劇場公開日 2024年3月8日

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DOGMAN ドッグマンのレビュー・感想・評価

全250件中、121~140件目を表示

4.0何故か惹きつけられる

2024年3月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

名曲に乗せ綴られる哀しき<男>の半生

アメリカが舞台なのにあまりアメリカを感じない面白さ

不完全で歪な個性を持つ風変りな作品

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労働4号

5.0ヤバい 観るべし

2024年3月14日
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鑑賞方法:映画館

タイトルから不思議な感じがしたが視聴

主人公の生い立ちから現在に至るまでの苦悩

日陰者として生きる覚悟とそれをフォローする
愛犬との共生

物悲しいが共感できる部分が多い作品

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chanta

3.5神と犬と人間

2024年3月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

難しい

 ”ドッグマン”ことダグラスが辿ってき人生は実に壮絶だ。ただ、余りにもカリカチュアされたキャラクターと物語、そこに教義的なメッセージも入り込むため如何様にも解釈できるようなドラマになっている。

 例えば、冒頭の”神は救いを求める者に犬を与えた”という一説からして実に意味深である。更に、それに呼応させたラストやキリスト教信者だったダグラスの実兄の顛末も然り。色々と考えさせられる。”GOD”を裏から読むと”DOG”になるなんて言葉遊びも、今さらながら気付かされた。
 果たして”神”とは何なのか?”犬”とは何だったのか?ダグラスが辿る悲劇的な運命を考えてみると、信仰に対する皮肉的なメッセージも想像でき、一見するとアクション・サスペンスのように見える本作だが、意外にもテーマは深い。

 監督、脚本はリュック・ベッソン。この特異な設定はどこから着想を得たのであろうか。
 犬をモティーフにした映画はたくさんあるが、大概はペットとしての愛らしさをフィーチャーした感動物だったり、逆に「クジョー」や「ホワイト・ドッグ」、「ドーベルマン・ギャング」のような恐怖の対象として描かれてきた。
 しかし、本作はそれらとは少し違う。ダグラスにとって犬はただのペットではない。まるで家族のようであり、無二の親友のようであり、神が授けた純粋で尊い”天使”のようでもある。

 いずれにせよ、寓話性が強い物語なので、これまでのベッソン作品と比べるとやや趣向が異なる作品となっている。
 ジャン=ジャック・ベネックス、レオス・カラックスと共に”恐るべき子供たち”としてフランス映画界に新風を巻き起こした俊英もすでにベテラン。自らヨーロッパ・コープを立ち上げ積極的に若手を登用する一方、こうして野心的な作品を生み出すその姿勢には頼もしさが感じられた。まったく枯れてない。

 ダグラスを演じたケイレブ・ランドリー・ジョーンズの怪演も印象に残った。もはや個性派俳優としての地位を完全に確立した感じがするが、本作でもその強烈なキャラクターは抜群だ。
 ダグラスは幼少時代の父親の暴力によって足が不自由になり車椅子の身体になってしまった。何とも不憫な身の上ながら、愛する犬たちに囲まれながら”生”を取り戻していくその姿は活力に溢れている。それを最も美しく表したのが中盤のキャバレーのステージ・シーンではないだろうか。彼はドラァグクイーンの格好でエディット・ピアフの『群衆』を熱唱するのだ。その姿は正に圧巻だった。

 そして、忘れてならないのは犬たちの活躍である。多種多様な犬が出てきて、時に愛らしく、時に獰猛に暴れまくり、文字通り八面六臂の活躍を見せている。

 欲を言えば、ダグラスの聞き役となるエヴリンにも、もう少しドラマがあっても良かったか…。彼女にも複雑な家庭事情があるのだが、こちらは割とアッサリとしか処理されておらず、どうにも食い足りなかった。もっとも、この淡泊さがベッソンらしいと言えるのかもしれないが…。

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ありの

3.5再分配してるだけ

2024年3月14日
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悲しい

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ミカ

3.0不遇な人生

2024年3月14日
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としか思えないですが、犬が自分の意思を理解して、助けてくれることで、唯一救われていたのですね。最後はステージも生き甲斐になってましたが。一概に悲しいと言ってはいけないのでしょうか。

