「レア・セドゥの魅力に酔いしれる傑作」けものがいる エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)
レア・セドゥの魅力に酔いしれる傑作
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今年のベストの一本となる、そしてレア・セドゥの代表作となる傑作。
AI中心の社会となった2044年、人間の感情は不要とされ、職を得るために感情の消去(=浄化)が求められた。
感情を消去し仕事に就くことを決意したガブリエル(セドゥ)はDNAに刻まれた前世の記憶を浄化するために1910年と2014年に遡り、それぞれの時代でルイという青年(ジョージ・マッケイ)に出会う。
そう、100年以上の時を超えて転生を繰り返す女と男、そして悲劇。決して幸せにはなれない二人の数奇な運命にゾクゾクする。
感情さえも失う2044年が最大の悲劇なのだろうが。
2044年、1910年、2014年の3つの異なる世界観が秀逸。そして何よりレア・セドゥの圧倒的な魅力に酔いしれる。
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