劇場公開日 2024年3月8日

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「ベッソン」DOGMAN ドッグマン うんこたれぞうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ベッソン

2024年3月10日
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鑑賞方法:映画館

映画を長年観ていると誰もが嫌い(または苦手)な作品が、あることでしょう

自分にとって、その筆頭がリュック・ベッソンの「レオン」なのです(正確には完全版の方)

「レオン」は当時レンタルビデオで観たはずで、その時はオモシロイじゃんくらいの感想だったのですよ(あと、ゲイリー・オールドマンの怪演ね)

その何年か後に完全版が上映されると、当時20代の自分は職場の同僚だった女の子と渋谷に観に行きましたよ(ジャン・レノ人気だったしね)

何か、途中から「えっ⁉」の連続

「こんな話だっけ⁉」

観終わったあと、食事しながら「こんな話だっけ⁉」「確かに、私が観たレオンと印象が違う⁉」と二人ともビミョーな空気に

そう、一言でキモいんですよ!

ナタリー・ポートマンはまだ無名の子供だし、ジャン・レノは渋いけどオッサンですよ

日本はジャニーズ以降、イケメン俳優ばかりで、ジャン・レノみたいな渋めの俳優が少ないんですけど、ムリクリ例えるなら、子役時代の芦田愛菜がリリー・フランキー(もしくは昭和の藤竜也 ワカルカナ~⁉)と「レオン完全版」やっていると思っていただければ…(要は生々しいんデスヨ)

それからは、リュック・ベッソンは自分の中ではナシ!の監督になっちまったと…

ベッソンが「WASABI」を制作したとき、当時の国民的アイドル広末涼子を起用したのはいいのだが、それからの広末は奇行が目立ち、プッツン女優の仲間入りと(で、皆さんご存知、現在の広末に至ると…)

たまに、「レオン」が自分のベストムービーですと聞くと、決して否定はしませんが、「どこが⁉」「ああいう話はOK⁉」「マジデ泣けるの⁉」とシツコク聞く傾向が🎵ワルギハナイ

だから、今だに「フィフス・エレメント」「ジャンヌ・ダルク」「TAXi」は未見

「マラビータ」はデ・ニーロとミッシェル・ファイファーが出ていたので観た(内容、全然覚えていない)し、前作の「アナANA」は「ニキータ」みたいと思ったので映画館で鑑賞(結構オモシロカッタ!)

で、今作の「ドッグマン」(やっと本題に)

ポスター写真を見て、「ニキータ」「ルーシー」「アナANA」みたいなベッソンお得意の「女殺し屋」みたいな話かと思っていたら、全然違〜う

荒唐無稽な漫画みたいな設定で、途中までは「何だコレ⁉」と思っていたのだが、これはベッソン版「ジョーカー」みたいなDCコミックのダークヒーロー物だと理解すると納得デキタ

しか~し、面白くない⤵️(あくまで個人的なクソ意見デスヨ~)

主人公が「スリー・ビルボード」でサム・ロックウェルにボコボコにされて入院する可哀想なヤツや、「ニトラム」でサイコ野郎をやっていた俳優、今回ドラァグクイーン役なのだが、両足義足設定なので激しいアクションができないのデスヨ

その代わり犬が活躍するんだけど、犬映画なのに肝心の犬があまり可愛くない⤵️(あくまで個人のクソ意見デスヨ~)

ベッソンさんよー、いっぱい犬出せばいいってものでも…(以下自粛)

と、今作のベッソン映画はザンネンながら好みではなかったのですが、いろんなことも含めて誰かとア~ダコ~ダ語りたい映画となっておりますので、皆さん安心シテクダサイ!オモシロイですから!オワリ!

うんこたれぞう