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ごっとん

4.5奇想天外な物語だけど、妙にリアリティを感じる作品

2024年3月14日
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一言で表すなら、非常に衝撃的な映画でした。子供時代に父親からのDVを受け、犬小屋に閉じ込められた主人公のダグラスが、犬と意思疎通が出来るようになり、大人になってからも犬とともに暮らす。ここだけ切り取れば単純なお涙頂戴の心温まるお話ということになりますが、本作はだいぶん違いました。

ダグラスの命令でギャングを襲ったり、大富豪の家から宝石を盗んだり、昔苛められた兄に天誅を加えたりと、万能の動きを見せる犬たち。普通ならこんなバカな話あるか、と思うところですが、ダグラスの生い立ちや、父親に銃撃されたことをきっかけに脊髄が損傷し、車椅子生活を余儀なくされてしまったこと、そして職に就こうにも中々上手く行かない境遇などを見せられると、徐々にダグラスに対して感情移入していくようになり、不思議と万能な犬たちの存在を虚構だとは思わない、というか思いたくないようになっていき、やがてリアリティすら感じるようになってしまいました。この辺の創りは、見事だったと思います。

また、警察に捕まり、彼を男女どちらとして扱うべきかを判断するために派遣された女医のエヴリンとの会話を通じて、自らの半生を振り返るという形式になっていましたが、夫のDVに悩まされた彼女の境遇を察知し、彼女に対しては実に真摯に向き合うダグラスの姿も、感情移入を深める材料になっていたように思います。

あと感じたところと言えば、チラシの写真のダグラスは女装していて、これはようやく見つけたキャバレーのステージで唄う仕事の時の姿な訳ですが、かの「ジョーカー」のチラシと雰囲気的に似ており、恐らくは意識してこうしたデザインにしたものと思われます。「規格外のダークヒーロー爆誕」なんていう宣伝文句も、まさに「ジョーカー」と軌を一にするものですが、内容的にも社会から疎外された主人公が、一矢報いてやろうという展開であり、その点2作品の方向性は同様だったと言って良いかと思います。

ただ「ジョーカー」との相違もあって、ホアキン・フェニックス演じたアーサーには、本作の犬たちに該当する伴侶がおらず、またコメディアンとして有名になりたいと思っていたのに挫折してしまったアーサーとは対照的に、ダグラスはキャバレーの舞台で人気を博す。その辺りは、「ジョーカー」に比べると心温まる物語と言えなくもないかなと思ったりもしたところです。

ただ、DVの父親や兄、そしてダグラス自身も神=”GOD”を強く意識しており、また題名の”DOGMAN”も、”GODMAN”のアナグラムになっているなど、キリスト教的な趣向がまぶされており、この点キリスト教的基礎知識というか、世界観を殆ど知らない私にとっては、ちょっと理解しにくい部分もありました。まあこれは仕方ないところと諦めるしかありません・・・

そんな訳で本作の評価は★4.5とします。

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鶏

1.0リュック・ベッソンの「犬ファンタジー」にがっかり。

2024年3月14日
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idweb

4.0イッヌだらけの

2024年3月13日
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泣ける

興奮

知的

空前絶後の!犬を愛し、犬に愛された人生。ここでの犬はめっちゃ賢いし(寧ろ人間同然、いや人によってはそれ以上かも)、犬好きには堪らない理想のdogLifeとなっておりやす。
そーんなサンシャイン池崎と私は猫が好き。
ダグラスは生きた証をウィットに富んだ会話で、魂の通じる誰かに遺したかったのでしょう。生きていてほしかったけれど。最後の十字架の影と重なるところに犬が集まるのがとても印象的だった。エンドロールでうっすら涙が。歌も効果的でしたね

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印刷局員

3.5ファンタジックなジョーカー

2024年3月13日
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犬がいっぱい登場するのに暗くて悲しげな予告と、リュック・ベッソン監督だというので観に行きました。

犯罪を行うに至る主人公の苛酷な人生は「ジョーカー」のようでしたが、慕ってくれる大勢の犬たちや心優しき職場の同僚のドラァグクィーン達というプラス材料もあり、あのラストはハッピーエンドなんじゃないかな、と思いました。
犬たちが賢すぎてファンタジー要素が大きく、児童・動物虐待や身体障がい者差別の問題を描きつつも娯楽色が強かったので、それほど暗い気分にはなりませんでした。
エヴリンのご家族は、きっと頼もしいボディガードをお迎えしたんでしょうね!

