開発などの(申し訳ないがごく普通の)ストーリー展開はすべてモニタリングやドッキリの仕掛けと同じと言うことになりませんか?であれば私は、きっちり落としてくれる娯楽作もしくは問題提起をしてくれる作品を選びたい。
「映画の話したすぎるバー」の東京開催に参加する前に渋谷にて鑑賞。ほぼ満席。バーの方は年齢層が合いませんでしたが、見知らぬ同士なれど映画に関する会話が出来る環境が嬉しく、参加してよかったです。
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