身代わり忠臣蔵のレビュー・感想・評価
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喧嘩両成敗、どちらに軍配をあげますか?
一世一代の大芝居、笑えてこらえて吉良上野介のムロさん、とても面白かった。
又、大石内蔵助との駆け引きは夢にも思わない展開、貯蔵技術の最先端を爆進、笑いこけてしまいました。
ムロツヨシさん、これからも期待してます!
コメディー忠臣蔵 in ムロ劇場
時代劇とか歴史が好きな人でなくても聞いたことはあるであろう「忠臣蔵」。
その際、悪役として描かれる吉良上野介に弟がいて、身代わりになっていた、
といったストーリー。
概ね「忠臣蔵」のストーリーに沿い、吉良からいじめられた、
赤穂藩主の浅野内匠頭が「松の廊下」で切りかかって切腹とか、
赤穂藩主の部下たちが収まりつかず討ち入りに入るというところは
ぶれていない。
ところが、「松の廊下」で切られた吉良が瀕死の重傷、逃げようと背を向け、
死んだとなれば武士の恥、と吉良家家臣が吉良の弟を身代わりに・・・
というのが本作品。
最後の展開はなんとなく読めちゃいましたけど、
なかなかうまく話をくっつけたものです笑
吉良の兄弟を一人二役で演じたのがムロツヨシさん、いつも通り面白い笑
でも弟があんなにいいやつだなんてな。
そのまま殿様として吉良家を存続させていたらいいのに。
吉良の部下を演じた林遣都さん、あのような役も演じるのですね。
ムロさんとのやり取り、かなりウケました。
主君の仇討ちをした赤穂藩士の大石内蔵助は瑛太さん、
優しい上司を演じていました。
でも、ラグビーシーンはちょっと余計でした笑
ムロツヨシ版忠臣蔵
春奈さんの 胸はだけに キューーーン。
林遣都、ムロツヨシ、永山瑛太
三人の演技に拍手です。
3人ともどんな役でも演じきれますね。素晴らしい役者さんたちです。とはいえ、ムロツヨシさんあっての映画でしょうか。予告では違和感ありありのムロツヨシさんの台詞が、今回はさほど(0ではなかったが)気になりませんでした。
知るとはなしに、なぜかかなり細部まで知っている赤穂浪士ですが、今回も楽しませていただきました。人情噺はやはり好きです。役者の皆様に感謝です。
最初に、こんな犬が江戸時代にいたのかなあ、とか、うちわが印刷ものでみんなが同じものを持っていたりとか、最初の富士山の形が噴火後の形だったりとか、いろいろ違和感があったりしましたが、そんな映画なんだろうなあと思いつつ見ました。でも、それを逆手にとってのトンデモ噺(ほめてます)で楽しむことができました。
赤穂浪士の話はなぜかよく知っているのですが、吉良上野介はじめ、実際はどんな人物で、どんな経緯だったのか、ちょっと調べてみたくなりました。
わずか三百年前のことですが、家の名誉のために自分の命をかけて相手を殺したり、殺した証拠が首を斬って持ってくることだったり、自分で腹をかっさばくのが名誉なことだったり、と、今の私にとっては信じられないことだらけです。今も地球のどこかで、自分達のやっていることこそが正しいことだと信じている人たちはたくさんいることでしょう。
〈全く別件で〉
トイレにおしゃれな(?)張り紙が!
