「不思議と心地よい」悪は存在しない ポン酢さんの映画レビュー(感想・評価)
不思議と心地よい
観終わって「良かった」と思えた作品。
勿論、巧が高橋を絞め落とす場面なんかの最後の展開等…「?」と感じるトコが無い訳ではないですが、区長が語った「水は高い所から低い所へ…」の台詞から何故か不思議と腑に落ちました。
主要な人物にそれぞれ見せ場的な場面があるのも良かったです。
この作品を「水」に例えるなら序盤は「清流、軟水」、中盤は「畝り、硬水」、最後は「汚水」ですかね。
風景がとても綺麗なので殊更に最後の場面の「人の澱」が滑稽に見えました。
ただ…花ちゃんて何者なんでしょう?
映画本編、GIFT本編、GIFTのCD…何度も考えてみましたが、未だに判らない。
でも…花ちゃんがまた次の日も森の中を散策していてくれたら良いなと思いました。
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