「取り上げられているテーマは面白い。編集がちょっと」夢みる校長先生 まきさんの映画レビュー(感想・評価)
取り上げられているテーマは面白い。編集がちょっと
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校長アベンジャーズは見応えがあった。
ここで挙げられている校長先生たちはおそらく現場では異端な存在。でも「責任はとる。正しいと思うことをする」のいう信念のもと動いている。
そんな姿に心揺さぶられるものがあった。
アベンジャーズたちからの投げかけられた「今のままの今日行くでいいのか?」という問いに対する答えは映画を観た人が自由に判断できる余白のある編集にしてほしいとおもった。
時々、インタビュアー(監督?)の誘導尋問のような声がかぶって、私はそこで「あー、監督のこういう流れのドキュメンタリーにしたいんだなー」というのをところどころ感じてしまい、インタビューにこたえている人ではなく、制作側の意図の方が前面に出てきて、押し付けられてる感じちょっと冷めた。
この映画の伝えたいと思われることにおおむね賛成です。だからこそ、押し付けられると、観る人によっては引かれてしまうのかな。もったいないなと感じた。
インタビュー中のポップな背景もちょっと邪魔かな。
黒板に「校則ゼロ」とだけ書いてある教室のシンプルな背景の方が話が入ってきやすかった。
あと、校長先生をぎゅーって抱きしめてる手のアップ。
こんなことを、指摘するのがくだらないとは分かっていますが、誤解を受ける場面だと思います。
抱きしめている児童の表情も見えないので私はなんかいいシーンには思えませんでした。
ただ、あの強く抱きしめる手が校長先生への信頼の強さを伝えたいシーンだということは理解しています。
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