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かつのじょう

5.0不運なアーティスト

2024年3月13日
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Qoo

4.5【自分の持ち合わせる語彙では説明出来ない、大作。】

2024年3月13日
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興奮

知的

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芥

3.5主役の演技が光る!

2024年3月13日
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リュック・ベッソン監督作品という事で期待して鑑賞。
主人公は犬小屋の中で犬と寝食を共にして少年期を過ごす。
その為に主人公は犬達と意思疎通が出来るようになり、犬達は主人公の思いが理解出来て主人公の言葉も理解出来るようになる。
全く筋書きが読めない展開だが、ちょっとエンディングが疑問。

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デコ山

3.5ホームアローン with DOG

2024年3月13日
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『スリービルボード』『二トラム』につづき、
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズが
とても素晴らしかった。
絶対いつかオスカー獲ると思う。
てか獲ってほしい。

ストーリーとしては
最初の方は良かったのだけど、
途中から何見せたいんだか分からなくなってきて、
スリラーなのかアクションなのか。
本筋がぶれてしまったのが気に食わなかった。

ちゃんと彼と彼の人生を追って欲しかった。
なんかめちゃくちゃもったいなく感じた。

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JYARI

3.5想像以上に

2024年3月13日
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良かった
心に染みる。

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ゴルフバカ

4.0犬は演技?

2024年3月13日
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ぷぷぷ

3.0イルカマンになりたかった

2024年3月13日
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リュック・ベッソンといえぱグレート・ブルーをビデオレンタルした中学生依頼かも。
好きな映画はグレート・ブルーと言っとけば、なんかカッコいい気がしてました。
でもそれ以来だもんなぁ。
全然好きじゃないじゃん!
でも感動はしたんですよ、あの頃のイメージを壊したくなくて、観られなかったのかも。
純粋な野生の魂のまま、生きていく事は出来ないんだな~と、ひとつ大人になったあの頃。
純粋な野生の魂のまま生き続けるなら、異形の人となって闘い続けるしかないのだなと、またひとつ若くなってしまった。
そんなドッグマンの姿が、頼もしかったり、せつなかったり。

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こうた

5.0

2024年3月13日
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に育てられた男
ではなく
犬として育った男の物語

だが、主人公がどうのこうのではなく
現在の世に生きている全ての人間が実は
犬として生きているんじゃねぇのか?

と思う内容だった。

ある男は組織の犬
ある男は金の犬
そして彼の男は神の忠実なる僕としての男

皆DOGでありGODの存在の上ではDOGである。



だから

DOG IN THE NAME OF GODだったんだなぁ。と

鑑賞後振り返れた笑

僕はフィフスエレメントやルーシーが好きだけど

本作も好きにラインナップ!

最後のコメントとして

クリストファーもリュックも、良いタイミングで

我々に気付きの機会を与えてくれた。

我々はいつまで孫のお父さんを続けるんだい?w

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tomokuni0714

3.0まあまあだ

2024年3月13日
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吉泉知彦

3.5久し振りのリュック・ベッソン監督

2024年3月13日
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変な映画ではあります。けど目が離せない。
子供の頃から多数の犬と共に過ごした男の狂気と孤独。
精神科医との会話の中で、淡々と語られる壮絶な人生。
あるシーンは「ランボー ラスト・ブラッド」を彷彿としてた。圧巻。このシークエンスだけでも観る価値がある。
リュック・ベッソン監督のスゴさを感じた。

けど、ダークヒーローでは、決して、ない。
「マダム・ウェブ」もだか、日本の宣伝担当は作品を観てるのだろうか?

#DOGMAN
#ドッグマン
#リュックベッソン

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naichin

4.0自分の異常

2024年3月13日
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この映画を見て
"愛と正義に根ざす強さと優しさ"
を感じている。

人間社会やその中のルールを外れ
それらを超えた万物の掟
そんなモノを感じ、共感する。

自分は法は犯さないが、
異常の範疇に片足を踏み入れている
かもしれない。

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xa