劇場公開日 2024年4月26日

「有機体のような恐ろしさ」悪は存在しない 青樹礼門さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0有機体のような恐ろしさ

2024年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

映画とは、何を描くか、テーマ性より、
それをどう描くか、観て聞いて味わうものだとしたら、
これはまさに映画の塊。

見た事をどんな言葉にしてもそれは不可能。

映画をみなければわからない。

満場の客席、終演後のどよめき。

この映画は終了したあと、観た者の頭の中に棲みつくようである。やがて脳内を侵食するのか。

恐るべき作品。
映画は生きものになった。

付記

余韻の中である作品がいちばんに思い出されましたが、
あえて言わないことにします。

まず、この映画のように、森の中で迷子になってみることですね!

青樹礼門