劇場公開日 2024年4月26日

「衝撃だけが存在する」悪は存在しない bionさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0衝撃だけが存在する

2024年4月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 何、この終わり方。衝撃のあまり、息もできないし、思考も停止。

 梢を眺めながら歩く。そんな風景がひたすら流れ、タイトルコール。続いて無言で湧水を汲み続ける男が映し出される。
 ここで睡魔が訪れてもおかしくはないんだけど、不穏な空気が早くも漂い始め、これから起こることが気になってしまう。

 平板とゆうか、棒読みにも感じる独特のセリフ回しが多用されている。例の読み合わせを引きずっているのか、監督の演出なのかはわからないが、妙な間が生み出され、緊張感が伝わってくる。

 持続可能な開発、自然との共生がモチーフなんてことを思い浮かべていると、叩きのめされる。
 そんな衝撃の作品でございます。

bion
トミーさんのコメント
2024年5月15日

コメントありがとうございます。
棒読みとかよく言われてますが、友達同士じゃない会話はリアルですよね。

トミー
トミーさんのコメント
2024年5月15日

共感ありがとうございます。
まぁ自分の中では、監督は観客に冷水を浴びせたかったんだと思っています。

トミー