「町の名前も場所も出て来ないけど」悪は存在しない Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
町の名前も場所も出て来ないけど
自然豊かな長野県水挽町で便利屋をする男と住人達、そしてそこに東京の芸能事務所がグランピング施設をつくろうとして巻き起こる話。
テロップが有る訳でも無いのにいつまでこれが続くの?なシーンで始まり、とにかく何も起こらず30分超まった〜り。
時々みせるBGMぶった切りのシーンチェンジは、どんな意図?
そして住民説明会になっていくけれど…浄化槽の先は浸透桝ってことですよね?
こういう事象に詳しくないけれど、この話しの流れだと行政はOK出してるんですよね?それなのにこの期に及んで行政トップの町長は何言ってんだ?そしてこの案件て住民説明会なんて必要なものなの?と色々と疑問が…。
そして終盤の一騒動、からの何がしたいのか全然わからない奇っ怪なラスト、なんだコレ?
主演の棒読みは朴訥とした雰囲気にも感じられそうだけれど、イマイチそういう性格っぽくも無いし、なんだか違和感のあるところが多かった。
そういえば、当たり前に浄化槽って言ってるけれど、都市部でしか生活したことない人は知らない人多いですよ。
(自分も少し前まで知らなかった)
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トミーさんのコメント
2024年5月6日
共感ありがとうございます。
浄化槽についてお詳しいですね。
絞殺は自分に対する怒り、馴れ馴れしい他所者ヘの苛立ちからの暴走と観ました。最後は娘を抱えて走り回っている目線だったんですかね。
くまくまさんのコメント
2024年4月29日
コメント、共感ありがとうございます!
観客が自問することになるとしても、それを目的にしているようなところが受け付けられず…監督自身の伝えたいことはないのだろうかと思ってしまいました。