映画館で聞いたところ、その劇場独自ではなく、配給の会社から配られたとのこと。それを決断した役員と実行に移した係の人にも拍手です!(「エクスペンダブルズ」に書けばいいのだけれど、見ていないので)
ふたりのムロさん忠臣蔵✨✨✨✨
新しい感覚のお笑い忠臣ムロ劇場
忠臣蔵を小さい頃からこよなく愛し10代の頃は歴史小説も読み漁った1人としてムロツヨシがこのストーリーをどう料理するのか楽しみに鑑賞した。
結論から言えば予想通りの結末。そりゃそうだ。これだけ歴代の忠臣蔵がある中で易々と結論は変えられない。まさかの大石内蔵助が生き続けたとは出来ないよね。でもそんな中でも、この映画はムロツヨシワールドによって全く違う忠臣蔵、いやはや忠臣ムロツヨシを見た感じがする。高校生の娘と見に行ったが大爆笑もあれば感動シーンもありあっという間の2時間だった。
ただ、長谷川一夫や鶴田浩二、市川雷蔵、松平健や田村正和のような忠臣蔵を期待するならやめといた方がよい。そもそも今回は吉良上野介にフューチャーされた作品で今までのような作品を歌舞伎とするなら、今作品はあくまで大衆向けの演芸作品。しかも上方漫才ではなくツービートを輩出したストリップ劇場のあった浅草フランス座の漫才のようなもの。常識を求めるならやめといたほうがよい。人によってはやりすぎと言われるだろうが、今作品は道徳作品では無くお笑いなのだ。予告編を見れば十分に伝わるのだから、それが不快なら、はなから見ない方が良い。
個人的には笑いあり人情あり感動ありの最高のムロツヨシ娯楽作品となった。他の登場人物もハマり役ばかりで楽しかったです。
花よりもなほ
わかりやすい人情時代劇
吉良上野介が
陰湿ないじめでブチ切れた赤穂藩藩主に切り付けられたため
いろいろあって、弟の孝証が兄に成りすまして
お家おとり潰しを阻止しようとした
そして、吉良上野介が切り付けられた傷で
本当に死んでしまうと
ここからしばらく孝証が身代わりにならないといけなくなってしまう
赤穂の大石内蔵助は
仇討をしないと部下を怒りが収まらないが
お家再興が叶わなくなったために
仇討を決行しないといけなくなり
本物の吉良上野介が死んでいるため
身代わりの孝証の首をとらなくてはいけなくなった
前半はコメディっぽいが
後半は人情時代劇要素がつよくなっているように思った
終盤で切った首をつかって
ラグビーっぽいことをするのは
面白いと思ったし
本物の吉良の死体を腐らないように塩漬けにしていたのが
討ち入りのときに見つかるシーンもよかった
キャスティング
予想のど真ん中にムロツヨシ劇場だった。
原作は歴史小説何でしょ知らんけど。
まあ日本人なら忠臣蔵のストーリー知ってるしね、大逆転シナリオに進むもそう終わるのは知ってるしなー。
予算もコンプラやレーティングも有ってチープな臭いが消えないのは納得出来ますよ、一人二役の手作り感とか、絵のショボさはしゃあないか、でも許すぞ。
原作のチカラだろうけどシナリオ運びもサービス精神有ったんじゃないか。
何とか大衆向けコメディをスクリーンに乗せたのは評価しますよ。
てもやっぱムロツヨシ劇場で彼に全ベットな作品だなー。
ムロツヨシ有りきな一本じゃ無い?
例えばだけど、他の誰なら見たい?誰なら見に行ってた??シナリオまんまで。
うーん、俺はマキタスポーツか、思い切って女性キャストでも良いなー、
安藤サクラとか面白くね
痛快ムロツヨシ劇場!
