「子猫を呼ぶ母猫の声は日本でもパリでも同じだ!というのが発見。野良の...」ルー、パリで生まれた猫 ルリ姉御さんの映画レビュー(感想・評価)
子猫を呼ぶ母猫の声は日本でもパリでも同じだ!というのが発見。野良の...
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子猫を呼ぶ母猫の声は日本でもパリでも同じだ!というのが発見。野良の母猫が不慮の事故で死んでしまうが、その描き方もさらっとしていて「そういうこともあるよね。自然の摂理だ」と思ってしまう。
難しいことを考える人は考えて突っ込みを入れているようですが、登場人物も最小限、無理な展開もなく、久しぶりに「これがフランス映画だよね」と思った。
子猫時代のかわいらしさには、劇場でみていたみんなが笑い、最後のほうはすすり泣きさえ聞こえるいい映画だったと思います。私が年をとったせいかもしれませんが、実生活だってえ、ウソ!と思えることもいっぱいあるじゃないですか。
中学生くらいの子供にも見せたいし、うちの親にも見せたいと思いました。人物に悪い意思の人がいないし、言葉は乱暴でも天使のようなマドレーヌがとても好きです。少女の命を救うために野生の動物を射殺してしまうシーンがありますが「なんてことをさせてくれるんだ」というセリフもよかった。全部の台詞がよく考えてあり、矛盾がありません。エンドロールでは、映画が環境に配慮していること、日本では・・・という見解もきちんと載せてあり、安心してみんなが見られる映画です。
登場した人物も、動物も、みんな幸せに生きてほしいと思いました。
もう一回見たいね。
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