劇場公開日 2024年3月8日

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「この映画の制作にあたり危害を受けた動物はいません」DOGMAN ドッグマン ジョンスペさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0この映画の制作にあたり危害を受けた動物はいません

2024年3月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

なんと四半世紀以上も前のフィフス・エレメント以来の鑑賞となるリュック・ベッソン監督作。毒親のせいで不条理な生き方を余儀なくされた主人公ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの多頭飼育のイヌちゃんとの人生譚で、ベッソンらしからぬヘビーさのある本作でおもしろくは観れたのだが、主人公の悲惨さと社会的不条理の関連が希薄なため、心に刺さってくるものがさほどない。

全体に表層的ではあるけど、脚の不自由なドラァグクイーンを演じるケイレブや、先日観た落下の解剖学同様、どーやって指導してんの?なパルムドッグ賞級のイヌ演技はみごとで、主人公に忠実な姿にちょっぴりうるる。そーいや昔は野良犬がそこらに普通にいたし、仔犬を拾って育ててるなんて当たり前だったなとノスタルジー。

ジョンスペ
トミーさんのコメント
2024年3月23日

共感&コメントありがとうございます。
日本にも有るんでしょうね、ドッグシェルター。民間でないのは有るんでしょうか? ドッグマン王国崩壊でニュージャージーは野犬だらけ?

トミー
トミーさんのコメント
2024年3月22日

今、ユーチューブには捨犬保護の動画が満載、すぐ病院に連れて行き風呂に入れてやる。ドッグマンさんちの野良犬感が全然ないですね、人間の身勝手で可哀そうだとは思いますが。

トミー