原作の同名小説は未読ながら、ムロツヨシさんが大好きなので、予告を観たときからずっと楽しみにしていた本作。期待どおり笑わせてもらい、さらには泣かせてもらい、とても楽しい作品でした。
ストーリーは、勅使饗応の指南を請う赤穂藩主・浅野内匠頭を陰湿にいじめたことで斬りかかられ、逃げ傷を負った吉良上野介が瀕死となり、その恥を責められお家取り潰しになることを恐れた家臣・齋藤が一計を案じ、上野介にそっくりな弟・孝証を身代わりに仕立てて難局を乗り切ろうとしたことから起こる騒動を描くというもの。
日本人なら誰もが知る「忠臣蔵」に“身代わり”というフィクションを加えて、史実との整合性を保ちつつ、コメディ全開で描いているところがおもしろいです。しかも主演のムロツヨシさんが、性格が正反対の上野介と孝証の二役を演じ分け、時には同じ画面に収まってみせ、冒頭からガッツリ笑わせてくれます。
また、孝証が身代わりとなることを単におもしろおかしいギミックとしているだけではなく、吉良の善政、大石内蔵助との友情、家臣や領民との絆につなげ、ろくでなしの生臭坊主だった孝証が人のまごころに触れて変容するさまを描くというストーリーラインに生かしています。終盤、一連の騒動にけりをつけるために下す孝証の決断が熱いです。
前半はしっかり笑わされ、後半は何度も泣かされ、しかも幕引きの後味もよき。かなりふざけて描いている部分も多いですが、そんなのは想定内なので全く気になりません。ムロツヨシさんの魅力がしっかり詰まった、まさにムロツヨシさんによるムロツヨシファンのための作品であり、彼のファンなら文句なく楽しめると思います。
久しぶりに「忠臣蔵」に触れて、泉岳寺や花岳寺にまた行ってみたくなりました。ちなみに浅野家と吉良家の菩提寺がともに花岳寺という同じ名前なのは、何か理由があるのでしょうか。そういえば、地元愛知県西尾市吉良町あたりでは、吉良の殿様は領民から慕われる名君として扱われており、そのあたりも本作で回収された気がして、あながちフィクションではないのではと思わせる展開もなかなかであると感じます。とはいえ、名君説は資料の裏づけがなく、史実とは言い難いようではありますが…。
主演はムロツヨシさんで、本作はもはや彼の独壇場です。脇を固めるのは、永山瑛太さん、川口春奈さん、林遣都さん、北村一輝さん、柄本明さんら。北村一輝さんの使い捨て感や柄本明さんのフィクサー感も見どころの一つです。
ムロツヨシはオモシロイ
吉良上野介と身代わり四男孝証の二人を演じたムロツヨシはオモシロイです。なんだかどんな映画、ドラマもこの感じに演じるんじゃないんかと思ってしまう。
忠臣蔵をあんまり知らないでも史実が分かりやすく、もっと幕末くらいに思っていた自分の江戸時代を認識させられた。
キレイにまとめて史実を変えず身代わりを作ったけど、今やるのに意味ある?インパクト不足。12月にやらない(入れなかった?)時期ハズレ感じ一杯で売る為のプロデュースやらないで良い映画にもなれない。
面白かったけど仏さんの首を蹴るのはさすがに不謹慎では?
江戸時代は家督を継ぐのは長男で、次男以下は寺へ入れられたりしていたというのは聞くけれど、家を出されたけれど寺の修行も抜け出してしまうろくでなしが、武士の社会なんかよりずっと人間味のある立派な人だったっていう、コメディで立ちションしたり花魁を買ったり下品なところも多いわりに、なかなかいい話だと思いました。
赤穂の主張は筋が通っている、兄が悪い、だけど幕府は幕府の沙汰に不服があるというのが威光に傷がつくと思っていて、不当な結果がまかり通っていて、それがどうにも許せない。
ろくでなしだと思われていた主人公が、身代わりとして自分が討ち取られて死ぬために大石に協力して、自分を殺しにくる討ち入りの支度金まで用意する。
えらいことです。
ただ、討ち取られた後の首を奪い合う場面で、いくらなんでも仏さんの首をボール代わりにラグビーして、しかも首を蹴ってパスしたりなんていうんだから不謹慎だと感じました。
実際に主君の首を取り返したい家臣と、仇の首を墓前に供えて仇討ちを報告したい赤穂浪士と、入り乱れての激しい首の争奪戦では、首も揉みくちゃでまともな扱いをされないだろうことはわかりますが、だからといってフィクションでどうにでも脚色できるのに、あえて首を蹴っ飛ばす神経は理解できませんでした。
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